『それは『信用』というものだ。それが看板でもあり、標章でもある。『はい、出来ました』でできるものではない。長い歳月をかけて、育ててつくり上げたものなのだ。キドニアの集散所とお前らの信用度を比べてみるのだ。クレタの人々にとって、キドニアの集散所の信用度は、大きく重い。お前らの信用度は、とてもじゃないが比べものにならないくらいに小さくて軽い、解るな。この信用に頼って事を為していけばいい』
『解った。肝に銘じる。お前の言葉に従って謙虚に事を為していく』
『おう、それは、いい心がけだ。これ以上、お前に言うことはない。次に会う時まで元気でいるのだぞ、判ったな、笑顔で会えるようにな』
『おう、お前も元気でな。新艇の件、解った。お前が満足するようにする。船についても、また新艇のトレードについてもだ』
パリヌルスは、テカリオンの船をあとにした。
浜に着いたパリヌルスは、空を見あげた。月はない星明りのみの闇夜である。彼は張り番の者に松明を準備させた。
『小ぶりの松明でいい、頼む』
彼は松明のくるまでの間、渚に立って、潮騒を耳にしながらテカリオンと話し合ったことを思い出していた。
『隊長、松明出来ました。どうぞ』
『おう、ありがとう』
彼は、松明を手にして広場への坂道を登っていく、道の横の茂みからパリヌルスに呼びかける声が聞こえてくる。
『パリヌルス、松明の火を消して、私ーー』
それを耳にしたパリヌルスは状況を理解した。その声がパリヌルスの本能を刺激してくる。
『私はここ、来て!』
声が彼を呼び寄せる、闇を通して暗がりを探る、彼女の手がパリヌルスの手に触れる、握り合う、彼を引き寄せる、パリヌルスの体が敏感に反応する、股間の分身が屹立してくる、彼は灌木の茂みの陰にいる彼女に相寄った。
彼女の手がパリヌルスの股間の分身を握る、パリヌルスの全身が反応した。茂みの陰の草地に二人は身を横たえた。
二人に言葉はいらない、彼女はパリヌルスの唇に吸い付いてくる、手は太くてたくましいパリヌルスの分身をまさぐり求め、やさしく、烈しく愛撫した。
パリヌルスの手は、彼女の胸の二つの山を愛しくもみしだき、そろりと下半身の秘丘を撫でさすり、指は姫どころを愛撫した。しとどの潤いが感じられる。
パリヌルスにとって、忙中の情事である。
『おう、何事も一気貫徹!俺は、お前を歓ばせる』
彼は、彼女の耳にささやき、覆いかぶさっていく、彼を迎える燃え始めた女体、そそり立つ分身を秘口に導く、分身は彼女の身に分け入っていく、嗚咽、よがりの声をあげ、二人は結びつく、絡み合った。
体を律動させるパリヌルス、その動きに合わせてあえぐ彼女。
『解った。肝に銘じる。お前の言葉に従って謙虚に事を為していく』
『おう、それは、いい心がけだ。これ以上、お前に言うことはない。次に会う時まで元気でいるのだぞ、判ったな、笑顔で会えるようにな』
『おう、お前も元気でな。新艇の件、解った。お前が満足するようにする。船についても、また新艇のトレードについてもだ』
パリヌルスは、テカリオンの船をあとにした。
浜に着いたパリヌルスは、空を見あげた。月はない星明りのみの闇夜である。彼は張り番の者に松明を準備させた。
『小ぶりの松明でいい、頼む』
彼は松明のくるまでの間、渚に立って、潮騒を耳にしながらテカリオンと話し合ったことを思い出していた。
『隊長、松明出来ました。どうぞ』
『おう、ありがとう』
彼は、松明を手にして広場への坂道を登っていく、道の横の茂みからパリヌルスに呼びかける声が聞こえてくる。
『パリヌルス、松明の火を消して、私ーー』
それを耳にしたパリヌルスは状況を理解した。その声がパリヌルスの本能を刺激してくる。
『私はここ、来て!』
声が彼を呼び寄せる、闇を通して暗がりを探る、彼女の手がパリヌルスの手に触れる、握り合う、彼を引き寄せる、パリヌルスの体が敏感に反応する、股間の分身が屹立してくる、彼は灌木の茂みの陰にいる彼女に相寄った。
彼女の手がパリヌルスの股間の分身を握る、パリヌルスの全身が反応した。茂みの陰の草地に二人は身を横たえた。
二人に言葉はいらない、彼女はパリヌルスの唇に吸い付いてくる、手は太くてたくましいパリヌルスの分身をまさぐり求め、やさしく、烈しく愛撫した。
パリヌルスの手は、彼女の胸の二つの山を愛しくもみしだき、そろりと下半身の秘丘を撫でさすり、指は姫どころを愛撫した。しとどの潤いが感じられる。
パリヌルスにとって、忙中の情事である。
『おう、何事も一気貫徹!俺は、お前を歓ばせる』
彼は、彼女の耳にささやき、覆いかぶさっていく、彼を迎える燃え始めた女体、そそり立つ分身を秘口に導く、分身は彼女の身に分け入っていく、嗚咽、よがりの声をあげ、二人は結びつく、絡み合った。
体を律動させるパリヌルス、その動きに合わせてあえぐ彼女。