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2021 8/28の拝観報告2 最終(宮脇賣扇庵本店 京都日本画家による扇子展)


写真は、本店2階の天井画(明治35年)。

西洞院御池から自転車で今度は東へ。
13:35頃にやって来たのが、富小路六角にある宮脇賣扇庵本店です。
こちらでもこの日、京都日本画家による扇子展が開催していました。

普段なかなか扇子を購入する機会がないので、非常に入るにも敷居が高いです。
しかしこのような展示会があると、入りやすいですよねw

1階と2階があり、展示会場は2階でした。
2階の中央に12名作家さんの扇が並んでいました。
比較的若手の方が多かったい印象です。

そして特に気になったのが、その天井。
天井画として、富岡鉄斎、竹内栖鳳、田能村直入や神坂雪佳などが描いた扇面が残されていました。
また奥の壁面にも川合玉堂や橋本雅邦ら東都画壇の十二の季節絵扇面画もありました。
店内の欄間も扇面の透かし彫りだったり、ガラスにも扇面の意匠が施されていたり、細かなところにもこだわっておられるようでした。
この辺りもお店の方が熱心に説明して下さり、非常に有難かったです。

最後に1階に降りて、どのような感じの扇があるのか見せて頂き、
13:55頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
 


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