鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 国分麓の風景

2010-10-22 | 麓-霧島市

今月上旬に霧島市を訪れた際、国分麓を散歩したときのもの。

舞鶴城跡(国分小学校)。天幕など運動会の準備をしていた。

 

東馬場通り

 

東馬場通りの武家門。通りの正面は舞鶴城跡

 

 

国分麓には竹垣がまだ多く残る。

 

大隅国分寺跡

 

参考:霧島市-舞鶴城跡と桜並木(2009.3訪問)


2009 横川麓 02

2009-09-12 | 麓-霧島市

横川麓の中心、中ノ川北には麓の遺構として馬場、石垣等が残る。

馬場に面する古い門。石柱から続く石造りの門の形は他の麓でも見られるもの

 

門の入口を入ると正面に石垣があり、左に折れて奥に進む構造となっている

 

馬場の反対側には仙寿寺の跡を伝える仁王像が建っている

案内によると仙寿寺は横川城主・川北氏の菩提所であったと伝えられる。

 

こちらも石柱の門が残る。石垣は野積み

 

 

馬場から脇に入ってみた

 

馬場の終点付近。こちらにも野積みの石が残る

 

中ノ川北を後にする。九州自動車道の高架橋が見える。遠くの山々は霧島連山


2009 横川麓 01

2009-09-10 | 麓-霧島市

横川の中心から西に少し離れた川北地区に武家門や石垣の遺構が残っています

川北地区の入口付近で見かけた武家門

 

周囲の田圃に囲まれて建つ姿は結構目立っています

 

 

少し先に行くと石柱の門がある。門の奥に石塀もみえます

  

 

川北集落内の馬場

 

馬場の左右に低い石垣が続いています

 

地頭仮屋が置かれた旧役場跡(横川町商工会館付近)には武家集落の面影が見当たりません

(続く)


2009 牧園麓・夏

2009-09-05 | 麓-霧島市

牧園町の中心にある牧園麓を8月中旬訪れました。1年振り。この日は日差しが強烈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牧園小学校の先に武家門を見つけた

 

 

霧島市牧園町は霧島連山の麓、標高400~600mのゆるやかな高原に位置しています。

参考:牧園麓(宿窪田)(2008.5訪問


2009 国分麓 Ⅱ

2009-03-25 | 麓-霧島市

国分麓に残る武家門をみて歩く。

国分中央2丁目。東馬場通りの武家門。後ろは城山。

 

 

野積みの石垣に竹垣の組合せが残る

 

東馬場通り。桜と並んで鮮やかな紅色の垣根や桃色の花が目を楽しませてくれる。

赤い垣根の正体は新芽が赤く発色する西洋赤目(レッドロビン)と呼ばれる木だそうだ

 

東馬場通り

 

国分中央4丁目の武家門

 

国分中央4丁目の石塀

 

国分中央4丁目の武家門

 

国分中央4丁目の武家門

 

6段積の石垣

 

(訪問記)昨年訪れた秋と今回訪れた春とでは季節感が違う。

参考:国分麓の風景(1)(2)(2008.10訪問)


2009 国分麓

2009-03-24 | 麓-霧島市

国分麓の舞鶴城跡を訪れると桜が開花していました。

舞鶴城跡。現在の国分小学校で周囲の石垣と堀が残っている。

 

ちょうど子供達の下校時間

 

舞鶴城跡に残る朱門

 

背後は城山

 

県立国分高等学校。地頭仮屋の敷地は国分小学校から国分高校まであったと言われる

 

(訪問記)卒業式や終業式が行なわれるこの時期は新緑がまぶしく桜が開花し本当にいい季節です。

参考:霧島市国分麓の風景-舞鶴城(2008.4訪問)

 (続く)


2008 敷根麓へ

2008-11-03 | 麓-霧島市

敷根麓は国分麓から車で10分足らずのところにある

国道220号線沿いに建つ武家門

 

 

国道から中に入ってみた

 

ひっそりと佇む武家門がある

 

昨年10月に訪れて以来

敷根麓のメインストリート

石垣の上の塀は後から改築したものか。それ以前は生垣だったと思われる

 

とても絵になる屋敷があった

屋根付き祠、低い石垣に生垣、水路の上に架かった小さい橋、袖屋根付きの武家門、倉、庭木。石柱も見える

すべてがまとまっている

 

 

門の奥に目隠し用の石垣がある

 

その先に横二段に割竹で固定された竹垣が続いている。ここもいいなあ

 

 

 

敷根麓は、石垣が全体的に低く統一されている

 

 

低い石垣の上に生垣。とても気持ちのいい空間となっている

 

こちらは国道から海側に入った道沿いに残る武家門。前回も取り上げた

(訪問記)

敷根麓は比較的規模の大きい麓地区

国道から山側に入った地区内に石垣や生垣の続く素晴らしい景観が残されていた


2008 国分麓 02

2008-10-18 | 麓-霧島市

国分麓は当時の石垣や石柱が比較的残っている

竪馬場。国分中央1丁目

国分中央1丁目

 

 

中之馬場

 

中之馬場

 

東馬場。国分中央2丁目

 

 

石垣と生垣の組合せ。国分麓では少数派。国分中央2丁目

 

 

国分中央4丁目

 

 

 

国分中央1丁目。こんな空間がまだ残っていたんだ

 

突き当りに石敢当がある

 

国分中央1丁目

 

大隅国分寺跡。跡地一帯を市民憩いの広場として、上手く整備して欲しい。

(訪問記)

旧国分市街地の再開発は国分山形屋を中心に進められている。しかし麓地区と商業地区が混在して中途半端な感じを受ける。中心に雑然と高層マンションが建っている点も街に落ち着きを感じさせない。開発の方向性をよく考えたほうがよいと思う。


2008 国分麓

2008-10-17 | 麓-霧島市

国分小学校前の犬追馬場。綺麗に整備された

旧国分市は中学3年から高校3年までの4年間、暮らした街

県立国分高等学校。武家屋敷風の塀が新設された。校舎は昔のまま

国分高校から国分小学校にかけての敷地に地頭仮屋が設けられた

 

国分小学校。舞鶴城跡

島津義久が城を新設し富隈城(旧隼人町)から移り住んだ

国分中央2丁目から4丁目にかけて武家門がいくつか残っています

国分中央2丁目。東馬場通り。竹垣も少なくなりました

 

 

国分中央2丁目。中之馬場。通りから一歩入った敷地内に武家門が建っている

 

 

国分中央4丁目

 

 

国分中央4丁目。石垣と生垣の組合せは少ない

 

国分麓は石垣や石柱が比較的残り、当時の麓の面影を知ることができる(続く)。


2008 牧園麓・春

2008-05-18 | 麓-霧島市

天降川に沿って霧島温泉へ向かう国道223号沿いに武家門が立ち並ぶ一角がある

国道の左右に武家門が見える。国道を下ると牧園麓交差点。車の交通量は多い

 

国道沿いに建つ武家門。以前は石垣構えだったかも知れない

 

反対側に建つ武家門。こちらは石垣が健在

 

国道から脇に入ると四段積の石垣が残っている。頂部は傘石。こちらも屋敷がありません

 

六段積みの石塀。積み方が少し面白い。頂部に傘石。屋敷はなく売り地

 

 

坂の途中にある奥まった武家門。左の犬槇や中の庭木もきれいに刈り込みされている

 

国道から脇に入る道沿いに武家門があった。石垣は切出し石の五段積