鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 宮崎・シーガイア

2010-08-29 | 九州

シーガイアは、総合保養地域整備法(リゾート法)の第1号として宮崎市一ツ葉に建設された。

1993年にオーシャンドームなどが一部開業し1994年に全面開業した。オーシャンドームは2007年に閉鎖。

シーガイアにはシェラトンとサンホテルフェニックス、ラグゼ一ツ葉、コテージヒムカがある。

サンホテルフェニックスに宿泊。子供たちはシェラトンに泊まりたいというが家族4人ではちと高い。

 

長女とホテルのプールで夕方まで泳ぐ。長男は部屋でゲームで遊ぶ。

 

 

かつてのオーシャンドーム。3年前の画像。手前には流れるプールもあった。

 

賑わっているようにみえるが、通年だと厳しかったのだろう。好きな施設だったが。

 

シェラトン。ショッピングに立ち寄る

 

 

翌日はフェニックス自然動物園の流れるプールで遊ぶ予定であったがシェラトンに寄ってそのまま帰ることに。

草がきれいに刈られた松林の中を車で走るのは気持ちがいい。

一ツ葉有料道路~宮崎IC~鹿児島IC。高速道はETC休日割引適用。


2010 宮崎・去川関 二見家武家門

2010-08-22 | 九州

8月中旬に家族で宮崎に保養に出かける。

前夜に長男が急な発熱。出発当日はぴんぴんしてるしお医者さんから陽射しの下に出なければ構わないと許可が出た。

鹿児島IC~九州自動車道~東九州自動車道~国道10号線のルート。加治木ICから終点財部ICまでは現在無料区間。

 

道の駅都城。出発が遅くなったのでお昼の弁当を買う。230円と250円の手作り弁当は気の毒なくらい値段が安い。

しっかり味が付いており美味しい。箱を変えれば500円でも売れそう。この値段で儲けがあるのかと心配になる。

 

都城市から宮崎市までの10号線は山越え。途中の去川(さるかわ)地区に寄る。大イチョウと二見家屋敷が有名。

去川地区内。高岡麓から鹿児島へ向かう旧薩摩街道

 

去川の大イチョウ。国の指定天然記念物。薩摩藩主初代忠久公が植えたと伝えられている。

 

旧薩摩街道

 

 

二見家武家門。二見家は去川の関所の御定番を代々勤めた家柄。門は新しく作りかえられた。

 

公開日は土日祝日。この日は平日で門が閉まっていた。仕方が無いので駐車場側へと回る。

高岡小学校のHP(歴史資料内)に旧二見家武家門の姿が掲載されている。

 

二見家の建物はオモテとナカエの二棟造り

 

邸内から門を見る。

邸内は駐車場になっている。庭園を多少残せなかったか 

 

 

路傍の石像。仏像?

 

二見家屋敷前。旧薩摩街道に面する。

 

去川地区を後にして国道10号線を宮崎市街地へと向かう。フェニックスシーガイアリゾートへ。

ホテルにチェックイン。(続く)


2010 伊作麓の風景

2010-08-07 | 麓-串木野・日置

8月は連日猛暑が続く。久しぶりに伊作麓に寄ってみた。 

伊作郷御仮屋跡の上にある武家屋敷。前回特に印象が残った。夏雲も印象的

 

 

背後の山の景色に溶け込む武家門の姿が素晴らしい。

 

伊作郷は名門・伊作家の領地で近くの伊作城で忠良の息子貴久ら、貴久の息子三兄弟が生まれた。

伊作は島津の歴史の中で重みのある土地である。

 

伊作中心に残る武家門。石垣の緻密さが見事である

 

今回新たに発見した武家門

国道から脇に入ったところに所在する

 

屋敷は既に取り壊されている

 

石製の棟木は加治木の武家門や松江市の小泉八雲旧居の武家門でも見ることができた

 

門はシンプルな構造だけに屋敷に比べると風雨に耐えやすいのかも知れない。

 

屋敷の持ち主の心情としてせめて門だけは残したいと言う気持ちも働くのかも知れません。

 

門の先には白壁の倉も残されていた。

 

倉の手前の記念碑には実吉安純博士生誕の地とある。

1848年伊作郷中之里村生まれ。

明治2年大学東校(現東京大学)医学部入学、海軍軍医総監、貴族院議員、日本医師会名誉会長等歴任。

吹上町が生んだ不世出の医学博士であったとある。

参考:伊作郷を行く(2009.6訪問(1)(3)

金峰町の田布施麓(尾下麓)を車で通ると田布施の亀ヶ城の麓から石垣や生垣がもう少し広がっていることが判った。

国道270号線を北上すると大野地区に目が留まった。国道から入ると石垣や石柱の門がまとまって残っている。

麓の郊外に郷士がまとまって居住したのかも知れない。

 参考:田布施麓(2007.11訪問)、