平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3069 逃げるが勝ち

2023-10-05 10:53:09 | 日記

昨日の、日経「春秋」で、ノーベル生理学・医学賞を受賞が決まった、ハンガリー出身のカタリン・カリコ博士

の、ハンガリーから米国へ渡らざるを得なかった事情や、ハンガリーのことわざ(諺)を紹介されていました。

ハンガリーで、研究者として歩み始めたが、研究費を打ち切られ、失職。

家族ともども、アメリカに渡っても、研究の場を移るなど、苦しい生活だったようです。

コロナ禍の世界を救った、メッセンジャーRNAワクチン、40年もの、苦しい生活の中で、諦めず研究を続けた

カリコ博士に、感謝です。

ハンガリーのことわざ(諺)に、「逃げるは恥だが、役に立つ」があるそうです。

「無理して今の場所にしがみつく必要などない。自分が得意とする世界で頑張ればよい」と言う意味のようです

カリコ博士の場合、逃げ出したのではなく、研究を続けられ、頑張れる場所を、求めてのアメリカ行きだったので、

「恥」ではありません。

恥ずかしいのは、研究費をカットしなければならなかった、当時のハンガリー政府です。

プー血ンは、ロシアから兵役を逃れようと、国外脱出を図る若者に、厳罰法律を作って、「逃がさないぞ」と、

悪魔の顔のようですが、逃げ出したくなるような政治をしていることに、恥ずかしいと思わないのか?

「逃げる方が、迎え撃って戦うより、勝ちを得る最善の道である」という、日本の「逃げるが勝ち」という

諺があるように、逃げることは、恥では無いどころか、一歩後退二歩前進、勝ちや成功を導くということです。

ロシアから兵役を逃れようと、国外脱出した若者は、プー血ンの狂想のために、無駄な命を落とさずに済みます。

落とさずに済んだ命を、大事にして、自分の生き方を全うして頂きたいなあ。

カリコさんは、

「科学者は、生涯歌い続けるミュージシャンと同じ、私も、命ある限り、研究を続けていきます」と、まだまだ、

人類の役に立つ研究を続けて行かれるお気持ちが、お強いようです。嬉しいですね。

カリコ博士の、ますますのご健勝とご活躍をお祈りしています。

ベランダのパセリ食べつくし、餌を求めてウロチョロしていたキアゲハの幼虫。

みんな、どこへ行ってしまったか、羽化まで見届けられませんでした。残念。

 

10月5日「今日は何の日カレンダー」より 時刻表記念日
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▲立教大学登山隊、日本人初のヒマラヤ登頂成功(1936)▲服部時計店クォーツデジタル腕時計を発売(1973)
▲銀座と新宿で土曜歩行者天国(1974)▲山口百恵、日本武道館でラストコンサート(1980)▲ポーランドのワレサ

「連帯」委員長にノーベル平和賞が授与(1983) ▲ダライ・ラマ14世にノーベル平和賞(1989)▲小渕再改造

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