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友だちと読売書法展京都を見に行くついでに、京都シネマで映画を1本見てきた。
どっちがついでかわからんが。
カナダ映画の「ぼくたちのムッシュ・ラザール」は本年度アカデミー賞外国映画賞ノミネート作品である。
フランス語の映画なので、友だちはフランス映画だと思っていたらしい。
おいおい、モントリオールって地名が出てたやろに(笑)
カナダのケベック州はフランス語圏になってます。だいぶ前にカナダに行ったから知ってただけやけど。
登校していちばんに教室に入ろうとして、教室内で首吊り自殺している担任の女先生を見てしまった男の子と女の子、というショッキングな場面から始まる。
その先生の代わりにやってきたのが、テロのアルジェリアから逃れてきたラザール先生。
先生はなぜ死んだのか、動揺する子どもたち。自殺についてなるべく触れないようにしようとする大人たち。
自らも悲惨な目に合ったラザール先生は子どもたちに真摯に向き合い、胸の内を引き出していく。
傷ついたこころは一度はさらけ出さないといつまでも引きずっていくんやね。
ストーリーとしてはそんなにドラマティックな展開にはなっていかないけど、筋書きはきっといつまでも憶えているだろう。
ランチの和食の店も美味しかったし、帰りの三条通のケーキセットも安くて美味しく、しっかり歩いて足も目も舌も満足な1日であった。