元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

ゲイリー・ムーア

2005年12月16日 | 勝手にランキング
本日のBGM
ドリーム・タイド、ファイヤーウインド、
ハロウィン、ブラックモアズ・ナイト

あらゆる音楽を吸収し、完璧に様々なスタイルを
表現できている探究心溢れる泣きギタリストです。
ボーカリストとしても、ギタリストとしても最高峰
で、ヘヴィメタルからジャズやブルースまで何でも
ごいざれです。どのジャンルを演奏しても、ゲイリー
と分かるスタイルなのに、ワンパターンの演奏では
無く曲に合わせ幅の広いテクニックを使分けています。
特にブルースタイプの演奏では、ギターが大号泣の
泣きまくりです。深く図太い演奏は、喪黒福三のドーン!
みたいに衝撃を与えられます。

■1位  ワイルド・フロンティアー

■2位  アフター・アワーズ

■3位  アフター・ザ・ウォー

■4位  スティル・ゴッド・ザ・ブルース

■5位  炎の舞

イングヴェイ・マルムスティーンの名(迷)言

2005年12月16日 | 魂のギタリスト聖典
◆ 1990 ~ 1994・・・ ◆
俺はすごく保守的な人間なんだ。音楽の趣味はもちろん、楽器に関してもね、だから、未だに本当に好きで聴いているアルバムは、ディープ・パープルとジミ・ヘンドリックスくらいで、新しいバンドなんてほとんど聴いた事がない。それ以外で聴いているアルバムといったらパガニーニかバッハだからね。俺は昔からあるものが、とにかく好きなんだ。

自分としては何も変わっていないとは思うんだけど、やっぱり年齢を重ねていく毎にブルース系のモノに魅かれる傾向が強くなっているかもしれない。その辺が唯一変化したところだろうね。俺が思うに、ブルースってとても危険な音楽なんじゃないかな。もちろん、それぞれのプレイヤーが独自のフィーリングを加えているとしても、基本的なコード進行は同じだからね。そこへいくとクラシックのスゴイところは複雑で難解、しかもそれぞれの曲が十分に練り上げられた上で構築されているんだ。ブルースでは考えられないような持ち味があるからこそ、俺はクラシックに傾倒しているんだと思う。もしかしたら10年後には、今とはかなり違うスタイルでプレイしているかも知れないけど、ここ何年かで俺のスタイルがガラリと変わる事はないと思うよ。俺自身、変える必要性も感じていないしね。

俺の場合、その時その時のフィーリングが優先するからね。同じショウは演ろうと思ってもできない。用意周到・・・何もかもが分かっているなんてライヴは御免だね。ステージの上では俺自身も楽しまなきゃ。でなければリスナーには伝わらないよ。俺はギターさえあれば良いんだ。そういう人間だし、今までもそうして来た。

確かに語学力がなかった時期もあったけど、人にケムたがられていた最大の原因は、今みたいにナイスな性格じゃなかった事かな。(笑)

アルバムが900万枚売れているバンドでも、まともに楽器をプレイできないんだろ?悪く言うつもりはないけど、ジミ・ヘンドリックスやディープ・パープルで育った俺には、信じられないものが多すぎる。ほとんどが冗談じゃないって感じがしない?流行ものの音楽なんて、マクドナルド・シンドローム(症候群)だよ。(笑)

基本的にはヨーロッパもアメリカもない・・・音楽は世界共通の言語だって、俺は考えているんだ。

ディープ・パープルはシングル・コイルのストラトで演らなきゃ!これは絶対だよ。

◆ 1987 ~ 1990 ◆
[交通事故について・・・] : 大変な事故だった。なにしろ何も憶えていないんだからね。木に真っ正面から激突しちゃったんだ。約1ヶ月も病院に入って右手がマヒしてしまった時には、本当にもうダメだと思ったよ。さすがにね・・・

俺をコピーしてくれるのは、とても光栄な事だね。ただ、コピーしたらコピーしたでそれをはっきり認めて欲しいんだ。完全にコピーしておいて、「イングヴェイ・マルムスティーン?一体その変な名前のヤツは誰だい?」なんて言って欲しくないよね。彼等のやっている事は、プラモデルやジグソー・パズルと同じで、キットなんだ。番号順に組み上げればいいだけ。36番バンパー、37番ボンネット、38番右前フェンダー・・・これじゃ音楽を創る楽しみがないと思うんだけどね。

少なくとも今の俺のメイン・ワークは、あくまで『作曲』なのさ。俺は常に作曲で苦労して、努力している。ギター・プレイっていうのは、その作曲作業のほんの一部にしか過ぎない。今の俺はギタリストとしてより『ソングライター』として高く評価される方が嬉しい。

俺はテクニック派のギタリストじゃなくて『フィーリング派』のミュージシャンなのさ。出来れば俺のファンであるキッズには、単に俺のテクニックやフレーズを学ぶって事よりも、俺がパガニーニやバッハを聴いてそうしたように、俺のフィーリングをギター・プレイと楽曲から吸収して、彼等自身の中から彼等独自のオリジナルなモノをクリエイトするように努力して欲しいんだ。単にパガニーニや俺からテクニックと音楽知識を吸収しているだけ・・・、そして、それらの練習、練習を繰り返すだけじゃ何も進歩しないよ!(笑)

バンドに加入する事が絶対にない、とは言い切れない・・・。そういう時がくればそうする事もあるかも知れない・・・。でも今の俺は、ソングライターとして、ギタリストとして世の中の人々に認めてもらおうと一生懸命なんだ。それが一応成功し、もっと多くの人々にアピールしたくなったら・・・、100万人とか200万人とかのレベルではなく、本当に世界中の総ての人々に知ってもらいたくなったらバンドに入るよ。

「ブラック・スター」と「ファー・ビヨンド・ザ・サン」、俺が死ぬまでこの2曲はプレイするよ。
◆ 1984 ~ 1987 ◆
俺はジャズじゃなくて、クラシックからスピーディなプレイに限らず多くの事を学んでいるギタリストだよ。バッハとパガニーニこそが、俺のギターに最も影響を及ぼしてると思う。

一般のロック・ギタリストは、ほとんどペンタトニックだけでプレイしてる訳だよね。それで物凄くホットなプレイをするギタリストも中にはいるんだけど、俺はもっとスケールをフルに使って、1弦~6弦のありとあらゆるポジションを駆使したホットなプレイを演りたいのさ。

俺はトリッキーなプレイで勝負しているギタリストじゃない。本来のピッキングとフィンガリングによるプレイを大切にしたいんだ。つまりメロディ・ラインでね。もちろんテクニックは大事だと思うし、自分を表現する手段の1つだけど、いくらハイ・レベルになっても限界があると思うんだ。その点メロディには限界なんて関係ないから、シンプルなモノでもテクニックの優れているモノに勝るんだよね。俺はテクニックに縛られず、無限のメロディをプレイしたい。テクニックやトリックは重要だけど、それを意識し過ぎたり、重要視するのはおかしいよ。

早弾きっていうのは、チョーキングと同じように強力な音楽的表現の1つだとは思う。だけど、スピード自体は音楽じゃないから、物理的に俺より速く弾ける人が何人いたって少しも気にはならないよ。俺を早弾きギタリストの代表のように言う人が多い事は知っているけど、俺が意識しているのは『如何にメロディアスにプレイするか』って事だけなんだよ。決して速く弾こうとしているんじゃなくて、よりメロディアスに弾いているプレイが、たまたま速かったって場合もあるって事さ。メロディアスではなく、ただ単に速いというだけのスピードなんてクソだよ。俺にとって大切なのは『常にメロディアスである』って事なんだ。

大抵のメロディなら、どんな速さでもピッキング出来るけど、フィンガリングでレガートにプレイした方がベターな事も多いんだ。俺はどちらかと言うと、レガートに弾いてる方が多いんじゃないかな?メロディによってピックアップもチェンジするんだけど、フロントでは特にレガートなプレイになるね。反対にリアにするとピッキングでアタッキーにキメた方がベターだと思うし。

[アルカトラス脱退について・・・] : 気分的には非常にスッキリした。結果あのバンドでは、自分のやりたい事を自由にはできなかったからね。何かに付け、意見が衝突したよ。あくまで個人的推察を述べると、年齢の差があり過ぎたみたい。ジェネレイション・ギャップだね。

ミュージシャンであるか否かなんて以前に、より以上に俺の音楽をリスナーに楽しんで欲しいし、より以上に受け入れられるようになりたいのさ。でなきゃ音楽している意味なんてないだろ!?ミュージシャンである前に、エンターティナーとして上手く演りたいんだよ。

元々俺は、自分の弾方や弾いているプレイが従来のセオリーに合っているか否かなんて、全然気にしていなんだよ!単に自分の求めるモノ、または音楽シーンをクリエイトするようなモノだけを求めている訳で、その他との関わりはどうでもいいんだ。

■某サイトからコピーさせて頂きました。

更に凄い凄いイングヴェイの暴言節を読みたい方は、こちらをどうぞ。
http://www.st.rim.or.jp/~r17953/impre/Other/IngGod.html

イングヴェイ・マルムスティーン

2005年12月16日 | 勝手にランキング
ロックギター界に速弾きというテクニックの
火種は60年代からあったけれど、大量の
ガソリンをかけて大火災を起こしたのは
イングヴェイです。当時シーンには沢山の
ギターヒーローがいたが、前代未聴の
驚きの超絶速弾きにロック・キッズが食いつき
一大速弾きブームが巻き起こりました。
80年代のメタルシーンは速弾きの時代と
言ってもいい程です。イングヴェイは自らの
音楽にシビアで、バンドメンバーの意見を介入
せず、全てはイングヴェイの頭の中を形にする
だけです。だから、イングヴェイは気に入らない
メンバーを次々と解雇し、レインボーのリッチー
以上の解雇っぷりです。アルバム毎やツアーの
度にメンバーが違ったりします。近年は笑い話
ネタにばかりされていて人気も低迷していますが、
僕はいまだに王者と認めています。

■1位  セブンス・サイン

■2位  ライヴ・イン・レニングラード

■3位  マグナム・オーパス

■4位  トリロジー

■5位  アンリーシュ・ザ・フューリー

ミスター・ビック

2005年12月16日 | 勝手にランキング
僕ら世代のハードロック好きは必聴している
バンドですね。高校時代のギターキッズは、
殆どがポール・ギルバートのファンでした。
またベース・キッズはビリー・シーンのファン
でした。アメリカでは1発屋ですが、日本では
男にも女にも超人気です。超人級のテクニカル
プレーのビリーとポール。安定したドラムの
パット。甘く切ないブルージーボイスのエリック
で、僕らは衝撃を受けました。ミスタービック
には超人技巧者が2人いるけれど、ほとんどの
曲では超絶プレーを押さえ、曲に必要な演奏を
しています。ビリーがタラスやデイブ・リー・ロス
バンドの頃みたいにやったり、ポールがレーサーX
の頃みたいに弾き倒していたら、ミスター・ビック
は表舞台に上がらなかったと思います。
センスのある良質な演奏で、楽曲の持ち味を
最大限に発揮していたからこそデビューから
解散までトップシーンを維持できていたと思います。
リッチー・コッツェンが加入してから興味が無く
なりました。近年のポール・ギルバートは度々日本の
TV番組にも出演し、レーサーX、ソロと勢力的な
活動で、ビリー・シーンもB’zのサポートや、
ナイアシン、ソロ、タラス、スティーヴ・ヴァイなど
多岐の音楽活動で嬉しいです。では、恒例のランキング。

■1位  ミスター・ビック

■2位  ライヴ・ミスター・ビック

■3位  バンプ・ア・ヘッド

■4位  リーン・イントゥ・イット

■5位  ロウ・ライク・スシⅢ

ラーメン・しゃべり場

2005年12月16日 | 店主の人生哲学
枕話が長くなりましたので、ここから本題
に入ります。

昨夜、寝かかりながらTVをつけたら、
9月に放送された「しゃべり場」が
再放送されていました。メンバーの中に強い
口調と、恐い顔で自論を言い他人を非難しまくる
久々江さんという女の子がいます。その子が
提案者だったので眠い目を擦りながら見る事に
しました。

提案は「人生は勝ってこそ意味がある」
というテーマでした。勝ち組になる為には、無謀な
夢は早く捨てて、現実的に実現可能な目標を早い
段階でみつけなさい。という提案でした。
 

それを聞いた時、僕は何か寂しい気分がしました。
僕の周囲には同年代で映画監督や、プロのバンドマン
を目指している人もいるし、僕だって夢はあります。
ましてや10代の頃なんて皆、無謀な夢を語って
いて自分がBIGな人間になると信じていたものです。
久々江さんの話を聞いているうちに、矛盾と
甘さを感じました。

 久々江さんは中学生の頃まで演歌
歌手を目指していたけれど、自分より上手い人が後万
といる世界で貧乏をしながら30歳を過ぎても結局
成れなかったら人生を無駄にした事になる。と、気付いて
演歌歌手の夢を捨てたらしい。


(僕は全然無駄だとは思わないし、一生涯風呂なしトイレ
なしの3畳のアパート暮らしだったとしても、大きな夢を
追う人生も幸せだと思う。)
 

久々江さんが中学のころ父が脱サラでラーメン屋を開業した
らしい。久々江さんは高校に通いながら、ラーメン屋の手
伝いをしていた。ある日、このまま高校→大学と行くのは
無駄で後悔するだけと思い、早く勝ち組になる為に高校を
中退し、家業に没頭する事にしたらしいです。久々江さんは
今19歳で4年家業を手伝っているらしいです。


(ここまでは感心な女の子に見えますが、彼女は根本が
僕とは真逆の人でした。)

久々江さんは来年、富山に自分のラーメン店を構える事が
決まっているらしいです。久々江さんは、その店を拠点に
富山内に数店舗をたて、東京の一等地にも支店を出す予定
らしい。そして、チェーン展開をし全国に店を広げ、カップ
ラーメンも出したいらしい。

(10代らしく夢が大きくていいと思ったけれど、久々江
さんは無謀な夢を捨てて現実的な目標と主張している割に
は無謀だと思います。久々江さんが本当は成りたかった
演歌歌手よりもその目標は容易だと思っているのだろうか?)

他の10代から「久々江さんがラーメン屋で絶対に勝ち組
になれるって、その自信は何?」と聞かれると、
「私は4年間毎日ラーメンを作って相当高度な技術を持っとると。
それに他のラーメン屋で私ほど勉強している人はおらんと。
どうやったら繁盛するのか、消費者がどういうラーメン食べ
たいのか全部分かっとると。だから絶対私は勝ち組になると。
分かった?」

(おそれいった・・・。自信過剰なほどの自信が無いと
踏み切れないのは事実ですが、計画や成功術が実現化する
方が少ないかもしれないです。久々江さんが成功者になった
ら当店のコンサルティングでもお願いしようかな(笑)
ここから先の久々江さんの発言で僕の顔から笑みが消えた。)

他の10代が「久々江さんは美味しいラーメンを作りたいとか、
お客さんに喜んでほしいよりも、他店に勝つことが重要なの?」
久々江さん「そんなの綺麗ごとやんね。商売なんだから
第一目標はお金儲けやん。お金を稼ぐ手段としてのラーメン屋
であって、別にラーメン屋が駄目になったら、うどん屋でも、
洋食屋でも何でもいいと。お金を儲けて店を大きく展開せな
いかんちゃけん、儲ける為には美味しくて喜ばれる店に
するとは当たり前やんね。お客さんの笑顔の為に店をする
とか、そんな事ばいいよる人は商売ばせんがよか。趣味やん。」

(グサ。グサ。グサ。ふ~。趣味か。久々江さんは完全に
ビジネス思考で来年から自分のお店をされるみたいです。
僕みたいに自分の理想の味を追い求めて、沢山の方に自分が
創作した物を食べて頂きたいって考えでは商売は成り立たな
いのかもしれません。そういえば、僕が昔働いていた店の
オーナーは「ラーメンは嫌いだから、自分の店以外では
食べん。」と言っていて、僕が「何で嫌いなラーメンの
店を開かれたんですか?」と聞くと「ビジネスに好き
嫌いは関係ないと。儲ける、儲けないが重要で、儲ける
のなら嫌いな分野でもせな」と聞き唖然としました。

久々江さんはラーメンが嫌いとは言っていないけれど、
結局うどん屋でも、洋食屋でも飲食屋なら何でもいい
って考えには賛同できません。が、儲けなかったら、
業務内容を変える店はあります。
ラーメン屋→食堂→喫茶店→居酒屋→閉店って店が
ありました。でも、BSE影響で焼肉屋から居酒屋や
焼き鳥屋などに業務変更した所は多いみたいです。


利益は重要ですが、利益を優先しすぎてお客を
見失って、今の耐震強度偽装建設問題や、偽造ラベル表示、
悪徳商法、過密ダイヤによる電車事故みたいになるのは
問題です。