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2021 8/28の拝観報告1(庵 町屋ステイ 京を楽しむ)

写真は、三坊西洞院町 町屋の茶。
8月最後の土曜日です。
この日は午後から少しだけ出かけました。
13:00過ぎに自転車で自宅を出て、南下します。
13:15頃にやって来たのが、西洞院御池下がるの丸久小山園の裏手にある三坊西洞院町 町屋です。
通常はゲストハウスとして利用されている町屋で、今回イベントがありました。
今回は、「京を楽しむ」という展示会で、
・関山隆志氏による京のミニチュア茶室
・池田良則氏による京都の水彩風景画
・「うるわし屋」堀内明美氏の茶箱・茶籠のコレクション
の展示です。
そもそも丸久小山園の裏に、このような町屋があることを知りませんでした。
丸久小山園左手の路地を進むと、奥に玄関がありました。
玄関を入ったところで受付をします。
入場料は300円でした。
1階は広間と上の写真の茶室です。
やはり我々が特に興味を引いたのが、関山隆志氏のミニチュア茶室ですね。
黒い箱を正面から見ると、有名なお茶室の内部と露地庭園がミニチュアで精巧に再現されていました。
桂離宮の松琴亭 、笑意軒 、月波楼 。
大徳寺 孤篷庵の忘筌席。
曼殊院門跡の八窓席に、南禅寺 金地院の八窓席。
仁和寺の遼廓亭と飛濤亭など。
いずれも行ったことのあることろばかりでしたので、
「ああ、こんな感じだ~~」と非常に楽しめました。
作者の関山隆志さんがおられたので、「なぜミニチュア茶室を作り始めたのか?」と伺うと、そもそも模型造りが趣味だったそうです。
さらに茶道の稽古をされていたので、自然とこういう作品を作るようになったということでした。
また2階は仕切りをかなり取り去って、広いリビングのようになっていました。そちらに茶箱・茶籠のコレクションが展示されていました。
かなり内部はきれいにリノベーションされていますが、欄間など細部に細かな仕様が残されており、その辺りも楽しめました。
13:30頃にこちらを出て、次へと参りました。
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