今週から、本格的に議論が始まった、臨時国会で、岸田首相は、バブル後低迷した経済を、「低物価、低賃金、
低成長のコストカット型経済」と振り返り、賃金や設備、研究投資を抑えて、消費と投資が停滞する悪循環に
なってしまった、と、指摘しています。
この反省の下に、持続的な賃上げや設備投資の拡大のために、政策を集中すると、「経済、経済、経済」と、
叫んでいました。
しかし、私たちにわかるような、具体的な取り組み姿勢が、響かない。
生産性を向上させるための「労働市場改革」や「企業の新陳代謝改革」など、お題目みたいな、言葉のオン
パレード。
挙句、物価高に追いつかない、賃金や、低所得層の生活苦のために、バラマキ給付で、一時しのぎ、選挙での
得票狙い、という安易な政策を打ち出し、結局は、国の財政を、ますます借金漬けにして、ツケを、まごこの
代に、回すのです。
円安による、物価高をどのように解消する道筋を付けるのか、一時的なバラマキしても、物価高が変わらない
限り、生活苦は続くのです。
岸田政権ばかりではなく、野党も、選挙を有利にしようと、バラマキを、競争するみたいに、主張しています。
GDPで、3800万人のドイツに抜かれ、第4位になってしまったようです。
日本の、世界における地盤沈下は、進む一方です。日本の国力低下は、円安→物価高の大きな原因なのです。
政治家の皆さん、腰を据えて、一時しのぎではない、国民のための政治をお願いします。
ウォーキング中に出会った花や雲。(散歩歩行がウォーキング歩行に戻りつつあります)
10月27日、「今日は何の日カレンダー」より
読書週間●古本祭(東京千代田区・神田古書書店街)
▲空海、死後弘法大師の名に(927)▲徳川家康、大坂城で秀吉と会見(1586)▲寛政の改革、書籍出版取締令に
及ぶ(1790)▲安政の大獄で吉田松陰ら刑死(1859)▲秋月の乱(1876)▲横浜で日本初の近代的上水道水開始(1887)
▲浅草・凌雲閣に日本初のエレベーター設置。12階(1890)▲東京中央放送局、初めて海外に電波を送る(1930)
▲渡辺選手、小児マヒ克服し国体出場(1969)▲日刊ゲンダイ創刊で駅売り夕刊ブーム到来(1975)
▲ ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけで欧米、アジア 、アフリカ、南米、ソ連、東欧からあらゆる宗教
代表者約100名が、イタリアのアッシジへ 集い、それぞれの宗教儀礼で「平和の祈り」を行った(1986)
▲南アフリカのネルソン・マンデラ氏初来日(1990)▲トルクメニスタンソ連から独立(1991)▲ボストン・
レッドソックス86年振りワールドシリーズ優勝(2004)▲世界金融危機で日経平均株価最安値(2008)
▲スペイン・カタルーニャ州独立宣言、31日にはスペイン高裁が独立宣言無効を宣言(2017)