南さつま市の加世田麓を訪れました。加世田麓町にある犬迫馬場。
犬迫馬場は別府城をはさんで上鴻巣の反対側に位置する。初めて訪れました。
別府城大手口
別府城の麓に沿って石垣と生垣が続いています
武家門が数棟残っています
古い石柱の門も残っています
二棟目の武家門
三棟目の武家門。生垣や庭木はどこもよく手入れされているようです
別府城を取り巻くように武家門が点在し、石垣や生垣が続くこの地区の風景は新たな発見でした。
「島津の直轄地加世田郷一万三千石の中心であった麓地区には、別府城を取り巻くように、およそ二百数十件の武家屋敷があった。現在はそのほどんどが改築・改造され、昔の姿を残すのは数件となっているが、武家門などはかなり残されている」(南さつま市教育委員会案内板より)。
花渡川対岸の鹿篭麓本町(枕崎市)に麓の風景が残ります。
きれいに剪定された生垣
高い石垣と石柱の門
きれいに剪定された生垣。奥は花渡川
花渡川の土手から南方神社方面。高い生垣が続く。
奥が南方神社
南方神社前からの風景。奥が花渡川
南方神社脇の道
南方神社の入口付近
鹿篭郵便局付近
鹿篭郵便局の先を少し登った辺り
(訪問記)鹿篭麓本町は武家門が見当たらないが綺麗に剪定された生垣や石垣が麓の面影を留めている。
2007年9月以来の再訪。鹿篭麓の地頭仮屋跡はここから少し離れた桜山小学校に位置する。
尾下地区から国道270号線を南下すると阿多地区に入る。
阿多地区の国道から一歩入ったところに麓がある。
阿多麓は近くの加世田麓に劣らず武家屋敷が残っている。観光パンフレット等では紹介されていない。
阿多麓の入口。奥に武家屋敷群がある
古い武家門が並んでいる
上の馬場を脇に入る
庭木がきれいに手入れされている
薩摩半島を国道270号に沿って南下し旧金峰町に入ると尾下(田布施)という地区がある
尾下麓のバス停留所
石垣とイヌマキの生垣が残る
武家門が残っていた
イヌマキに囲まれた屋敷が点在する
国道沿いからコスモスの向こうに野間岳(旧笠沙町)を望む