元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

7月のBSーNHK2放送

2006年07月01日 | 映画レビュー
今まで「遠い空の向こうに」という映画DVDを見て
いました。これは実話のサスセス・ストーリーで
とても希望を与えられる作品です。

田舎の炭坑町では、奨学金が受けられぬ者には進学は
出来ず、炭坑夫になる以外の選択が許されぬ町での
話です。学校での成績があまり良くない少年が、
ソ連に負けないロケットを開発したいという夢に
突き動かされ、ロケット開発について猛勉強を積み、
失敗を重ね小型ロケット開発に成功した。
炭坑夫への道を望む父親と対立をしながら、夢を
実現しNASAのロケットエンジニアへとなった話です。

とてもいい映画でした。

話は変わりますが、ビートルズの来日公演40周年
記念で、各地でイベントや、テレビでの
特番がよくあっています。NHK-BS2でも、7月1日
「ビートルズ・メンバーのソロ特集」
7月2日「ビートルズ・ナイト」という長時間番組
があります。
2日の昼間にもBS2でビートルズ関連の
番組が3つ放送されます。世代や国籍を超え、これほど
多くの人に愛されているバンドは他にいないです。
ロックファンに限らず、洋楽好きならば
1度は通るバンドだと思います。僕は17歳、18歳
ごろ聴きまくり、今も好きなバンドです。

そして、7月21日から7月27日までNHK-BS2で
チャップリン特集があります。興味がある方はもちろん、
興味が無い人にも是非とも見ていただきたいです。
今は低俗で下品な笑いが主流になっていて、
ターゲット集中派が多くてピンポイント層には
支持されるものの、その層以外には嫌悪感すら抱かせ
る笑いのように思います。
今のお笑いも好きだけど、チャップリンが作り上げ
た喜劇の器の大きさには遠く及ばない芸人ばかりです。
チャップリンの笑いは分かりやすいから、子供にも、
老人にも理解しやすいです。また、見る人の全てを考慮し
嫌悪を感じるような場面を徹底的に排除し、見た人全員が
楽しめるように作られています。
初期作だと90年以上前の映像ですが、笑いのセンス
は現代人にも受け入れやすいと思います。
また、当時のアメリカでのダタバタ喜劇ではなく、哀愁漂う
ヒューマン喜劇の元祖です。チャップリンは面白く、
心温まります。