稲妻にこぼるる音や竹の露 蕪村
いな妻や佐渡なつかしき舟便り 蕪村
もの焚て花火に遠きかかり舟 蕪村
(蕪村の句は色合いが美しく、組み合わせが巧みだということは素人でも分かります。繰り返し読んでいると、その色合いは先にあり、素材がそのあとにやってくるのではないと思うことさえあります。写実を大切にする流れは分かりますが、蕪村が描く世界は、そんなことを飛び越して、組み合わされ、創り出されているのではないかと思うこともあります。その辺りから読み続けてみたいですね。でも、学者風の読み方は、厭味ですね。)
・・・・・・・
最近は「向上心」「努力」「前向き」そんな言葉を使わなくなりました。
若い人にとってどうか分かりませんが
年を取ると
そんなものはなくても困らないし
それとは違った世界があることを感じるようになるものですね。
どうしてでしょうかね。
人それぞれで、一概に言えませんが
ぼんやり、ゆったり、生きているというか
食べる才覚さえ何とかすれば
後は、世間体など気にしない。
それで十分なのと考えてしまうのですね。
・・・・・・
いな妻や佐渡なつかしき舟便り 蕪村
もの焚て花火に遠きかかり舟 蕪村
(蕪村の句は色合いが美しく、組み合わせが巧みだということは素人でも分かります。繰り返し読んでいると、その色合いは先にあり、素材がそのあとにやってくるのではないと思うことさえあります。写実を大切にする流れは分かりますが、蕪村が描く世界は、そんなことを飛び越して、組み合わされ、創り出されているのではないかと思うこともあります。その辺りから読み続けてみたいですね。でも、学者風の読み方は、厭味ですね。)
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最近は「向上心」「努力」「前向き」そんな言葉を使わなくなりました。
若い人にとってどうか分かりませんが
年を取ると
そんなものはなくても困らないし
それとは違った世界があることを感じるようになるものですね。
どうしてでしょうかね。
人それぞれで、一概に言えませんが
ぼんやり、ゆったり、生きているというか
食べる才覚さえ何とかすれば
後は、世間体など気にしない。
それで十分なのと考えてしまうのですね。
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