元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

超絶妙技のギタリスト10人の巨匠

2005年12月21日 | 魂のギタリスト聖典
ギターが上手い=好き。とは違いますが、
好き嫌いでは無く、僕の判断で凄すぎる
10人の神業ギタリストを紹介いたします。
ジミ・ヘンドリクスやジミー・ペイジや
リッチー・ブラックモアやエリック・クラプトン
も大好きですが、
今回は僕の好き嫌いとは違い、凄技の
判断基準でジャンルの枠も度外視して選出
してみます。

■アラン・ホールズワーズ
ロック→プログレ→ジャズ→フュージョン
と様々なジャンルに転向しながらキャリアを積み
今はアラン・ホールズワーズ・ワールドとも言える
独自のジャンルを生み出している。エレキギターの
奏法が発展途上で確立していなかった時代から、
次々と新たな奏法を持ち込んでいる。ピッキング
音を消していたアルバム(ちょっとアルバム名は
忘れました)では、???え?ギターは何処に
入ってるの?と思ってしまった。シンセサイザー
みたいな音色は、アラン曰くサックスを意識して
いるらしいです。

■エリック・ジョンソン
ギタリストから絶賛されているプロ好みのギタリスト
です。初代G3にも加入したものの、スティーヴ・ヴァイや
ジョーサトリアーニの速弾きや、ライトハンドや、
狂ったようなアームと、複雑なスケールや、エフェクターを
駆使した演奏に比べ、エリックはただ坦々と演奏をしていました。
音色もジョーとスティーヴの奇抜さに比べ、質素で乾いた
サウンドでした。それゆえ、ロックファンの間では
「エリック・ジョンソンは下手いから、G3には相応しく無い」
と言っている人もいたが、実は3人で一番上手いのはエロック
だと思う。ギターも最高だけど、エリックのボーカルも素晴らしい。
ボーカル兼ギターのテクニック部門では世界1位だと思う。

■スティーヴ・モーズ
現ディープ・パープルのギタリストです。ディープ・パープルでは
ロック・ギタリストとして演奏をしていますが、それは彼の一面
でしかありません。スティーヴ・モーズ・バンドでは
超絶技巧を必要以上にひけらかす事も無く、
紳士的なルックス同様にスマートに凄技を聴かせてくれます。
スティーヴが作った曲も素晴らしく、エレキギターのインスト
アルバムで飽きなかったのはスティーヴ・モーズが最初でした。
スティーヴ・モーズ・バンドのアルバムは全て持っていますが、
彼により僕が聞く音楽の幅も広がりました。僕がブルース、
カントリー、ジャズ、クラシック、フュージョンを聴くように
なったのは全てスティーヴ・モーズの影響です。

■スタンリー・ジョーダン
ギター界の曲芸師。ギターの概念を壊し、一人バンド的な
同時多重演奏をしている。押尾コータローの原型みたいな
ギタリストです。僕は楽曲に重きを置き、派手な演奏を控え
た時期しか知らないが、評論家によると演奏だけを聴くと
初期の方が凄いらしいです。いつか機会があれば、初期の
音源もチェックしてみたいです。

■ウリ・ジョン・ロート(ウルリッヒー・ロート)
元スコーピオンズ、エレクトリク・サンのギタリスト
です。僕は彼がスカイギター(とてつもない高音が
出る36フレットギターです。ちなみにストラト
キャスターが21フレットです)を弾き出してから
ファンになりました。エレクトリック・サンの頃も
愛聴していますが、前代未聴の驚異的高音(スライド
バーでこの高音を出している人はいますが、フレッド
では初です)と、とてつもないテクニック、そして
バイオリンに似た音色と、楽曲の素晴らしさに感動
しました。彼の仙人みたいな風貌もカリスマ性が
あって好きです。弟ジーノ・ロートも天才中の天才
です。マイケル・シェンカーとルドルフ・シェンカー
のギター兄弟と並ぶ、凄技ギター兄弟です。

■エディ・ヴァン・ヘイレン
エディを語るとき革命的タッピング、ライトハンドの
創始者として語られるが、凄いのはそれだけじゃ無い。
バッキングでもソロでも他のギタリストとは比にならぬ
ような超絶さを放っていた。ハードロックが低迷していた
時期に救世主の如くシーンに登場したヒーローだ。
ヴァン・ヘイレンはメンバー全員が凄いので是非聴いて
いただきたいです。

■スティーヴ・ヴァイ
ロック・ギター界で圧倒的な人気があるギタリストです。
デイブ・リー・ロス・バンドやアルカトラスに加入して
いた頃から、個性的で凄すぎる演奏をしていました。
ソロになってからは、奇人天才とも言える変体的な
人道を外れた狂人プレーを披露してくれました。
スティーヴ・ヴァイが皆に与えたインパクトは、
イングヴェイやジミ・ヘンドリクスと同等もしくは
それ以上の物があったと思います。

■ジョン・ウィリアムス
僕がクラッシックギターに興味を持ち出したのは、
FMのリサイタル番組で聴いたマヌエル・バルエコ
の演奏がきっかけでした。アンドレ・セゴビアや
バーデン・パウエルも大好きなクラシックギタリスト
です。クラシックギタリストは皆超絶な技術が
あるから選ぶのは難しいけれど、全く飽きない演奏
というまず、ジョン・ウィリアムスが浮かびます。

■ジュリアン・ブリームス
僕が好きなギタリストの村治佳織が一番好きな
クラシックギタリストです。村治の師匠、福田進一も
好きなギタリストというだけあり、繊細さと大胆さを
兼ね備えています。僕は福田進一の演奏を間近で聴いた
事があるけど「フン・フン」と鼻息が凄かったです。
ジュリアン・ブリームスも演奏しながら興奮すると、
顔が赤くなり、血管が浮き出て、頭から湯気が出てく
るらしいです。ベテランでも小手先で演奏せず、
一生懸命に一音一音を弾いている姿勢は尊敬できます。

■スーパー・ギター・トリオ
今のG3の原型みたいな、スーパーギタリストの集結
トリオの企画物です。アコースティック以外に楽器は無く
ジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ、
パコ・デ・ルシアという、ロックとジャズとスパニッシュ
の競演です。どの演奏が、どの人なのか把握せずに聞いて
いるけれど、アコースティックでの表現力の多様性と
可能性の限界を聴かせてくれます。従来のアコースティック
の枠で考えていると度肝を抜きます。


今日、ギターのゲージを数ヶ月ぶりに張り替えようと
思ったら、ゲージのスペアが無かったので、呉服町の
みきや楽器店に買いにいきました。店員さんが「ラーメン屋
さんでしょ?」と喋りかけてくれて、少しお喋りをすると
輸入盤の取り寄せが可能な事が分かったので、これから
度々利用したいと思う。みきや楽器店はユニークで
店頭で野菜を売っています。脱線したけれど、最近はギター
を弾いていなかったが、久々にやってみたくなりました。
このブログの更新が疎かになっていたら、多分ギターに熱中して
います。