今年の夏は実に暑い。
四万十市には及ばないが鹿児島市の最高気温がついに37度を超えてしまった。観測史上最高。
鹿児島市は盆地でなくフェーン現象があるわけでなし、ヒートアイランド現象がそれほどあるわけでもない。
南国とはいえ高温の条件を備えた土地ではない。やはり今年は異常といっていいだろう。
避暑を兼ねてえびの高原へ。途中の道の駅で。おもわずかき氷に手が出る。
霧島神宮。
木陰は多少涼しいが昼間の暑さは下とあまり変わりがない。
手水舎の水は霧島山地の伏流水が集まりさすがに冷たく気持ちよかった。
泊りの宿は国民宿舎えびの高原荘。国民宿舎だが露天風呂と地元の料理を活かした夕食が人気の宿。
最近リニューアル。高原にあるためか日が暮れると気温が下がり、涼しいというよりも肌寒いくらい。
露天風呂がとても心地よかった。
宿の夕食は宮崎牛がメイン。宮崎の地ビール、地酒をあわせて楽しんだ。
えびの高原の朝は涼しい。最低気温15度。
朝の涼しいうち、宿から散歩にでかける。
えびの高原は霧島ジオパークの中心。ハイキング(トレッキング)コースが整備されている。
池めぐりコースを歩く。平坦あり下りありの割と楽なコース。体力のない自分でも楽。
息子はさっさと先を行く。火口跡にできた3つの池を左右に眺めながら2時間かけて回ることができる。
途中、野生ジカをみかけることができた。
秋のススキが揺れるころ、またえびの高原にきたいなあ。