〈アウターゾーン〉
今年の8月は満月が2回あった。
31日はその2回目だった。
2回目はブルームーンとも呼ぶそうだ。
雲一つなく、きれいなブルームーンを、家族と一緒に眺めた。
ビールを飲みながら。
その昔「ブルームーン」という馬がいた。
ロマンチックな馬名だ。
1975年の「中山記念」
①ヒカルジンデン→②ブルームーンという馬券だった。
大した配当ではなかったが、なぜか印象に残っている。
南国の友人は、当日は雲で見えず、朝のホワイトムーンを見たそうな。
ちょうど昨日の日の出の頃。
真西の空にホワイトムーン。
「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」
柿本人麻呂(万葉集)
友人が見たのは、そんな情景だったろうか。
この歌はかなり深いと教わった。
最近は、教わった以上に深い気がする。
単なる情景描写ではない。
今の社会情勢への警告も見える。
政治家はブルームーンが見えたのだろうか。
なお、タイトルの句はフィクションである。
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今年の8月は満月が2回あった。
31日はその2回目だった。
2回目はブルームーンとも呼ぶそうだ。
雲一つなく、きれいなブルームーンを、家族と一緒に眺めた。
ビールを飲みながら。
その昔「ブルームーン」という馬がいた。
ロマンチックな馬名だ。
1975年の「中山記念」
①ヒカルジンデン→②ブルームーンという馬券だった。
大した配当ではなかったが、なぜか印象に残っている。
南国の友人は、当日は雲で見えず、朝のホワイトムーンを見たそうな。
ちょうど昨日の日の出の頃。
真西の空にホワイトムーン。
「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」
柿本人麻呂(万葉集)
友人が見たのは、そんな情景だったろうか。
この歌はかなり深いと教わった。
最近は、教わった以上に深い気がする。
単なる情景描写ではない。
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政治家はブルームーンが見えたのだろうか。
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