あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

幼き手合掌するや梅一輪  あきオジ

2011-01-20 21:10:40 | 日記
牡丹も何回も通って見ていると
独特の風格があり
上品でいいものですね。

来年はしっかり写真を撮りたいですね。
回数をこなすこと
そして、年数を重ねること
そうすることで分かることっていっぱいありますね。
続けるから見えることがあるのですね。

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母の魂梅に遊んで夜は還る  桂 信子

梅の奥に誰やら住んで幽かな灯  夏目漱石

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最近、一日一つしかできない。
そんなことを感じます。
でも、本来、この程度でよいものを
過剰になりすぎているのではないでしょうか。
働き過ぎ
勉強しすぎ
そして、よくのかきすぎ

足るを知る

それって、この年になると分かりますが
現役の時代は気づこうともしない。
そんなことかもしれませんね。

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薩摩焼梅一輪で静かなり  あきオジ

2011-01-20 20:42:05 | 日記
すこし熱がある風の中を急ぐ  山頭火

山の一つ家も今日の旗立てて  山頭火

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始めてみるとそこには大きな世界があることを最近思いますね。
どれが一流でどれが二流であるか
そんなこと関係なく
それぞれに大きな世界があり
そこに一流の人がいるものですね。
そんなことを思います。

小さくても
そんなことはどうでもいい
自分が夢中になれることを追い続ける。
それが人生を豊かにする。
辛いことを我慢することで得るものが大きいかもしれません
傷つくことも多いし、失うものもあります。
そろそろ発想を転換する時期ですね。

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熱中クラブという番組で
ベーゴマに熱中するおじさんが紹介されていて
「羨ましい」という熱い思いが湧いてきました。
社会的評価等どうでもいいじゃありませんか。

ドア開けて灯りうれしき冬の夜  あきオジ

2011-01-20 06:20:26 | 日記
障子しめきって淋しさをみたす  放哉

庭石一つすゑられて夕暮れがくる  放哉

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ブログを見てくださる方に感謝しています。
写真とも言えないような写真
俳句とも言えない俳句
それは日々のメモであり
ひとつづつ確かめながら捨てていく
そんなものだと思っています。
振り返ることなく先へ進むためのものなのですね。

そんな気楽さで続けていますので
今年もぼちぼちお付き合いください。

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次々と追い越す人もあり冬の駅  あきオジ

2011-01-20 06:03:33 | 日記
空へ若竹のなやみなし  山頭火

ころり寝ころべば青空  山頭火

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神代植物公園の温室の中では不思議な花が咲いていました。
世の中には想像を越えたものがいっぱいあり
私たちの知らないことがいっぱい存在している。

それだけでも知ることはわくわくしますね。
それで十分だと思います。

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愚痴を聞く仲間がありて冬の宿  あきオジ

2011-01-20 05:55:25 | 日記
寒牡丹
あのふわふわした感じというのでしょうか
風に揺れる独特の質感は牡丹独特のものですね。
やはり、風格がありますね。

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観音のいらかみやりつ花の雲  芭蕉

煩へば餅をも喰はず桃の花  芭蕉

(淡々としてゆるい。そんな芭蕉の句がいいですね。緊張を求められるような句に出会うと困惑してしまいます。ほどほどがいいですね。)

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