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2017 2/28の拝観報告5 最終(京都文化博物館 戦国時代展)


写真は、別館の旧日本銀行京都支店の営業室

蓮光院を14:45に出て、御池通→烏丸通→姉小路通と進み、高倉通近くのコインパーキングに駐車します。

15:00にやって来たのが、京都文化博物館の戦国時代展です。
2/25から始まっています。
そもそも僕は京都観光歴よりも戦国時代歴の方が断然長いので、結構テンション高めです(笑)。

しかも今回は3/12まで国宝の洛中洛外図屏風 上杉本が展示されるので、まだ拝見したことがない僕はこの時期を逃せない感じでした。

展示内容は書状や川中島合戦屏風などから始まります。
しかし米沢市上杉博物館、国宝の書状が目白押し。
それだけ上杉氏の管理が良かったのでしょうね。

肖像画では尼子経久、晴久や毛利元就など。
この辺りは書き始めるとエライことになるので、止めておきます(笑)。

重文の厨子入り蘆名盛氏坐像も印象に残りました。
蘆名氏のその後を思うと、盛氏が気の毒です・・・。

国宝の金地院 秋景冬景山水図はいつもの博物館展示のよう。
金地院にこんな国宝があったんですね。
ホンモノが観れてよかったです。

最後は洛中洛外図屏風 上杉本。
東側を観た屏風は、左が北。
西側を観た屏風は、右が北。

1双なので、2つを対面に並べ、間に立ってみるものだというのがよくわかります。

屏風を観ると、本来は描かれ方などを見るべきでしょうけれど、無意識に描かれている場所の同定をしようとしてしまいますね(笑)。
清水寺や天龍寺はいいのですが、当時は西本願寺や高台寺はおろか、方広寺もありませんからね。
逆に本圀寺は堀川五条あたりにちゃんとあるし。

また妙覚寺、本能寺や二条殿の一角をみると、当時出来上がりを見たであろう信長は、何の気なしに見ていたのかな・・・なんて。

今回は圧倒的にこの洛外図屏風 上杉本の印象が強かったので、やはりこのホンモノがある時期に行きたいところですね。

16:30頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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