台風は関西方面に上陸、ダッシュで駆け抜けていきましたが、「危険な強さの台風」は、離れた関東にも影響が出てきました。
午後から鉄道(主にJR)が止まりだし、帰宅時間の頃には、私鉄にも少しずつ運休が出てきました。
神田の会社で、
東西線利用のSさんは
「もう帰れません」
(別の駅からバスで?)
千葉の内陸部にお住まいのTさん
「外房・内房線は止まったみたいですけど、成田線は大丈夫?」
と聞くと
「あ、ヤツラは年寄りなので、すぐ止まりますけど、ウチは大丈夫デス!」
そんな会話をして、早めに引き上げました。
と、帰りの西武線。
ダイヤは通常通りでしたけれど、途中の駅で、発車間際に
「ただいま、お客様のお荷物がドアに引き込まれて、救助活動を行っております」
と、アナウンスが流れました。
「救助活動」とのことでしたので、最初は乗客が引き込まれたのかと思ったのですけれど、その後のアナウンスは、当初と同じ内容で繰り返されました。
結局、10分ほど余分に停車時間がかかり、運転は続けられたのですが、運転遅延の説明が
「乗客の荷物の救助」
と、繰り返されるたびに
「荷物なら、撤去もしくは排出では?」
と思ったワタシ。
でも、家に帰って、ニュースで関西方面の様子を見ると、大変なことになっていて、世の中が「台風厳戒モード」の中では、「荷物の救助」も致し方ないかとも思い直したのでした。