しがしろ 滋賀城
対談者
長谷川先生!滋賀の観光バス会社を探す事。
観光旅行こそが人類の基本欲求と言う事!
対談者
私は歴史通なんです。諸葛孔明のフアンです。
孔明が亡くなった中国の五丈原に行きました。
長谷川
高い航空機代金旅費を使われ念願の五丈原を
見学され直接諸葛孔明の軍師の卓抜した築城
術に触れられ孔明の人柄や当時の魏と蜀の戦
いの現場を検分された事は価値ある事です。
対談者
違います。諸葛孔明を偲んで孔明を偲ぶ
現地の後世作られた観光施設を満喫した
のです。土塁!?そんな関係ない事です。
長谷川
五丈原の諸葛孔明が築いた城壁の跡や
土塁は確認されなかった訳ですか見な
かったた訳ですか?それは残念至極だ。
対談者
見てませんよ。そんなの見ても第一私は
何の事ちや解りませんわ!城壁や土塁に
私は興味は無いでも本格歴史通ですよ。
長谷川
うかしいな?野球少年はベースを踏む事
からスタートしています。ピッチヤーは
マウンドの上のプレートを踏む現実から
野球はスタートしてます。歴史通が土塁
を見学しないなんて有り得ない事です。
佐和山城本丸に行ったら基本的に土塁を
見る事が基本の基本それも素朴な基本!
対談者
あっそれなら私は歴史通ではなく小説の
三国志演戯と言う架空の作られた孔明の
世界に憧れていたロマンやフアンタジー
の世界に傾倒している人間であると冷静
に判断できます。現実歴史派と関係ない。
長谷川
壬生の浪士の足跡を探訪する新撰組女子
さんとんか?ゲームの石田三成の世界に
憧れる人やゲームの真田幸村に憧れる人
の気持ちは充分に解ります。リアル歴史
ではなく幻想フアンタジーを楽しむ事は
楽しい事でそれ自体が産業の一端だと言
う事も社会を冷静に観察する重要な事と
思います。厳しい現実社会を生きて行く
為には大衆が何を求めて何が人気がある
か確実に認識していないと商売にならん。
いやもっとも私は城を商売と考えてない。
少年青年の頃は純朴に城郭遺跡を見学し
現地測量する素朴な若者でした。観光と
か城跡の土産店とか娑婆の空気と全く別
世界の青年です。写真には佐久間玄蕃の
行市山砦の北面の土塁と堀切の写真です。
写真の右には、かすかに賎ヶ岳城を視認
する事が出来ます。自動車の運転席とは
前を視認する為に前部に運転席がある。
これは進行方向前部確認の為に座席が
前にあります。私の身長は183㎝六尺な
のでこの土塁遺構が高いと言えます。
佐久間玄蕃も身長がたかく行市山の南全面
には彼の身長をカバーする為の高い土塁壁
が現地には存在します。土塁は歴史の証人。
▼三国志諸葛孔明の五丈原の城壁
さてさて歴史探訪と城塁見学の双方の
深い価値観の対立に長年悩んでいる私
です。日本に滋賀に単純素朴に土塁を
城塁を見学する人が一人だけでも存在
る事を期待しています。
ロマンや幻想や概念ではないリアル歴史
の現場に私は皆様と行きたいと思います。