この前、手話の勉強で、「気骨のある人」という言葉が出てきた。
「きぼね」と読んでいたけど、これは「きこつ」だった。
あとで、国語辞典を調べたら、「気骨が折れる」という言い方のときは「きぼね」と読む。
「分別」も「ふんべつ」と「ぶんべつ」と読み分けるし、同じ漢字でも読み方が違うことがあり、ホントややこしい。
難聴者は読み方を耳から入りにくいので、一度間違って覚えてしまうと、なかなか直らなかったりする。
パソコン入力していて、漢字変換しなかったら、たいてい、読み方が間違っていて、「へぇ、こんな読み方するんか」と訂正できた字も多い。
漢字は読めるようにはなったけど、書けなくなったのもパソコンのせいである。
ボケ防止にはどっちが効果あるかと言われたら、やっぱり書くほうやろうね。
と、わかっていても、今さら、ペン持って紙に文章は書かれへん。
脳そのものが打ちながら文章をまとめていくという仕組みになってしまったみたいだ。