14年前に夫婦で遠野市を訪れた時の写真です。
遠野物語の舞台の中心、山口集落に向かう途中で見かけた茅葺民家。
遠野物語の話者、佐々木喜善の生家。
生家の建物は屋根がトタンに変った以外は喜善の生前当時の佇まいと変りありません。
ここが遠野物語の舞台なんだなあと思わず感慨にふけりました。
山口集落の水車小屋。
山口集落のダンノハナ。この地がダンノハナであることを示す標柱が畑に立っている。
山口集落から琴畑集落に移動。
琴畑はマヨヒガ(迷い家)伝説が有名な集落。
山中でマヨヒガに出会った人は家の中に入ってなんでも好きなものを持ち帰ってよい。
持ち帰った人は家が栄えることが約束されている。
遠野物語63話:欲のない妻に対し川上より赤い椀が流れてくる。木地屋たちが作り上げたユートピア伝説といわれる。
伝承園の「御蚕神堂(おしら堂)」に入ると天井いっぱいに千体のオシラサマが飾られていた。
思ってもみない光景に息を呑む。
遠野を後にして小岩井農場へ向かったが遠野の民宿(茅葺民家)に一泊してもよかったかなと後で後悔する。
撮影:1997年夏、遠野はもう一度訪れてみたい場所。