鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2014 本土最南端・佐多岬

2014-04-19 | 大隅地方

4月上旬に南大隅町を訪問。せっかくなので佐多岬へ。

 

旧佐多岬ロード-パークの入口。現在無料で通行可能

 

日本らしくない風景のなかを岬に向けて走る。

最後の集落から岬の先端に向けて車をくねくね走らせると整備された駐車場に着く。

車を停めて歩道トンネル(第二岩崎トンネル)を歩いて抜けると広場がある。

 

旧展望台まで遊歩道が続く。

 

岬の突端は風が強い。

 

尾根上の遊歩道をしばらく歩いて旧展望台跡地に着いた。

 

旧展望台跡地は意外に開けており、佐多岬灯台や東シナ海をのぞむことができる。

 

佐多岬はこれから再開発が予定されている。とても楽しみです。


2013 垂水・渓谷とアマザキ

2013-06-02 | 大隅地方

GW、垂水市の猿ヶ城渓谷に行く。

途中の田んぼで野鳥のサギを見つけた。耕運機のあとをついて地面をついばむ姿がおもしろい。

 

頭から首にかけてオレンジ色をしている。アマサギだそうだ。

 

鹿児島では春にあちこちの田んぼで見られる。

 

東京都や福岡県では準絶滅危惧種に指定されている。 

 

猿ヶ城渓谷。渓谷に大きなかこう岩が転がっている。

 

帰りの本城川下流にもたくさんのサギが見られた。

 


2011 吾平山上陵

2011-07-03 | 大隅地方

肝付町高山から戻る途中、旧吾平町にある吾平山上稜に立ち寄りました。訪れる機会がそうなかろうと思って。

天照大神と初代神武天皇の間に存在したとされる三代を日向(ひむか)三代という。

それぞれの陵墓がなぜか鹿児島県内に比定されている。神代三山陵(*)という。

 

吾平山上稜への参道入口。神武天皇の父、ウガヤフキアエズ(山幸彦の子でもある)が眠るとされる。 

 

橋を渡った先に参道がつづく。

 

雨の中玉砂利の参道を進むが平日のためか一人としてすれ違うことがない。

 

しばらく参道を進むと二度目の橋を渡る。

 

どこまで参道が続くのかわからず人の気配がない。雨の中参道を進むのは少し勇気がいる。

途中なんども引き返そうかと思った。参道の雰囲気は伊勢神宮のそれと似ている。

 

 

しばらく進んでようやく広場のような空間が先に見え、管理事務所のような建物も見える。

やれやれやっと人に会えそうだとほっとする。

建物は宮内庁の管理事務所であった。なるほどここは天皇家にまつわる山陵なのだと実感する。

ざんねんながら管理人は不在であった。

 

 

参道の終点でようやく吾平山上陵の入口がみえてくる。

 

ここから先は立入禁止。鳥居の奥は洞窟になっている。

 

目的を達したのでそそくさと駐車場に戻る。

吾平山上陵は戦前に昭和天皇、戦後に皇太子(現今上天皇)が参拝されている。国家の意思を感じることができる。

神代三山陵・・・吾平山上陵、可愛山陵(薩摩川内市、天孫降臨の主人公ニニギノミコトの陵墓に比定)、

高屋山山上陵(霧島市、ニニギノミコトの子つまり山幸彦の陵墓に比定)、

吾平山上陵は鹿児島県・宮崎県にまたがり候補地が複数ある。明治7年に政府によって現在の地に比定された。

そういえば2年前に宮崎の鵜戸神宮を訪れたとき近くに吾平山上陵の参考地があった。

撮影日:2011年6月3日


2010 暮れの垂水フェリー

2010-12-29 | 大隅地方

日帰り出張で垂水フェリーを何度も利用した1年であった。

12月、今年最後の乗船。お昼は船内食堂にて名物の船内うどん。

 

日暮れは早い。鹿屋市で仕事が終わるとまっすぐ帰りのフェリーへ。

 

夕方の時間帯は乗船する車でいっぱいになる。オデッセイが後ろで待機

最後の一台として乗れるかどうか。次の乗船は30分後。あと一台というところで乗れなかった経験がある。

 

オデッセイは無事に乗れたようだ。自転車通学?の高校生も間に合った。

 

フェリーは岸壁を離れる

 

船上は風が冷たく寒い。早く家に帰って風呂であったまりたい

 

垂水フェリーは来年もお世話になる。来年は内之浦や佐多への出張があればいいけど


2010 垂水フェリー

2010-10-03 | 大隅地方

鹿児島市から鹿屋方面に出張にいく場合は大抵、垂水フェリーを利用する。

 

朝夕時は乗船する車輌で混雑し1回で乗れない場合もある。料金所は垂水港。船を降りて料金所で料金を支払う。

4m以上5m未満で片道2000円(乗員一人込み)。垂水港から船に乗る場合は料金所で支払って乗船する。

 

 

普段の錦江湾はおだやかだが日本に台風が近付いた関係で波が少し荒れていた。

 

フェリーは特に揺れることもなく、静かに進む

 

仕事が終わって大隅半島を少し車で周る予定であったが午後から大雨と波浪が予想。切り上げて鹿児島市に戻る。

朝夕以外はフェリーに乗船する車輌が少ないときもある。


2008 大隅半島・東海岸

2008-02-02 | 大隅地方

内之浦で仕事を終え、東海岸(太平洋側)ルートの国道448号を通り、旧根占町へ向かった

途中に内之浦のロケット基地(正しくは内之浦宇宙空間観測所)がある。施設見学が可能。

特別公開日に出掛けるのがよさそう。

橋の上に人工衛星のモニュメントが飾ってある。遠くに観測所のパラボラアンテナ

 

国道448号は広く快適。対向車線を走る車も少ない。遠くに見えるのは東浜。

 

太平洋の一部に光が差す

 

山側に段々畑。横に伸びる垣根は防風用か

 

もうすぐ東浜のある岸良

東海岸に沿って大隅半島の南端、佐多を目指すこともできる

国道448号は途中から田代方面に右折する

 

天気がいいと海の色がもっときれいなのだが


2007 高隈山系・高峠の銀杏

2007-12-27 | 大隅地方

12月11日に旧輝北町に仕事に出かけた。

輝北町からの帰りは高隈山系の高峠を超えて垂水市におりた。高峠を下る途中で銀杏の群生をみかけた。銀杏は人工的に植林したのかもしれない。公園として整備されている風にも見えなかった。山の一部だけが黄金色に包まれている風景はちょっと不思議な風景であった。

銀杏の全景

 

 

道路の上の方にも銀杏の群生が

 

こちらは道路脇で見かけた野生の猿。実際は5~6匹の集団がいた。


2007 朝の垂水フェリー

2007-12-24 | 大隅地方

大隅半島の旧吾平(あいら)町に仕事で出かけた

吾平町は大隅半島の中ほどにある。鹿児島市の鴨池港から垂水フェリーにのって約35分で対岸の垂水港に着く。

鴨池港からの出航風景。台風で被害を受けた海釣り公園が見事に復活した。

 

遠くに鹿児島東急ホテルと県庁が見える

 

海上自衛隊の護衛艦とすれ違った


2007 垂水フェリー

2007-10-30 | 大隅地方

鹿屋市での仕事を終え 垂水フェリーで帰途につく。

垂水港からの出航風景

秋らしく 空にはうろこ雲

薩摩半島に夕日が落ちる

 

鹿児島から垂水港にのんびりと向かうフェリーとすれちがう。湾は凪いでいる。

 

錦江湾の海面になにやら動く浮遊物

正体はイルカの群れ。錦江湾にイルカがいると聞いていたが、実際にフェリーから見れるなんて幸運。

拡大。イルカに見えるかな