あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

水仙の無分別にさく鮮やかさ  あきオジ

2011-01-29 20:34:59 | 日記
昭和記念公園の水仙です。

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思ふ人の側へ割込む炬燵哉  一茶

初夢に古郷を見て涙哉  一茶

(こんな一茶の句を読むとホッとしますね。32歳ころの句ですね。いかにもという感じが新鮮ですね。30歳代で個性が出るなんて不気味ですね。俳句は単体が集まった集合体がその人なのですね。そんな気がします。)

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うれしくもない夕暮れの白牡丹  あきオジ

2011-01-29 20:16:37 | 日記
昭和記念公園の竹林です。

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梅咲きぬどれがむめやらうめぢややら  蕪村

梅遠近南すべく北すべく  蕪村

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「森山良子」の特集番組がありました。
昭和40年代からのファンでした。
「死んだ男ののこしたものは」「さとうきび畑」などが好きでした。
確か「フォークカレッジ2」だったと思います。
今でもレコードをもっているはずです。

おかしなもので、当時夢中になっていた曲はいまでも好きですね。
最近、好きになった曲はすぐ忘れるのにね。
年寄りということでしょうか。

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冬深き街に残りし銀の月  あきオジ

2011-01-29 07:08:37 | 日記
名月や西に向へばぜん光寺  一茶

人声にほつとしたやら夕櫻  一茶

茶を飲めと鳴子引也朝かすみ  一茶

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なぜか、今日は寝不足で気合が入りません。
きっと、一昨日、昭和記念公園を3時間歩いた影響なのでしょう。
年をとると疲れが二日後にでるのですね。

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松竹梅めでたき日々のうらおもて  あきオジ

2011-01-29 06:56:53 | 日記
昭和記念公園の梅です。

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月は澄みわたり刑務所のまうへ  山頭火

寝ころべば枯草の春匂ふ 山頭火

ひろびろひとり寝る月のひかりに  山頭火

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今日は出かけたいのですが、どこに行こうか迷っています。
いつもそうですが、決めるまでが優柔不断で大変です。
でも決めれば簡単です。
でも、そんなとき次善の目的地になっているのが分かります。

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竹騒ぐ雪まじり空きょうもあり  あきオジ

2011-01-29 06:48:10 | 日記
小さい火鉢でこの冬を越さうとする  放哉

心をまとめる鉛筆とがらす  放哉

ただ風をばかり吹く日の雑念  放哉

(淋しく、切なく耐えられないと思ったとき、友達に語るようにほっとする。そんな温かさも感じることもあります。他人の孤独からほっとする。矛盾しているような気がしますが、俳句を作るということには誰かに伝えるという意味合いがあるのですから、どこかで絡み合っているのですね。)

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