平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3084 武力でテロは無くならない  

2023-10-20 11:02:43 | 日記

パレスチナの武装組織ハマスの戦闘員が、ガザ地区に近いイスラエルコミュニティに侵入して、住民

数百人を殺害し、数十人を人質にとって、始まった、今回の紛争。

2000年に及ぶ、ユダヤ人とパレスチナ人のウラミ、ツラミのドロ沼が、今も続いているのです。

イスラエルに比べ、圧倒的に武力が劣るハマスは、人質をタテ(盾)にして、イスラエルの攻撃を

鈍らせようとしているのですが、イスラエルは、圧倒的な武力で、ハマスを叩き潰そうと、陸上から

空から、海から、戦闘準備が完了しているようです。

一般市民を出来るだけ巻き込まないように、と、国連も、イスラエル支援のアメリカも、「人道回廊」

と避難する時間を、訴えているのですが、戦闘が始まってしまえば、勝つためには、そんなことを、

聞いているヒマがないのです。

過激なテロ集団は、長い間の宗教対立に加え、植民地帝国の資源確保のために、武力で、奪い取ろう

としたこともあって、多くの命を奪われ、生活を奪われ、絶望した人たちが、行き着いた集まりです。

石油資源豊富な中東に、英米仏など植民地帝国は、資源獲得のために、武力とカネをチラつかせ、

都合良い政権に肩入れしたり、思うままに操れる、「傀儡政権」を作ったりした。

支援を良いことに、私腹を肥やす「傀儡政権」に反対して、国内紛争が激しくなる、政権を支援する

大国が武力で、反対する勢力をやっつけようとする、命も生活も奪われた市民は、絶望し、捨て鉢に

なって、テロ集団に加わり、「憎い、英米仏など」というウラミが、世界各地で、テロを起こすのです。

今回の紛争で、バイデンは、イスラエル支援のために、膨大な武器を供与する、と声明出しています。

バカだねー、力で、テロを抑えようとしても、絶対テロは無くならないのです。

「ウラミ」を晴らすために、テロを強めるのだけです。

どんなに野蛮で恐ろしいテロ集団でも、話し合いで、納得ずくでの停戦合意に持って行かないと、

テロは無くならないのです。

バイデンは、武器支援ではなく、どうやって、話しあいの土俵に、ハマスを引っ張り上げて、テロの

連鎖を断ち切るか、という知恵を授けるべきなのです。

国連の舞台で、武力抗争ではなく、話し合うことによって、ウラミを、薄めて行き、ウラミの連鎖を

断ち切ることしか、世界からテロを無くせないのです

与野コミセンの趣味の会の展示作品と雲。

10月20日、「今日は何の日カレンダー」より 皇后誕生日、新聞広告の日、リサイクルの日

◆土用(雑節の一つ。立冬の十八日前。冬の土用)
▲富士川の合戦で、源頼朝、平家軍に大勝(1180)▲鎌倉幕府が問注所(裁判所)を設置(1184)
▲文永の役(1274)▲二宮尊徳、没。70歳(1856)▲日本初の新聞と言われる海外新聞発行(1864)
▲メートル法条約に加入(1885)▲明治政府、元老院廃止(1890)▲日比谷公会堂開場(1929)
▲「きけ、わだつみのこえ」刊行(1949)▲日生劇場開場(1963)▲吉田茂元首相、没。89歳(1967)
▲北海道愛国駅で幸福行きの乗車券発売が300万枚を突破(1974) ▲初の小選挙区選挙(1996)

▲台風23号高知・土佐清水に上陸死者行方不明98人(2004)▲リビア・カダフィ―大佐死亡、

独裁政権に幕(2011)▲伊調馨、レスリング五輪4連覇で国民栄誉賞(2016)▲シリア民主軍、

イスラム国が首都としていたラッカを解放(2017)▲阿蘇山噴火(2021)