鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 福岡市・古刹巡り

2010-04-30 | 九州

福岡市は京都・奈良に次いで、全国で3番目に神社仏閣が多いという。

博多近辺を歩いてみてなるほどそうかも知れないと思った。古くて大きい神社仏閣がいくつも残っている。

櫛田神社。古くから博多の氏神・総鎮守として信仰を集めた。

 

 

 

7月の博多祇園山笠の祭事を行う。15日早朝の追い山は有名。

 

弘法大師創建の寺として日本最古の東長寺。

 

福岡藩黒田家の菩提寺。境内に黒田家二代・三代・八代藩主の大きな墓がある。

 

 

聖福寺。1195年開山。日本最初の禅寺と言われる。

 

樹木豊かで広大な境内に禅寺の伽藍配置をよくとどめているという。大きな山門がある。

 

山門の奥にはいかにも古そうな仏殿がある。

 

 

 

境内は静かな時間が流れる。福岡市の中心に位置するとはとても思えない

 

寺院が集り、寺町を形成している。左右にお寺の塀が続く

 

 

 

 

千代区にある宗福寺まで足を延ばした。

 

目当ては黒田藩福岡城の表御門

 

 

福岡市は商業都市として近代的なビル群のイメージがあるが、なかなか侮れない。


2010 九州新幹線つばめ

2010-04-29 | 鉄道・くるま・飛行機

博多出張に向けて九州新幹線つばめに乗る。全線開通まであと1年。

リレーつばめで鹿児島中央-博多間2時間20分が全線開通で1時間20分に短縮される。驚異的。

鹿児島中央駅から九州新幹線「つばめ」に乗車。

 

車内は割と空いてたが指定された席は一番前。ここだけ足元にモバイルやノートPC用のコンセントが付く。

出張姿だったので気を利かしてくれたのかも知れない。木をふんだんに使った車内はとてもシックである。

 

新八代駅でリレーつばめに乗り換える。来春までと思うと名残り惜しくなる

 

買っておいた駅弁を開ける。

 

熊本駅を過ぎた途中。全線開業へ向けて線路工事が急ピッチで進む。

 

博多駅は新駅ビルに生まれ変わる。 

 

日帰りで鹿児島へ。鹿児島中央駅に到着。

帰りのつばめの内装は雰囲気が豪華だった。全席革製のシート。これだけ革シートが並ぶと圧巻だなあ。

車内清掃の人から早く降りてくださいと催促されてしまった。あわててホームに降りる。

 

金箔をふんだんに使っている。豪華できらびやかだ。川辺仏壇の技法を採用しているとか。

日本の伝統文化を上手く取り入れている。乗り物らしくないがこういうのはありだと思う。


2010 指宿・宮ヶ浜港

2010-04-27 | 薩摩地方

指宿麓から宮ヶ浜港まで足を延ばしてみました。宮ヶ浜港は貿易の拠点として大いに賑わったという。

古い商家群が宮ヶ浜の国道沿いに今も残っている。

 

宮ヶ浜港の遠景。

 

宮ヶ浜港に残る石灯篭。背後は松尾城跡

 

 

約215mに亘り、石畳の防波堤がく字状に折れ曲がって続く。平成20年に国の有形文化財として登録。

江戸末期に遡る大規模石造防波堤として貴重。

 

JR指宿枕崎線、宮ヶ浜駅。小さな駅舎が建つ。

 

埋め立てる前は防波堤まで海であった。

 

 

今日の南日本新聞朝刊に鹿児島市の景観重要建造物として2つの武家門がカラー写真で掲載されていた。

一つは喜入町の牧瀬家武家門。旧麓に唯一残る武家門。喜入麓の武家門群も指定して欲しい。

もう一つは桜島の藤崎家武家門。いずれ訪れたいと思っている。


2010 九州 Old Car Festa 03

2010-04-27 | 鉄道・くるま・飛行機

開聞岳麓で行なわれた九州オールドカーフェスタの旧車の続き。

ニッサンフェアレディZ。ツーバイツーと呼ぶ。4座あるZ。

 

ホンダS800。トノカバーが渋い。

 

プリンスグロリア

 

珍しい車が参加していました。

 

答えはニッサンチェリー

 

プリンス2000。リアガラスの立ち上がり具合がなんともよい。

 

三角窓にリアのコンビネーションランプが可愛い。

 

いすずベレット。 

 

渋いカローラバンを見付けた。

 

この車にはびっくり。素人が塗り重ねたような厚ぼての塗装。中の鉄板はさびで腐食してるかも知れない。

 

新東京カローラの古いシールが貼ってある。

 

EXPO70(大阪万博)の古いシールも残っていた。うれしい

来年もまた来よう。


2010 九州 Old Car Festa 開聞 02

2010-04-22 | 鉄道・くるま・飛行機

先日の九州オールドカーフェスタで出会った旧車のいくつかを紹介します。

まずはT型フォード。先日の南日本新聞でも大きくカラーで取り上げられていた。

 

T型フォードのタイヤは”F”で始まるファイアストン製。フォード社とファイアストン社とのつきあいは古い。

ともに創業家であるフォード家とファイアストン家は週末になるたびに一緒にT型フォードに乗って郊外へ

ピクニックに出掛けたそうです。いまでいうツーリングにあたる。

 

 

車種は思い出せないがアメリカンクラシックカー

 

シボレー・インパラのリアハッチ。渋い。

 

マツダコスモスポーツ。コスモのリアデザインは車と思えない。コンディションが素晴らしい

 

 

ニッサン・グロリア。スーパーデラックス。宮崎からの参加。

 

プリンスグロリア。

 

ポルシェスパイダー

  

スカイラインGT。

 

この車の名前は何だったかな。

 

 

明日は子供の遠足日。長女は開聞岳、長男は霧島の中岳。今日は雨だが明日は登れるか。


2010 九州 Old Car Festa 開聞へ

2010-04-19 | 鉄道・くるま・飛行機

指宿市開聞町の九州オールドカーフェスタへ。

ハーレーによる市長パレード

 

鹿児島ナンバーの旧いキャデラック

 

往年の名車スカイラインGTR

 

 

プリンスグロリア。懐かしいのか年配の方が車を取り囲む。宮崎からの参加

 

トヨタS800 。オールドカーフェスティバルに欠かせない存在。

 

どの車もコンディションがすばらしい。マツダルーチェ。

117クーペやニッサンシルビアと並ぶ高額なスペシャルティカーとして位置付けられていた。

  

珍しいトヨペットクラウン。リアの丸いライトが時代を感じさせる

  

ホンダS800とマツダコスモスポーツ

 

発動機の展示もあった。クボタの刻印がある。懐かしいのかみんなで囲んで動きを見入る

 

長男は旧車に興味がないらしい。フリーマーケットでゲームカードを捜す

 

嵐カードのくじに挑戦。5人の誰があたるか引いてみないと分からない。

思い切って引いてみたら大好きなまつじゅんだった。ラッキーだったね。

 

多摩ナンバーのスバル360カスタムが展示されてたのでどうやってここまできたのだろうと興味をもった。

オーナーに尋ねたところ東京から陸送車で運んできたとのこと。大変ご苦労さま。

子供たちはキャンプ場に隣接する公園に遊びにいってしまった。

 

キャンプ場には素敵なログハウスもある。

 

午後1時過ぎには会場を後にした。


2010 甲突川の桜

2010-04-17 | 鹿児島市内

4月の初めの土曜日、塾帰りの長女を待つ間、近くの甲突川の土手を散歩した。

 

甲突川の桜並木は満開にちかい。花見客も多い。

 

 

 

鹿児島市は加冶屋町を「維新ふるさとゾーン」と位置付け、甲突川沿いに武家門や郷士住宅を再現した。

 

ところが歴史ふるさとゾーンの真横に派手色のマンションが建ってしまった。

歴史ふるさとゾーンに調和した周辺開発ができなかったものか。

行政の整備事業と民間開発のちぐはぐさを感じてしまう。 


2010 アフリカンサファリ~鳥栖アウトレット

2010-04-16 | 九州

 

昨日は寒かった。鹿児島市内で最高気温10℃。4月としては100年振りの寒さらしい。

城島高原ホテルを出発し安心院高原のアフリカンサファリに向かう。ここは友人お勧めのスポット。

ジャングルバスで動物ゾーンを約50分移動する。ライオン、キリン、ゾウなどの生態を間近に観察できる。

ジャングルバス。エサを入れた箱をもってみんなで乗り込む。

 

足元にエサをおいていくつかゲートをくぐりいよいよ動物ゾーンに進入する。

最初の山岳動物・クマゾーン。

金網の間からエサを上手に渡すとクマが寄ってくる。はじめてクマを間近に観察した。

 

ゲートをくぐりライオンゾーンへ。

何羽ものトンビがバスめがけて急降下バサバサとバスにぶつかるくらい接近してくる。

 

ライオンにやろうとするエサを横取りしようとしているのだ。バスめがけて飛んでくるトンビは迫力満点。

 

 

草食動物ゾーン。キリンは長い舌を巻き付けるようにしてエサを上手にとる。

このあと、トラゾーン、チーターゾーン、レイヨウゾーンを通って最初のジャングルバス乗場まで戻る。

トラは遠方でのんびり昼寝中、チーターは我々を威嚇するようなするどい眼つきでじっとこちらを見ていた

バスを降りて、ふれあいの森へと向かう。

私はだれでしょう。

 

正解は水飲み中のカンガルーでした

 

カンガルーは寝そべる姿といい、動く仕草といい、とてもユーモラスな動物だ。

 

リスザルの森にて。リスザルにエサをやる。

 

鹿児島の平川動物園でもこういう体験ができるといいねえ。見てまわるだけではつまらない。

 

ふれあい牧場にて。

 

売店でみんなへのお土産を買う。

長男は友人への土産と自分用に非常にリアルにできたトラの置物人形を二体買った。

自家用車で動物ゾーンを一周してみるか(エサは遣れない)と聞いたらもういいという。

アフリカンサファリを出て由布岳の脇をとおり、湯布院に出て、湯布院ICから大分自動車道に乗る。

約1時間半で鳥栖に着き、地図を頼りに鳥栖アウトレットモールへようやくたどり着いた。

カーナビがないとこういうとき不便だなあ。

鳥栖アウトレットモールにて。実際はもっと多くの客がいた。夕方5時近くまですごす。

 

アウトレットモールから鳥栖ICに乗るのに少し手間取ったが、休憩しながら約3時間かけて我が家へ着く。

大分から鹿児島までの高速料金は途中鳥栖で降りたのでETC休日割引で1000円ずつ合計2000円。


2010 城島高原パーク

2010-04-15 | 九州

城島高原ホテルに到着後、パークチケットを受け取り、ホテルに隣接する遊園地に遊びにでかけた。

ここの遊園地の特色は絶叫系のアトラクションが多いこと。

 

空中ブランコ「ウェーブスインガー」

 

ほのぼの系「ムーンパレード」に長男と乗る。正面は由布岳。

 

 

絶叫系「ス-パーLSコースター」に乗る。元祖宙返りコースター。

2度連続して長男と乗った。一回転宙返り。二回転ひねりが入る。

2回連続して乗ったら気分が悪くなった。

 

 

長男はその後姉と3回乗った。LSコースターが一番満足したらしい。

30mから水面下に急降下するタイプや豊島園のフライングカーペットと同じタイプの絶叫系も楽しんだ。

が、この遊園地一番の売りの大型木製コースター(「ジュピター」)はちょっと腰が引けて乗れなかった。

 

得意のバスケットゲームを見つける。3本(4本?)連続シュートを見事に決めて景品を獲得した。

 

続いて長男も挑戦。結果は残念。 

 

イベントステージで行われたショー。離れたところからステージへ向けて鷹をとばしている。

鷹はステージ上の観客の一人の腕の上に見事にとまった。

 

夕方まで遊んでホテルに戻る。

ホテルの露天風呂は最高。夕食は地元の食材を中心としたバイキング。地元料理を堪能

 

夕食後の運動、おなじみの卓球

 

翌日は別府のアフリカンサファリに出掛ける予定。


2010 やまなみハイウェイと野焼

2010-04-14 | 九州

九州を横断するやまなみハイウェイは日本有数のドライブコース。正式名称は県道11号別府・一の宮線。

熊本県一の宮町から大分県湯布院の水分峠までの区間を特にやまなみハイウェイと呼ぶ。

城山展望台を過ぎると左右に野焼きが終わった牧場が広がる。

 

 

野焼の最中は停車禁止の看板がところどころに立つ。それはそうだろう。

野焼は見応えがあるかもしれないが、火が迫ってきたら危険である。 

 

アート作品なのだろうか。何十体もの作品が目に飛び込んでくる。

 

隣りでは鹿を飼っていた。十数頭いただろうか。向こうの山はくじゅう連山

 

 

野焼の現場に遭遇。長女撮影。車の行く手を炎が遮る!!

野焼の作業の方が、停車せず通過しろとしきりに合図する。しかし炎の中に突っ込めるわけがない。

メラメラと燃え上がる炎に一瞬恐怖を覚えたのは事実。停車し少し後退して様子をみた。

横からも炎がせまる。車内ではキャーキャーとうるさかった

 

 

しばらくして野焼の現場を通過した。少し走った先のようす。野焼直後のためか煙がくすぶっている。

 

牧ノ戸峠に到着。標高1333m。最初の休憩 

 

牧ノ戸峠には、なんと、つららが残っていた。

 

久住山(1787m)への登山口。

 

 

霜柱も残っている。

 

牧ノ戸峠からの眺め。九州山地は深い。峠を越える昔の旅人になった気分に一瞬浸る。 

 

牧ノ戸峠を下る。正面にくじゅう連山。長者原で2度目の休憩。

 

その後、湯布院、水分峠を過ぎて城島高原へ向かう。 

正面に由布岳。約2時間かけて本日の目的地である城島高原に着いた。