鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 喜界島 03

2010-04-01 | 種子屋久・奄美諸島

喜界島の夜は居酒屋でKさん、Nさん、M会長とご一緒した。3軒ハシゴする。

喜界島の夜は熱く盛り上がる。喜界島のソールフード。ごはんを玉子焼きで巻いたもの。

 

翌朝は近所を散歩。

 

 

スギラビーチ。空港のそば。ビーチの近くには綺麗なゴルフ場もある。

 

空港近くにお洒落なお店がある。Kさん、Nさん、M会長とお昼をご一緒した。

 

 

喜界島とは言えこの日は寒く店内でストーブを焚いてくれた。鍋焼きうどんがとても美味であった。

見送って下さったKさん、Nさん、M会長、商工会のみなさん、ありがとうございました。

 

 

後記:喜界島は自然や史跡など見どころがたくさんあり、ビーチやゴルフ場はあるが観光地化されていない。

観光を前面に出さなくても産業があり生活にゆとりがあるということなのだろう。

ゆっくり過ごしたい方にお勧めの島です。


2010 喜界島 02

2010-03-31 | 種子屋久・奄美諸島

阿伝集落にて。集落内の風景

 

 

 

 

元カメラマンのNさんはここから海が見える構図が好きらしい。

雨が降ると石垣のサンゴが黒ずんで見えるが晴れた日は綺麗な色をしている。

しばらく時間が経って石垣のくすみが少しとれたか。

 

 

ムチャ加那公園付近から眼下に見える集落。印象的な銀色の屋根

 

雁股の泉。島内には平家にちなむ史跡がある。平家上陸の地や平家の森など。

 

蝶に超注意!喜界島はオオゴマダラやアサギマダラなどの乱舞が見られる。

喜界島はハブがいないので安心して観察できる

 

一本道。Nさんお勧めの絶景ポイント。一本道がまっすぐ延びている

 

 

百之台国定公園から。眼下にサトウキビ畑。島の周囲が隆起サンゴ礁で囲まれている

 

防風林に囲まれた家並み

 

隆起する台地。標高203m

 

ウフヤグチ鍾乳洞へ

 

ウフヤグチ鍾乳洞。鍾乳洞の入口に長く太いシダが何本も垂れ下がっていた。

 

探検の映画に出てきそうな光景だ。Nさんお勧めの光景。

 

最後にとっておきの場所に案内していただいた。循環道路の脇から続く緑のトンネル。

 

ほとんどの人は気付かないそうだ。晴れて光が差し込むともっと綺麗なんだろう


2010 喜界島

2010-03-29 | 種子屋久・奄美諸島

2月15日-16日、喜界島を訪れた。

喜界島は奄美大島の東25キロメートル先にある島。鹿児島空港から喜界島まで約1時間。

一日2往復が飛んでいる。喜界行きJACは12番ゲート。

 

タラップからJACに乗り込む。あいにくの空模様。平日のためか搭乗者は仕事関係者のみ。

 

約1時間で喜界空港に到着。

いつも思うがどこの離島でも着陸前の周囲の海の綺麗さは格別だ

 

迎えのNさんに島内を反時計回りに案内してもらう。喜界島の基幹産業の一つがサトウキビ栽培。

サトウキビ畑の向こうに製糖工場跡の煙突が建っていた。

 

荒木集落。印象的な建物の簡易郵便局。

 

この時期は強い風が吹く。喜界島は隆起珊瑚礁からなる島で自生の菜の花があちこち咲いている。

 

コバルトブルーの湾。晴れた日はもっと鮮やかだろう

 

島の道路は拡張整備が進んでいるが部分的に古い舗装路が残る。

 

 

阿伝集落に到着。阿伝はサンゴ礁の石垣集落として有名。

 

 

阿伝集落は各家庭がサンゴの石垣と防風林で囲まれ、島独特の風情がある。

 

 

 

 

(続く)


2009 与論島へ

2009-02-14 | 種子屋久・奄美諸島

仕事で石垣島を訪れた2週間後、与論島を仕事で訪れた。仕事で離島へ続けざまに訪れるのは珍しい。

鹿児島空港。与論へ向けて飛び立つ準備中のボンバル機

 

与論島は奄美諸島の南端。沖縄返還前は日本最南端の島と呼ばれ多くの若者が押し寄せた。2度のバブルを経験。島の課題としてバブルの経験を抜け出せない人も少なくないようだ。

JAC日本エアコミューターのボンバル機、鹿児島発11:35に乗り込むと1時間20分で与論空港に到着した。与論空港に降りる直前のボンバル機から見下ろす与論の海は、東洋の真珠と言われたように息を呑む美しさです。前日あたりから強い風が吹いていたと言う与論空港へ到着。

 

与論の中心、茶花へ移動。迎えにきて下さったFさんに感謝。

 

茶花漁港。仕事の合間に漁港へ

 

桟橋の右側は漁港。左側は茶花海岸側。エメラルドグリーンの海が広がる。きれいな色だなあ

 

漁港とは思えない海の色だ

 

茶花海岸。白い砂浜が広がる

 

夜は機内で偶然再会した商工会の会長や商工会のみなさんとご一緒する。

与論献奉はお盆に載せた杯に親役から地元黒糖焼酎の有泉を並々と注いでもらう。写真の有泉はPBの名前「サビチラの海」のラベルが貼られている。サビチラとはチョウチョウ魚(与論島の形がチョウチョウ魚に似ている)の地元方言。

一通り口上を述べて、杯につがれた有泉をゆっくりと飲み干す

(与論献奉のやり方)

杯の中の有泉を飲み干したあと、杯を縦にして手のひらに有泉のしずくを落とし、手のひらを頭に撫で付けます。飲み干したことを親役に伝えるパフォーマンスです。杯は参加者全員に回される。その都度、口上を忘れてはいけない。都合、杯が4度回ってきました。こうやって親交を深めます。親役は飲み手の技量を見極めなければならず、量を加減して無理な飲ませ方は決してしないということです。

手元に水を注いだグラスを置き、途中途中でグラスの中の水を飲む。これをお腹で割る(水を割る)といいます。

翌日午前中仕事のあと、与論空港から1時間遅れのボンバル機で鹿児島へ帰りました。空港まで見送って頂いたFさん、Yさんに感謝。

参考:与論島・与論町(1)与論献奉コバルトブルー豊年祭 (2007.9訪問)


2008 屋久島 02

2008-10-11 | 種子屋久・奄美諸島

屋久島のつづき。 千尋の滝から鯛の川下流のトローキの滝へ向かう

 

鯛の川下流。手前のトローキの滝で直接海に流れ落ちる

 

トローキの滝。奥のピークはモッチョム岳。

海に直接流れ落ちる滝は、オホーツク海に流れ落ちる知床のオシンコシンの滝とここだけらしい

知床と屋久島、ともに日本が後世に残すべき大事な自然遺産です

トッピーの最終便の時間の関係で大川の滝は断念し、引き返した

珍しい名前のバス停。ホトー川

 

焼酎川。2年前の訪問時にも気になった。焼酎川のいわれをちょっと知りたい

 

三岳酒造の本社工場。なかなか手に入りにくい芋焼酎「三岳」を扱っている

時間的に厳しいなあと思いつつ、ヤクスギランドを目指した。ヤクスギランドへの道は途中まで2車線。

途中から狭い1車線に変わる。大型バスに対応するためか拡幅工事が現在進行中

明星岳展望台。

 

山頂付近に尖った角(つの)のような大きい岩がある。これも気になる存在

 

ヤクスギランドに近づくにつれ、写真のような木が増えてくる

ヤクスギランドまであと2kmの地点で引き返す。

2年前のデジカメ写真が残っていればヤクスギランドをアップしたいのだが見当たらず。

トッピー乗り場の宮之浦港に大型客船が入港していた

 

宮之浦港から最終便15時45分発トッピーに乗船する。沖合いを行くトッピー

 

夕日に映える開聞岳

(訪問記)

毎回の事ながら駆け足の島巡りとなった。今度はゆっくりとまわりたい。

カヤック体験、トレッキング・・・屋久島は魅力いっぱいの島。


2008 屋久島へ

2008-10-11 | 種子屋久・奄美諸島

10月7日に仕事で屋久島を訪れた。2年ぶり

鹿児島港南埠頭。トッピーを利用

 

トッピー船内から見える佐多岬

種子島の西之表港を経由して約2時間半で屋久島の安房港に到着。トッピーは非常に快適

到着日の安房は非常に強い雨だった

 

翌日はカラリと晴れる。朝方に安房を散歩。高台から安房の町並みと安房港を眺める

 

安房川と、まんてん橋

 

 

安房港にて

 

 

松峰大橋から安房川。カヌー体験ができるそうだ

 

 

レンタカーを借りて千尋の滝へ向かう

 

千尋の滝。落差約60メートル。巨大な花崗岩の一枚岩とともに雄大な景色を見せてくれる

 

(続く)


2008 沖永良部島 04

2008-06-07 | 種子屋久・奄美諸島

和泊町の民宿に泊まる

夜は近くの創作居酒屋へ。今朝の最低気温は25度。エアコンを弱にして寝る。

翌朝、和泊港付近を散歩。写真の灯りは海から確認できる。

 

朝の散歩で見つけたエラブユリの群生。島内で栽培されるエラブユリの出荷時期は3~4月。

昨日はエラブユリの花を見かけなかったが、ここには白い花が残っていた。

 

ウジジ浜。カナダの帆船が台風で座礁し、地元の人が乗組員を助けた場所だそうだ

 

右にきのこ状の頭をもつ奇岩がいくつかみえる。これがウジジ浜の特徴

 

ウジジ浜の近くに群生するユリの花。ピンク色の花

 

知名町の市街地で見かけた琉球形式の古民家。

屋根の上にシーサーが見える。沖縄方面から移築したものか、元々この地に建てられてあったものか

 

田皆岬へ

農道を迷いつつ灯台を目指して着いた。島の代表的な観光ポイント。絶景の地

すぐ先は高さ40mの切り立った崖となっている。

下を覗き込むと吸い込まれる感覚に陥るのでこれが崖まで近づくことのできる限界だ

沖永良部島を離れ、鹿児島空港へ戻る。

横3席の小型プロペラ機。奄美へ飛んだものと同型機

鹿児島空港の上空は風が強く、木の葉のように横揺れしながら着陸した

 


2008 沖永良部島 03

2008-06-07 | 種子屋久・奄美諸島

フーチャの海岸から内陸側へ入る

島の北部の集落の風景

 

西原集落にて。珊瑚の石垣と民家を台風から守る防風林

 

国頭(くにがみ)集落にて。民家の入口。珊瑚の石垣が見える。

 

国頭集落にて。ヤシの木の一種と思うが、トックリヤシとは違うような

 

国頭集落にて。立派な石垣を構える

 

国頭小学校の日本一のガジュマル。

樹齢100年以上。枝を鉄柱で支えている。明治31年に第1回卒業生が植えた

 

国頭小学校の校門横の花壇。島名産のエラブユリ。3~4月に白い花を咲かせる。

 

南国らしい集落の風景

 

 

島のさとうきび畑。さとうきびは黒糖の原料。エラブユリと並び島の代表的な農産品の一つ。

 

空港と和泊町の市街地を結ぶ幹線道路。左右に椰子の木。

 

和泊町の市街地へ向かう途中にある笠石海浜公園。テッポウユリ(エラブユリ)をイメージした展望台がある。

沖永良部島は花の島

 

展望台から見える海岸。太平洋側。海風が気持ちよい

 

 

車を5分走らせると和泊町の市街地に着く。

中心にある南州神社。代官屋敷跡に建てられた。奥には上野の西郷さんと同じデザインの銅像が建つ

 

南州神社の近くに西郷隆盛牢屋跡があった

 

西郷隆盛は奄美大島の龍郷に流罪された後、島津久光によって再び沖永良部島に流罪された。

 

和泊町の市街地にある民家

 

和泊町の市街地にある民家。枝ぶりが立派

 

和泊港からの風景。台風の影響のためか波が高い

 

遠くに防波堤が見える。一見おだやかそうに見える波

 

ところが防波堤に打ち寄せる波は激しい。和泊港から和泊町の市街地方面を眺める

この日の最高気温は29度


2008 沖永良部島 02

2008-06-07 | 種子屋久・奄美諸島

沖永良部島のつづき。

沖永良部島の代表的な観光地の一つ。フーチャ。

「フーチャとは、隆起サンゴ礁が荒波で浸食されてできた「潮吹き上げ洞窟」の事です。季節風や台風時には20~70mも潮を噴き上げ、天高く飛び散った水滴が雲霧状となって農作物に大きな被害をもたらしたため、昭和38年、4箇所のうち3箇所を破砕しました。被害の少なかった現フーチャだけが観光資源として残されています。・・・」と案内板に書かれている。英訳のSpray Cave は言い得て妙。

 

洞窟の近くまで遊歩道がある。思わず吸い込まそうな洞窟だ

 

潮を噴き上げるシーンは見られず

 

この付近は釣りのポイントでもあるようだ。釣り人が何人かいた

 

切り立つ岩。夏場でもサンダル、半ズボンは避けたい

 

島の石垣。珊瑚礁でできている。砦みたい

 

島の雲。晴れ間がだいぶ見えてきた

 

鹿児島本土や離島の海岸でよく見られる看板

 

島の石垣

 

ここの海岸リーフは少し緑がかっている。海の色はコバルトブルー

 

 

岩に自生する赤い花。


2008 沖永良部島

2008-06-07 | 種子屋久・奄美諸島

仕事で沖永良部島を訪問した

沖永良部島は与論島の隣りにあり、飛行機で鹿児島空港から約1時間半

島の北部にある沖永良部空港に到着。天候は曇り一時雨

 

飛行機のタラップから降りて傘を受け取り、空港建物まで歩く

空港近くでレンタカーを借り、北部の国頭岬へ

海岸線沿いの道を東シナ海に沿って走る。道沿いに南国特有の植物が見られる

アダンの木

ソテツの実

 

島の北端から太平洋側を望む。雨雲が低く垂れる。リーフの先端で波が砕ける

 

 

 

ハマユウの群生地。7月になると白い花の群れが見られる。少しずつ晴れ間が見えてきた

 

何やら黙々と作業している人がいる。海苔の採集か

 

砂浜に降りてみると ヤドカリがもぞもぞと動いていた

沖永良部島は珊瑚の隆起島

島の周囲が波で侵食され断崖となっている所が多い。海岸沿いの岩は写真のように切り立っている

この日は台風の影響か高波が寄せてくる

 

 

沖永良部島の雲。雨雲の向こうに晴れ間