hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Beware! Killer Tomatoes

2009年12月22日 | Captain R 13 読書
 「ファンタジーが好きだから、他の本は買わなくてもいい」と、ついに宣言したうちの息子。この半年間の「いろんなジャンルを読んで欲しいから」とアマゾンのフォーラムに投書したり、書店や出版社のサイト、はたまたブログをチェックして彼の喜びそうなものを探してきた私の努力が水の泡。
 「Harry Potter」「the Lord of the Ring」の国で生まれ育っているんだものね・・・・抗えないものがあるわけだ・・・・
 「それか、Jeremy Strong の本が読みたい」

 というわけで、大好きなジェレミーストロング。図書館から借りてきました。
 本を読んでいて声をたてて笑っているときは、たいていジェレミーの本です。それくらい彼の作品は Hilarious なんです。バカバカしい、っていうのとは違うような気がするんだけど、とにかく Funny で can't put the book down 必ず一気読みです。本を読むことが大好きになるような面白さです。
 
 主人公のジャックは足を怪我して入院中。退屈で退屈で死にそうなんだけど、一つどうしても心配で気になって仕方のないことが。それはトマトがらみのある事件。

 我が家では好きな作家や好きなシリーズの本があるとそのサイトをチェックするのですが、ジェレミーのサイトではストーリーライティングのアドバイスを受けることができるのかな?それと、メッセージボードに書き込むと、ジェレミー本人から返事が来ます。Captain R が「日本語に翻訳されている本もあるのですか?」と質問したら、何冊もありますよ、という返事が来ましたよ。

 「My Father's got an alligator」から始まるシリーズが特に簡単で面白く、チャプターブックを読み始めたお子さんにはピッタリだと思います。

 

コメント (3)

The Lighthouse Keeper's Cat

2009年12月22日 | Nancy 10 読書
 またまた The Lighthouse Keeper シリーズ。多分ですけど、この本が一番有名だと思います。
 主人公は猫のHamish。Hamish は灯台のマスコット的な存在でみんなの人気者。Grinlingさん夫妻もとても可愛がっています。ガーデニングやクッキングのお手伝いもします。ただし彼流。Fish with everything is Hamish's motto.
 ある日、夫妻が灯台にいるネズミに困っていると二人で話しているのをHamishは聞いていました。奥さんが、「Hamishになんとかさせましょう。ご飯を減らせば、さすがのあの子もどうにかしようとするでしょうよ。」という様なことを言います。
 あれ?さっき「とても可愛がっている」って書いていなかったっけ?
 はい、確かに書きました。本当ですよー。
 大ショックを受けた彼は、ふてくされて家出をします。はじめてのおつかい、ならぬ「はじめての家出」はなかなかエキサイティング。
 ところが、最初楽しくしていても、どこへ行ってもなぜかうまくいかない。「みにくいあひるの子」など、行く先々で相手に意地悪をされたり言われたりというのはよくある話ですが、「原因がHamishにあるところ」がこの本の違うところで、面白いところ。
 さて、心配で夜も眠れない奥さんは翌朝早々Hamishを探しに出かけます。
 行き先のわからない猫をどうやって探すのでしょうか?
 ヒントはHamishのモットーです。
 それに意外なヘルパーも登場しますよ(ただしシリーズを読んでいるか、私のブログを真剣に読んでいるか(笑)じゃないと意外でもなんでもない・・・ははは)。
 Exciting, funny and feel good at the end

 
 
コメント