鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2008 奄美大島・龍郷町

2008-05-18 | 種子屋久・奄美諸島

翌日は龍郷町で仕事

西郷松。西郷南洲翁謫居跡に向かう途中にある

安政6年、奄美大島に流された西郷を乗せた船が龍郷湾に上陸。船のとも綱を1本のリュウキュウマツの幹に結び、それから150年、見事な枝を広げた大木に成長し、いつしか西郷松と呼ばれるようになった。

西郷松の近くの民家。珊瑚の石垣と高い樹木に覆われる

 

しばらく車を走らせると、龍郷集落に入る。緑の旗のあるところが西郷南洲翁謫居跡

 

西郷南洲翁謫居跡。入館料大人200円。ガイド付き

流罪となった西郷隆盛が龍郷の有力者竜佐栄志の娘(後の愛加那)を娶り、3年間過ごした

長男菊次郎は後に京都市長となる

内部に使われている木材は比較的新しい。シロアリ等の被害のためとか

 

この時期、どこも木々が生い茂る。向こうにある茅葺の謫居跡が見えないほど

 

龍郷集落内にある教会。赤木名や名瀬にも立派な教会がある。

長崎の五島列島、熊本県の天草、そしてここ奄美大島にもキリスト教がしっかりと根付いているようだ

 

集落内はひっそりしている


2008 奄美大島・赤木名集落

2008-05-18 | 種子屋久・奄美諸島

奄美大島・笠利町のつづき

笠利町赤木名には大島代官所があった。赤木名集落は街並み景観の保全活動を進めているようです

代官屋敷跡のある通りにきれいな生垣が続く。下のブロック積みが惜しい

 

上の通りを横に入る路地にもきれいな生垣が続く

生垣の向こうに赤瓦や特有のトタン葺きの屋根が見える

 

こちらの路地には犬槇の刈り込みが続く。ブロック塀が惜しい

 

知覧に負けない大刈り込みの犬槇

これだけの大きさに揃えるのにどれだけかかるのだろう


2008 奄美大島・笠利町

2008-05-18 | 種子屋久・奄美諸島

5月14-15日、奄美大島に出張した。10:05発のJAC

36人乗りSAAB。プロペラエンジンの音と揺れが少しある以外は快適であった

バスに乗り込み、滑走路をしばらく走ると、小型機の前でバスが止まる。みんな当たり前のように降りてタラップに向かう。えっこれで奄美まで飛ぶの?と少し驚きながら、みんなについていく。後で調べると36人乗りのSAAB。満員の乗客を乗せタラップを中に収容し、定刻遅れで離陸した。約1時間20分で奄美空港に到着。

レンタカーを借りて車であやまる岬へ。いい景色だ。「この岬一帯のなだらかな地形が「アヤに織られた手鞠」によく似ていることから、いつの頃からか「アヤマル」と呼ばれるようになり、地名になったんだろうと伝えられています。」(現地の解説)

 

珊瑚礁の浅瀬(リーフ)が広がる

 

レンタカーで出張先の一つ旧笠利町の中心赤木名に移動

赤木名の海岸。東シナ海側

 

海岸沿いに珊瑚積みの石垣が残っている。大小様々な大きさ形状の珊瑚が積んである

 

 

 

赤木名集落には現役の高倉も残る。屋根は奄美独特のトタン葺き

 

赤木名集落内にある薩摩藩の大島代官所(仮屋)跡

現在は畑地。赤木名はかつて奄美大島の中心地であった

 

当時を思わせるものは珊瑚の石垣のみ。里の地名が残る

赤木名で仕事を終えた後は名瀬へ移動し、夜は「むちゃかな」で島料理


2008 奄美大島へ

2008-02-10 | 種子屋久・奄美諸島

1月30日に奄美市に出かけた。この時期は天候がすぐれない

奄美空港近くの看板

いもーれは奄美の方言でようこそいらっしゃいませの意。沖縄の方言めんそーれと同じような意味だ。

 

奄美空港から名瀬行きのバスに乗車。約50分のバス旅

 

奄美まるごとの看板。龍郷町赤生木にて

 

お昼は奄美市役所の方にお店をいくつか教えてもらい「鳥しん」で鶏飯(けいはん)を頂く

山羊汁とか豚飯なども美味しそう

 

夜は「喜多八」で島料理を頂く。前回の「むちゃかな」もよかった

 

南の島とはいえ、この日の夜は少し寒い

火鉢に手をかざしながら黒糖焼酎をお湯割りで。お店の心遣いがうれしい

 

帰りの奄美空港内レストランにて

 

離島行きの便に搭乗客が乗り込む


2007 奄美大島~帰路

2007-11-03 | 種子屋久・奄美諸島

名瀬市内のホテルに宿泊し、翌日空港行き特急に乗車する。

台風の影響で海が荒れている。

奄美の貴重な高倉(高床式の倉庫)のある家。高倉の屋根はトタン葺きだが、現役のよう。

奄美空港の手前の奄美パークで下車。

奄美パークでは奄美諸島の民俗・歴史の他、奄美の自然を迫力あるスクリーンで堪能できる。

田中一村記念美術館も観覧できる。

奄美パーク

離島からの便が奄美空港に到着。可愛い機体だ。

帰路の飛行機から。薩摩半島の南端 開聞岳 池田湖 鰻池 山川港が 眼下にみえる。


2007 瀬戸内町・海上タクシー

2007-11-02 | 種子屋久・奄美諸島

瀬戸内町の古仁屋の対岸に加計呂麻島がある。

加計呂麻島は寅さんの「男はつらいよシリーズ」の最終作のロケが行われた場所としても知られている。

フェリーかけろま(町営)の出航風景

海上タクシーの案内所

海上タクシーの数々

でいご丸。仕事帰りらしき人が乗船

 

あっという間に港の外へ走っていった。

にっぽん丸もそろそろ出航のとき。煙突から煙がたなびく

古仁屋の夕暮れ。われわれも戻りのバスに乗車する時間


2007 瀬戸内町・にっぽん丸寄航

2007-11-02 | 種子屋久・奄美諸島

漁港の隣りに「せとうち海の駅」がある。南部の海の玄関口。

せとうち海の駅からの眺め。コーラル橋が見える

この日 三井商船のにっぽん丸が瀬戸内町の古仁屋港に寄航した。

神戸から宮崎港を経由してやってきたらしい。本日夕方6時に出航の予定

近くで見ると大きいなあ。総トン数2万トン。

 

地元による歓迎会。特産品も販売している。

 


2007 奄美大島・瀬戸内町

2007-11-02 | 種子屋久・奄美諸島

お昼の12時くらいに古仁屋に到着。

古仁屋の中心街の一つ。お昼は名物の鶏飯を注文する。

近くの田原製菓。

お土産用に地元で評判の黒糖かりんとうを買いに行ったが既に売り切れであった。

古い郵便ポストと南国の木。よく見ると実がたわわになっている。

古仁屋漁港。もうすぐ11月というのに、日差しは暑いし、せみ(?)がうるさく鳴いている

漁港近くのコーラル橋

コーラル橋のたもとから遠くに三井商船のにっぽん丸が見える。

地元のみなさんが昼間港に集まっていた理由はこれでした。


2007 奄美大島・バスの旅

2007-11-01 | 種子屋久・奄美諸島

バスの車窓からの眺め。

途中バスは新村という所で5分間休憩を取る。運転手さんも休憩。

先は長いトンネルときつい登りが続く

山々は険しく 九州山地を越えて行く感じ。所々展望が開ける所がある。

峠を越えると下のほうに集落が見えてきた。カーブが多いため写真がぶれる。

このあとバスは再び登りになり、地頭峠を越えてようやく瀬戸内町の中心地、古仁屋に入る。


2007 奄美大島

2007-11-01 | 種子屋久・奄美諸島

9月に続き奄美大島に出張した。

薩摩切子。鹿児島空港の出発ロビー内に展示。一番安いもので1個数万円。

奄美空港。鹿児島空港から約50分で到着。

バス(奄美交通)に乗り換える。写真は名瀬行き特急。

目的地は瀬戸内町。瀬戸内行きを待つ。

島の北部にある奄美空港から南部の瀬戸内町まで2時間半のバス旅。

乗客はわれわれを入れて5名。

白いトタン屋根が目に付く。台風対策か。

さとうきび畑の遠くにそびえる建物は旧奄美空港の管制塔。

道路の左右に 交互に海が見えてくる