昭和記念公園の白いコスモス
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物思ふ膝の上で寝る猫 山頭火
(親しい関係にあるのは猫。それもいいかも。猫はすっかり安心している。そう思えば、似た者同士かもしれません。でも猫は用心深く、膝の上で寝るのは飼い猫ということかもしれません。のどかというか、この句だけ読むと「そうですか」で終わりそうです。俳句といわれて「どこが・・・」そんな会話が展開しそうです。)
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涼しさを我が宿にしてねまる也 芭蕉
(「ねまる」は方言で寛いで座る意 芭蕉は品よくというか格調高く日々の事象を表現する技量はすごいですね。ちょっとだけ、自分で俳句を作ってみて分かることもありますね。きっと、江戸時代の教養としての遊びで俳句をつくる伝統の中に入りこむと面白かったでしょうね。)
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地吹雪を木曽の尻振列車かな 後藤綾子
(情景が美しく輝いている。地吹雪、木曽、尻振り、どれもが景色を深めています。自分としては今日取りあげた句の中で、一番のお気に入りです。)
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脱ぎすてて角力になりぬ草の上 炭(たん)大祇(たいぎ)
(このような長閑で平明でそれでいてのびやかな広がりがある。そんな句で、今は十分です。欲張って、「分かったような顔」をするのはやめましょう。
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物思ふ膝の上で寝る猫 山頭火
(親しい関係にあるのは猫。それもいいかも。猫はすっかり安心している。そう思えば、似た者同士かもしれません。でも猫は用心深く、膝の上で寝るのは飼い猫ということかもしれません。のどかというか、この句だけ読むと「そうですか」で終わりそうです。俳句といわれて「どこが・・・」そんな会話が展開しそうです。)
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涼しさを我が宿にしてねまる也 芭蕉
(「ねまる」は方言で寛いで座る意 芭蕉は品よくというか格調高く日々の事象を表現する技量はすごいですね。ちょっとだけ、自分で俳句を作ってみて分かることもありますね。きっと、江戸時代の教養としての遊びで俳句をつくる伝統の中に入りこむと面白かったでしょうね。)
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地吹雪を木曽の尻振列車かな 後藤綾子
(情景が美しく輝いている。地吹雪、木曽、尻振り、どれもが景色を深めています。自分としては今日取りあげた句の中で、一番のお気に入りです。)
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脱ぎすてて角力になりぬ草の上 炭(たん)大祇(たいぎ)
(このような長閑で平明でそれでいてのびやかな広がりがある。そんな句で、今は十分です。欲張って、「分かったような顔」をするのはやめましょう。
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