最近、女性シンガーで、過激で刺激的な歌詞の人がアングラから増えてきた気がする。「あいみょん」の病みまくった歌詞とか凄い。要するに、ヒットチャートの上位にいるような、リア充向けチューンでは響かない層が拡大した結果、病み、闇を歌うシンガーソングライターに熱狂的なファンが増殖中なのかも
もう、すでに打ち込みサウンドは、生音と寸分変わらないサウンドの再現は可能になり、技術と知識と感性あるクリエイターは、人間的な演奏のバンド、オーケストラを自宅で一人で再現は可能で、ボカロも人間的な声に近づけるのは可能だが、完全な人間味を出さないデジタル系の無機質感が魅力なのかも?
アニメが手書きから、パソコン処理により、より実写っぽいリアルさは可能になっても、あえてリアルの追求では無く、アニメのタッチが主流であるように、ボカロ系の追求も、既存歌手の対抗勢力では無く、既存音楽シーンとは違う路線で発展して行くと思う。要は人間味の逆のパターンだ。
ボカロを聴いて、ハードロックの対抗勢力としてニューウェーブパンクが生まれた頃の革命に近い音楽新時代を感じた。70年代にプログレやハードロックが高等技術のテクニック至上主義になりつつあった時代に、技術が無くとも熱意があればとパンク勢力が出てきたようにヘタウマに美学はある。
僕は、基本的にオタク気質だから、コレと思ったら、とことん探求する!ハードロック/ヘヴィメタルもに夢中な頃は多くのバンドの音源を聴きたいと2000枚近くアルバムを買い漁り、ラーメンにハマった時も500軒ほど食べ歩き、アイドルにハマって大手~地下をチェックしまくった。でも数は無意味
僕が1日に7軒屋のラーメン屋の食べ歩きとかをやめたのは、ある程度、網羅して無意味だと感じた。要は、プレイボーイが、1000人切りとか、10股とかより、1人の女性を愛し続ける事の方が価値あると目覚めるのと似てる。僕もヘヴィメタルを数千バンド聴いて、その限りない探求をやめた。
細野晴臣がYMOについて語っていたが、機械的なズレが全く生じないクリックに人間を寄せ無機質感を演出する為に無表情で演奏したらしい。とてつもなく、暑苦しい、人間味出まくりの、パンクやヘヴィメタルと真逆のスタイリッシュさが、洗練されたのを好むシティボーイらに受け入れられたようです
@sakamotoh テクノ発祥時代は、今のパソコンやシンセサイザーより、かなり技術も乏しいけど、従来のバンドサウンドとは全く違う新時代が到来した革命でしたね。後のユーロビートやEDMやトランスの原型ですから。そして、最新テクノロジーで生まれた初音ミクなどボカロは音楽を変えました
ぶっちゃけると、僕が好きな人がボカロソングが好きだから共通の話題を持ちたくボカロに手を出しましたが、ボカロは、なかなか奥が深く面白い。