昨日の、日経「春秋」で、ノーベル生理学・医学賞を受賞が決まった、ハンガリー出身のカタリン・カリコ博士
の、ハンガリーから米国へ渡らざるを得なかった事情や、ハンガリーのことわざ(諺)を紹介されていました。
ハンガリーで、研究者として歩み始めたが、研究費を打ち切られ、失職。
家族ともども、アメリカに渡っても、研究の場を移るなど、苦しい生活だったようです。
コロナ禍の世界を救った、メッセンジャーRNAワクチン、40年もの、苦しい生活の中で、諦めず研究を続けた
カリコ博士に、感謝です。
ハンガリーのことわざ(諺)に、「逃げるは恥だが、役に立つ」があるそうです。
「無理して今の場所にしがみつく必要などない。自分が得意とする世界で頑張ればよい」と言う意味のようです。
カリコ博士の場合、逃げ出したのではなく、研究を続けられ、頑張れる場所を、求めてのアメリカ行きだったので、
「恥」ではありません。
恥ずかしいのは、研究費をカットしなければならなかった、当時のハンガリー政府です。
プー血ンは、ロシアから兵役を逃れようと、国外脱出を図る若者に、厳罰法律を作って、「逃がさないぞ」と、
悪魔の顔のようですが、逃げ出したくなるような政治をしていることに、恥ずかしいと思わないのか?
「逃げる方が、迎え撃って戦うより、勝ちを得る最善の道である」という、日本の「逃げるが勝ち」という
諺があるように、逃げることは、恥では無いどころか、一歩後退二歩前進、勝ちや成功を導くということです。
ロシアから兵役を逃れようと、国外脱出した若者は、プー血ンの狂想のために、無駄な命を落とさずに済みます。
落とさずに済んだ命を、大事にして、自分の生き方を全うして頂きたいなあ。
カリコさんは、
「科学者は、生涯歌い続けるミュージシャンと同じ、私も、命ある限り、研究を続けていきます」と、まだまだ、
人類の役に立つ研究を続けて行かれるお気持ちが、お強いようです。嬉しいですね。
カリコ博士の、ますますのご健勝とご活躍をお祈りしています。
ベランダのパセリ食べつくし、餌を求めてウロチョロしていたキアゲハの幼虫。
みんな、どこへ行ってしまったか、羽化まで見届けられませんでした。残念。
10月5日「今日は何の日カレンダー」より 時刻表記念日
▲パリ庶民数千人がヴェルサイユに行進し王宮に乱入(1789)▲東京音楽学校開校(1887)▲初の時刻表出版(1894)
▲立教大学登山隊、日本人初のヒマラヤ登頂成功(1936)▲服部時計店クォーツデジタル腕時計を発売(1973)
▲銀座と新宿で土曜歩行者天国(1974)▲山口百恵、日本武道館でラストコンサート(1980)▲ポーランドのワレサ
「連帯」委員長にノーベル平和賞が授与(1983) ▲ダライ・ラマ14世にノーベル平和賞(1989)▲小渕再改造
内閣発足(1999)▲ロト6第一回抽選(2000)▲阪神のマット・マートン イチローのンシーズン最多安打記録
210本を更新(2010)▲カズオ・イシグロにノーベル文学賞(2017)