あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

紫蘇の葉がゆれる山の端煙立ち  あきオジ  

2010-09-29 06:29:01 | 日記
今日は外出します。
しかも夜です。
夜の活動は苦手で
できたら出歩きたくないのです。
でも、約束ですからしかたありません。

また、明日の朝、早起きします。

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法衣こんなにやぶれて草の実  山頭火

ほりほろ酔うて木の葉ふる  山頭火

(このような主観的というか、言葉にならない思いを逆に凝縮することで濃厚なもにする。そんな意図が山頭火にはあったのでしょうかね。そうだとすれば俳句に対する運動も背景になるのですね。なかなか孤高を護るということは難しいことなのですね。山頭火も時代の子であったのですね。でも、しみじみした気配があって、いいですね。)

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乗ってみたい世界もあり
孤高をまもりたい世界もありますね。
でも、人それぞれ
どちらがどうだとか言えませんね。

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水車小屋野太い響き充満す  あきオジ

2010-09-29 06:07:11 | 日記
巾着田の水車小屋です。

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海暮れて鴨の声ほのかにしろし  芭蕉

海の静寂がいいですし、その組み合わせの楽しさもあります。景色そして色彩の組み合わせ、そして、時間の推移が盛り込まれています。そのような要素を組み合わせると芭蕉になるし、色彩的な大胆なぶつかり合いが準備できれば蕪村になる。そんな無茶で発想では何も生まれないでしょうが、そんな見当をつけました。自分で「なるほど」と妙に納得しています。

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今日は久しぶりに夜の外出です。
夜の更新はありません。

決められたことを決められたようにしないと年寄りは落ち着かないのです。

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花過ぎて台に残れり種おちて   あきオジ

2010-09-29 05:55:54 | 日記
花が終わり種をもちはじめると
確かなものが残りますね。

結実するとこはこんなことかと思いますね。
次の世代に残ることが手の保全のために必要なことなのですね。

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夕べひょいと出た一本足の雀よ 放哉

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考えてみれば、解説書はときとして不要ですね。楽しければそれでよし。気分が乗らなければ、すり寄ることをしない。それがいいのでね。続けている間にいろいろなことが見えてきますね。

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俳句の権威主義を背にした大家など気にしないことにしました。老人の名人芸など「なくても困らない」ものが多い。そのことが最近、分かりますた。

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夕暮れ
風が吹くと
頼りない自分を支えるのが危うくなります。

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