あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

光りある海に浮かぶ白き舟  あきオジ

2011-01-10 18:55:29 | 日記
みなとみらいの冬

なぜか、人があふれています。
若い人も元気ですね。

今日は成人式ですが
成人式出席者には出会いませんでした。

・・・・・

正月やごろりと寝たるとつとき着  一茶

(「とつとき着」とは晴れ着のことだということは、言葉の雰囲気で見当がつきますね。)

梅咲くや門跡を待つ青畳  一茶

(この句など、蕪村の句にまぜても分かりませんね。俳句とは独特の鑑賞方法をもつ文芸なのですね。)

それぞれがそれぞれの冬を歩いてる  あきオジ

2011-01-10 18:49:45 | 日記
鐘ついて去る鐘の余韻の中  放哉

山の夕陽の暮地の空海へかたぶく  放哉

たつた一人になり切つて夕空  放哉

・・・・・・

あれこれ慌てて判断したり、決めつけないで、淡々と馴染む。それが大切なのですね。
そんなことが分かったので、放哉、山頭火、一茶などをじっくり繰り返し読み続けようと思います。
なるべくならば、春のは春の句を。でもそんなことにこだわるつもりもありません。

・・・・・・・・


いまさらに遮る日差しもなき寒さ  あきオジ

2011-01-10 18:40:17 | 日記
横浜の街を歩いていると
こんな風景に突然出あいます。
もう少し丁寧に歩けば、さらに意外な風景に出合いそうです。
楽しみが増えました。

・・・・・・

月に吠える犬の声いつまで  山頭火

やつぱり一人がよろしい雑草  山頭火

(淋しさとやるせなさの中で、自分の意思とは関係ないことばが飛び出す。きっと、山頭火もそんなことを何度も経験したのでしょうね。)

・・・・・・

横浜にぎわい座で柳家市馬の独演会を聞く
よどみない展開
格調高い語り口
これぞ古典落語という雰囲気まで伝わってきました。
最近、中堅どころが頑張っているので
落語も楽しいですね。

・・・・・・

鶯がかたく掴みし梅の枝  あきオジ

2011-01-10 06:36:20 | 日記
梅咲けば梅の気分
のめり込むのもそさそうだけれど
どうもそうはできない育ちのようです。

・・・・・・・

春雨や蓬をのばす草の道  芭蕉

春雨や蜂の巣つたう屋ねの漏  芭蕉

(俳句もどきの段階ですが、それなりに粗製乱造を続けると、何となく俳句を作るって、こんなことなのかなと思うことがあります。でも、作為をもったり、古典的なものを下敷にするようなことはしないようにしています。そんな面倒なことはできるはずもないし、そんな技巧をこらしたり、言葉を置き返したりして技巧を高めても、その気がなくなったら、何も残らないからです。ですから、そこそこ楽しく、作りっぱなしで、修正などしない。それがいいと思っています。そのうち、嫌でも、そんな時期が来そうな気がしますから・・・・。)

・・・・・

冬の木々語らぬ昔もありそうな  あきオジ

2011-01-10 06:26:04 | 日記
神代植物公園の冬の木立です。
葉が美しく輝いていました。

・・・・・・

鶯の声遠き日も暮れにけり  蕪村

しら梅や誰がむかしより垣の外  蕪村

(どこかあれこれの意味がありそうで、その余韻を楽しむ時代の雰囲気が感じられますね。江戸時代はもっとも文化が豊かでおおらかだった時代だったのかもしれませんね。戦争がないだけでも大切な時代だったと思います。)

・・・・・・・・

落語を聞きに出かけます。
そして、みなとみらいの風景写真を撮ります。
それは老人の「しごと」のようなものです。

・・・・・

胸元で匂い立つのか白牡丹  あきオジ

2011-01-10 06:19:02 | 日記
雨の山茶花の散るでもなく  山頭火

けさもよい日の星一つ  山頭火

(余計な説明もなく、周囲への気兼ねもない表現が山頭火の魅力なのでしょうかね。それともそれは作意として読みとるのでしょうか。でも、素人の私はそのまま受け止めるのがよろしいようですね。)

・・・・・・

高校生や大学生のスポーツのシーズンが終わり
それぞれが、新しい職場に散っていくのですね。

納得のできる人生などありはしないと思うけれど
「やるだけやってみる」それだけは後悔しないでほしいですね。

・・・・・・