鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2013 避暑・えびの高原

2013-08-25 | 霧島地域

今年の夏は実に暑い。

四万十市には及ばないが鹿児島市の最高気温がついに37度を超えてしまった。観測史上最高。

鹿児島市は盆地でなくフェーン現象があるわけでなし、ヒートアイランド現象がそれほどあるわけでもない。

南国とはいえ高温の条件を備えた土地ではない。やはり今年は異常といっていいだろう。

 

避暑を兼ねてえびの高原へ。途中の道の駅で。おもわずかき氷に手が出る。

 

霧島神宮。

木陰は多少涼しいが昼間の暑さは下とあまり変わりがない。

 

手水舎の水は霧島山地の伏流水が集まりさすがに冷たく気持ちよかった。

 

泊りの宿は国民宿舎えびの高原荘。国民宿舎だが露天風呂と地元の料理を活かした夕食が人気の宿。

最近リニューアル。高原にあるためか日が暮れると気温が下がり、涼しいというよりも肌寒いくらい。

露天風呂がとても心地よかった。

宿の夕食は宮崎牛がメイン。宮崎の地ビール、地酒をあわせて楽しんだ。

 

えびの高原の朝は涼しい。最低気温15度。

朝の涼しいうち、宿から散歩にでかける。

 

えびの高原は霧島ジオパークの中心。ハイキング(トレッキング)コースが整備されている。

池めぐりコースを歩く。平坦あり下りありの割と楽なコース。体力のない自分でも楽。

 

息子はさっさと先を行く。火口跡にできた3つの池を左右に眺めながら2時間かけて回ることができる。

 

途中、野生ジカをみかけることができた。

 

秋のススキが揺れるころ、またえびの高原にきたいなあ。


2013 東京・五日市街道

2013-08-18 | 東京

檜原街道から五日市街道を通って国分寺に戻る。

立川市砂川町付近。

街道に沿って左右に高い屋敷林が続く。広い敷地の農家が点在する。

 

長い生垣が続き、高い屋敷林がそびえる広大な屋敷もある。

石垣が続く屋敷は砂川家といいかつて庄屋を営んでいたところ。

 

当時も青梅街道とか郊外の街道を走ると、屋敷林と広い敷地の農家(屋敷)が多く目についた。

 

五日市街道は郊外型スターバックスもできている。


2013 東京・秘境 檜原村

2013-08-14 | 東京

奥多摩湖からレンタカーで奥多摩周遊道路を通って檜原街道を下る。

檜原村は東京都の秘境と呼ばれる。

なかでも最奥の集落である数馬(かずま)はかぶと造りの民家が寄り添うように残り、秘境のイメージを色濃く残している。

 

秘境、数馬に残るかぶと造りの民家

 

 

 

数馬に残るかぶと造りは隣国の甲斐の文化の影響を受けたもの。

狭い土地に寄り添うようにかぶと造りの民家が建つ。高台には小学校の分校跡も残っていた。

昔読んだ本で、数馬の人は物資の運搬に山の尾根を利用したという。

尾根を利用するほうが物資の運搬に楽だったということです。昔物資を運んだ尾根筋が現在のハイキングコースになっている。

 

 

数馬の下に人里(へんぼり)という面白い地名の集落もある。

多摩川の支流、秋川に沿って檜原街道を下り、五日市街道を通って戻った。


2013 東京・奥多摩の風景

2013-08-11 | 東京

東京を西へ進むと古い街道風景が残る。

古い家並み、蔵、玉石垣、生垣、屋敷林。

国分寺でレンタカーを借りて奥多摩方面へ足をのばしてみた。

国道20号線から奥多摩街道に入り、福生、羽村を抜けると青梅市に入る。

 

多摩川沿いに沿って進むと次第に山が迫ってくる。

 

奥多摩街道の脇に立派な茅葺民家がある。清酒澤乃井、小澤酒造だ。

ここでは清酒の工場見学が申し込める。駐車場に車を停めて反対側の澤乃井ガーデンへ。

この日は気温24℃と涼しかった。

 

多摩川上流の渓谷ではカヌーやあゆ釣りを楽しむ人がいる。

 

奥多摩を走る青梅線は駅名が面白い。

軍畑(いくさばた)、御岳(みたけ)、二俣尾、古里、鳩ノ巣。白丸駅は秘境駅と呼ばれるそうだ。

 

トンネルをいくつか通って奥多摩湖へ到着。

奥多摩湖の下にはかつて集落があり、ダム建設にともない、高台へ集団移転したという歴史をもつ。

奥多摩の歴史は興味深い。