9月1日に新しいエアコンを自宅のリビングに付けました。実に10年ぶりです。
思えば、父の定年2年前にマンションを購入し、少ししてからエアコンを買いました。「マンションなのだから、洋風の生活をする」と言う父の考えで、27年前に1台目のエアコンを買ったのです。メーカーは今は亡き(サンヨー)しかし、所詮は昭和一桁の父親、洋風な生活は無理で、炬燵を入れ、エアコンの電気料金の高さにびっくりして、ストーブが復活。よほど暑い時以外は、スイッチを入れなくなりました。そうしているうちに故障して、使えなくなったのが、10年前。それから毎年、夏になると「今年こそ買う」と家電量販店をまわっては「来年でいいよね」と屈折の繰り返しでした。
そして本年、雨ばかりの涼しい夏でしたが、たまに扇風機を回すたび、目が痒くなり、かいてしまって、目の周りを赤く腫らしてしまうというトラブルになってしまいました。加えて、灯油を買ったりストーブに入れたりするのが困難になり、ヘルパーさんの手を借りるようになった母。いろいろ重なり、遂に購入し、設置と相成りました。屈折10年、遂にやりました。いやぁ、悩みに悩んだ10年間。最近のは自動クリーニング付きな上に灯油と変わらない料金なんだそうです。なんと10年保証だって。
ところが、1日以降、寒くも暑くもなく、ドライ機能以外使う機会がありません。買ったら使いたいと思うのが、人情ですよね。使いたくってウズウズしている今日この頃です。