hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Nancy (age 6)'s 2009 Best 3 Books

2009年12月29日 | 我が家のお気に入りの本
 娘は予想外にあまり読みませんでした。絵本やORTstage7-9を中心に学校から渡される課題の本はたくさん読んだのですが、チャプターブックはほとんど途中で投げ出している様子。
 彼女は新しい本を次から次へと読んだり、シリーズものを読んだりするよりは、好きな本を何度も何度も読みたいタイプのようです。そこで、こんなランキングになりました。

 1.The Witch Dog by Frank Rodger

 一番最初に読んだのはきっと2年近く前だとは思うのですが、年間を通して一番ベットの上に散らばっていた、もしくは床に投げ捨ててあった率が高かったので。この本は魔女に弟子入りした犬の話(すみません、タイトルそのまんま)。
 カラーのイラスト入りで読みやすく、ほのぼのした話がなんとも心地の良いシリーズで、娘も私も大好きな作品です。

 2.The Dinosaur’s Packed Lunch

 こちらは大人気ジャクリン・ウィルソンの作品です。これも最初に読んだのは今年ではなかったとは思うんですが、何度も何度も読み返し、学校の Show and Tell の時間にも持って行って発表をしていました。お母さんがいなくてさみしい思いをしている女の子を恐竜が優しくいたわってくれるような話です。
 この本を読んで、「Lizzie Zipmouth」「Cat Mummy」と同作者の本を立て続けに読み、JWのウエブサイトでデコレーションのできる日記を書いたりなどして楽しんでいました。

 3.Ballerina Becky and other ballerina stories

 ハードカバーの絵本で、一見小さい子対象に見えて実は読むところがたくさんあるし、ストーリー性も充分。本来はバレエを始めたばかりの3,4歳の子に大人が読んであげる本なのだと思うのですが、娘は何十回も楽しんで読んでいます。

 子供とはいえ、それぞれ読書スタイルがあるので、そこは尊重しなくてはなぁ、と思うんですが、だからといってお兄ちゃんにばかり本を買ってあげるわけにもいかず、娘の本棚には読んでいない本がどっさり。
 来年は開き直って、娘には図書館から絵本、息子には図書館からファンタジー、お金は私の本につぎ込もうかなぁ・・・ウヒヒ
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Captain R(age 9)'s 2009 Best 3

2009年12月29日 | 我が家のお気に入りの本
 息子もまた今年は例年より読んだ数が少ない中でのランキングになりますが、こんな感じでございます。(数は多いが、偏りが・・・が正しいかな)

1 「Artemis Fowl」by Coifer Eoin

 今年の後半はこれに始まりこれに終わりました。とにかく必要以上にはまってしまって、ついには Artemis Fowl DS も買いました。しかも、これ、ゲームですらないんですよ。DSで本を読むんです。オタク道極めています。
 一般的な書評は賛否両論ですが、うちの息子は大大大好きです。
 私は読んでないのですが、背表紙やサイトでの作家のコメントは非常に読みやすく面白く、好感をもてますし、読書欲を駆りたてられます。

2 「Alex Rider」シリーズ by Anthony Horowitz

 昨年から引き続いてこのシリーズ読みました。私も一巻を途中までと、映画を観ましたが、出だしから手に汗握るアクションありで、惹きつけられます。内容、語彙などは9歳には難しいとは思いますが、スリリングな展開に夢中になるのでしょう。

3 「Dead Famous: Issac Newton」

 本人に確認はとっていませんが、母親の独断で、「難しく、特に興味がある内容でもないはずなのに、夢中になって読んでいた」ということでのチョイスであります。

 そのほか、Astrosaurs Academyシリーズ, Jeremy Strong作品全般の再読, Ceci Jenkinsonのシリーズ、Fantastic Mr. Fox、Michael Morpurgo「 Butterfly Lion」などを喜んで読んでいました。
 最近「Charlie Bone」を読み始めました。

 Captain R はとにかく本が大好きなので、買ってあげるのが楽しくて仕方ありません。最近は本の厚みが増したのでお値段も増して、全部買うのは大変なので、図書館も大いに利用しています。今リクエストしてあるのは、Philip Reeve「Mortal Engines」, Trenton Lee Stewart「The Mysterious Benedict Society」, Terry Pratchett「The Colour of Magic」です。ちなみに私も年明け早々Terry Pratchettの「Nation」を読む予定であります。親子で同じ作家を読めるなんてなんだか嬉しいです。ただし、Captain R が読んでくれたらの話ですが。かなり気難しいので、本選びは大変なんです。
   
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