あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ちょっと待て月夜の階段ご用心 あきオジ

2011-01-17 20:12:51 | 日記
みなともらいへ行った時
壁を這う蔦を発見
少々季節外れですが綺麗でした。

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銭嗅き人にあふ夜はおぼろなり   夏目成美

雪野より梅野につづく遠い雲   高屋窓秋

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気分としては少々お疲れ
そんな感じです。
老人とはいえ、ときどき仕事もあるのです。
そんなときは一気に疲れがでますね。

打楽器が雪を揺らす鎮魂歌  あきオジ

2011-01-17 19:58:23 | 日記
白梅や老子無心の旅に住む  金子兜太

富士を去る日焼けし腕の時計澄み  金子兜太

(言葉が豊かで、イメージの飛躍を気にしない人には鑑賞の対象になるのでしょうが、そうはできない人には、つじつまを合わせようとする習慣がこびりついていますから、大変ですね。私も文章として正統的でないと理解を失ってしまうので大変です。でも、そのうち、何とかなるかもしれません。いやになったら、捨てる。それが私流です。)

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どうにでもなれとふる雪重き夜となり  あきオジ

2011-01-17 18:41:32 | 日記
みなとみらい
帆船とランドマークタワーです。
今年は二番煎じOKの年にします。
同じ素材をどこまで違った角度で写真を撮れるか
それを楽しみにしています。

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大空のました帽子かぶらず  放哉

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ルネサンスの芸術を紹介する番組が次々流されるので
録画するのが精いっぱいで
しっかり見る余裕がありません。
そんなやり方はいけませんね。

ルネサンス絵画は若いころから追い続けたテーマなので
思い切り楽しみたいと思います。

カラバッジオ絵画の光りなど詳細な解説がついた番組もありますので
繰り返し見ています。

時代越え記憶となるを写す春  あきオジ

2011-01-17 06:33:07 | 日記
俳句だから季語を入れなければいけない。
そんなことどうでもいいじゃないか
それは江戸時代の洒落精神のルールだったのだ。
そう思っています。
ですから、「遊びのルール」だから真面目に守らなければいけないかな
そんなことを思っています。

私の場合、真面目に俳句の道を進んでいるわけでもないですから
どうでもいいような気がしますが、それでは「俳句あそび」にもならないのかなあ
そんな気もしているのです。

本当に俳句を渇望するようになったら、そんなことを真面目に考えましょう。

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落葉ふかく水汲めば水の澄みやう  山頭火

寝たり起きたり落葉する  山頭火

(しみじみとした透明感のある句にぶつかることがあります。それが山頭火の魅力ですね。ですから、無差別に開いたことろから読み始めると、意外な発見をすることがあります。その発見の頻度はなぜか山頭火が多いですね。きっと現代俳句にもそのような句を作る人がいるかもしれません。そろそろ、そんな発見の楽しみをもちたいですね。)

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今年こそコメントをいただけるような内容にしたいですね。

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忘れものふと浮かびくる初詣   あきオジ

2011-01-17 06:25:01 | 日記
浅草の門前町です。
まさにそんな感じですね。
人はお参りだけでなく土産を探しにきている。
どちらが先か
そんなことで分かりませんが
とても大切なことなのですね。
土産を準備することで
楽しみの連続性が生まれる。
それを旅人は知っているのですね。

「土産の文化」きっと、学術的に研究している人もいるのでしょうね。

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水はるか銀河のごとき旅をして  高屋窓秋

ひかり野の日にも月にも枯れしかな  高屋窓秋

(蕪村の色鮮やかな大きさではなく、無色世界の光りしかない世界を感じます。いいですね。この大きさが素敵です。ちょっと興味を持って読んでいます。)

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吾妻橋渡る娼婦の悲しさよ  あきオジ

2011-01-17 05:52:40 | 日記
吾妻橋です。
浅草吉原はすぐ先です。
どのような事情で吉原にたどり着いたのか
あれこれあったのに歴史の事実以上に展開がありませんね。
可愛そう。それ以上にはしない「お約束」がありそうです。
そこを突き破った山本周五郎の小説はどきっとさせますね。

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けふもいちにち風をあるいてきた  山頭火

何が何やらみんな咲いている  山頭火

(こんな句が好きです。言葉では伝わらないものが、ここでは伝わってくるような気がしてきます。そこが山頭火の魅力なのですね。俳句的であるとはさらさら思いませんが、詩的ではありますね。私には俳句的であるよりも詩的なもに心引かれるものがあります。溢れるような世界が説明ではないけれどありそうだ。そんな感じがいいのかなあ。俳句を専門にしている人はどんなことを感じるのでしょうかね。)