西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

今年の大河

2015-01-04 21:05:55 | テレビ

「花燃ゆ」、見ました。

失礼ながら女性が主人公の年は、これまでは見なかったです。

(だって、あまり名も知らない人の一生ってなかなか興味が湧かないもの。)

今回も、時期が時期なだけに、

結局、”長州万歳、安倍ちゃんマンセー”的な流れなら嫌だなーと思っていたのですが、

井上真央さんとか大沢たかおさんが好きなんで、初回だけでもと思って見ました。

予想に反して、良かったわ。

細かい台詞は覚えていないけど、

”仮初の平和に安穏として、無知で世間知らずな自分が・・・。”

という伊之助の言葉が何とも良かった。

私事でアレだけど、この長期休みも本ばかり読んでいた。

この歳になっても、知りたい事が次から次へと出てくる。

周りを見渡しても、現状を何の疑問も無く受け入れている人が殆どで、全く、つまらん。

時代の変わり目に、特に歴史に名も残さなかった人々がどういう想いで生きたのか、

次回も絶対に見たいと思いました。


12年ぶり

2013-07-31 23:12:58 | テレビ

今朝、息子が、

「昨日の夜中、お父さんの変な声が聞こえてきた・・・。」

という。”変な声”じゃなくて、歌ってたんです。

日曜日の夜に、HNK BSプレミアムで

「浜田省吾ライブスペシャル~僕と彼女と週末に~」という番組があり、

昨晩、録画してあったのを観ているうちについつい歌ってしまったというか・・・。

まあ、深夜に変な声を耳にした方にすれば、

”いよいよ、おとうさんもっ!”という気にもなったのかもしれない。

ハマショーのTV出演は12年ぶり。

この人の詩も、ものの見かたも、やっぱ好きですねえ。

僕と同世代の人でも、暗くなるから嫌という方がわりといるのですが、

僕自身が元々暗いから、ハマショーについては共感しか無いです。

夜中にJ・Boyを熱唱してしまった。

この番組で、さすがハマショーと感じたのが以下のもの。

-千里の馬-

本来は、

”千里を走れる馬(名馬)が存在しても、その存在や才能を見抜ける者はなかなかいない”

という意味ですが、ハマショーさんは、

”生れつきの駄馬でも、もしも千里を走ったのであれば、それは千里の馬である”

と解釈して自分を励ましてこられたとのこと。

生きて行く上で、とても大切な真実が含まれているように思います。


なーらには解るまい!

2013-02-02 09:24:06 | テレビ

「火怨 北の英雄・アテルイ伝」の最終回を見た。4話で終わるには惜しい秀作でした。

学校で、蝦夷について最初に習うのが、征夷大将軍・坂上田村麻呂の蝦夷征伐。その名の通り、蝦夷を征討する人だから”征夷”。その後、鎌倉、足利、江戸と幕府を開くには征夷大将軍の官位を得ることが習わしとなっていくのだが、男の子的に、坂上田村麻呂って、歴史で出てくる最初のメジャーな英雄というイメージだった。なんで、蝦夷を討伐しなければならなかったのか?そんな疑問は、中学生だった僕の脳内に出てくるわけもなく、また、授業でも全く触れられない。討伐ではなく、侵略でしかなかったというのが真実でしょう。

蝦夷の阿弖流為にしろ、飛騨の両面宿儺にしろ、自ら大和に戦を吹っ掛けたわけでは無いだろう。唯、平和に暮らしていたのに、大和が侵略してきて、やむを得ず戦ったということ。別番組で苅谷俊介さんが語っておられたが、”縄文時代の日本は1万年、変わらない文明が続いた”と。西洋人には、それが信じられないらしい。彼らの歴史は”力が正義”というか、戦争と略奪と強制の歴史だから。

たぶん、アフリカあたりで興った人類の中で、弱い連中が東へ東へと逃げて来て、落ち着いた場所が日本なんじゃないかと思う。最初に来たのが縄文人、その次に来たのが弥生人。出雲の国譲り等から想像すると、縄文人と弥生人との交わりは、多少の争いはあったにしても、そこは弱い者同士、いい感じで自然調和していったんじゃないかな。和を持って尊しとなしたんでしょ。(だから、弱いモン、能力のない奴は振り落せ的な現代のやり方で、この国が上手くいくとは思えないのだが・・・。)

さて、「アテルイ伝」。アテルイは、「続日本紀」と「日本紀略」にちょっと載っているだけで、資料が少ないらしいが、話的には良くまとめてあったと思う。アテルイとモレが田村麻呂に、

「なーら(お前ら)が、山や野に火を付けるのを止めさせる為に、わーら(俺ら)は投降する。」

と言うと、田村麻呂は、負け惜しみにしか聞こえんと言う。それに対して、アテルイ、モレは、

「この人には、解るまい!」

というシーンが、溜飲が下がると同時に、悔しいというか泣けてくるというか。番組内での大和や田村麻呂に対する思いと同時に、このご時世でも、未だ”力が正義”だと思っている連中に対しても、いつまでたっても、なーらにはわかるまい!ですよ。

この種のドラマや映画を見ていて、いつも感じるのは”一番の罪人は大勢に流される庶民だ”ということ。アテルイ側に立ってみると、敵であり悪であるのは田村麻呂や桓武天皇なんだけど、それ以上に馬鹿で罪深いと思えて嫌悪感を覚えるのは、さらし者にされているアテルイやモレを物珍しそうに眺める京の庶民だよ。自分の意志では何も考えない、感じない奴ってホント・・・。

大沢たかおさんも、北村一輝さんも、流石に良い。北村さんって、昔は”濃い顔やな~”って感じであまり好きでは無かったのだが、「天地人」以降、好感をもって見ている。

それにしても、4話で終わるのは惜しい。

アテルイとモレのお墓が枚方市にあるそうで、うちの会社の大阪営業所の近くなんだよな。今度、関西方面に出張の際は、なんとかお墓参りが出来るように組み込んでやろうと狙っている。


ダブル

2012-10-15 23:09:36 | テレビ

ダブルフェイス、面白かった。

「インファナル・アフェア」のリメークらしいけど、結構、香港映画は見ていながら、これって見た事ない。

こういう暗くて報われない生き方って、何故か魅かれてしまう。

西島秀俊、香川照之、良い役者さんを揃えていますね。

 あと、和久井映見、昔から、好きだし。

続編が、楽しみ。

今度の休日は、「インファナル・アフェア」を借りて、見てみよ~っと。

 

 

 


風林火山~最終回

2012-03-28 23:23:18 | テレビ

昨日、時代劇チャンネルでやっていた『風林火山』が最終回。

いや~、最初から最後まで面白かった。(フィクションの部分が多々だと思うが。)

放送当時、見ときゃ良かった。

内野聖陽さんは良い役者だと思う。

戦国時代というのはドラマ性が高いというか、描き易い時代ではあると思うが、

夢をみたまま、現在進行形のまま死んでく武将というは男冥利に尽きると思います。

当時の生死観や、人間関係、人の良し悪しの判断、

どれだけ資料を積み上げてみたところで、現代のそれとは全く異なるものと推察されるが、

自分のすべてを賭けられるお館さま(上司)に出会えるということは、

死に甲斐(生き甲斐)の極みでしょう。

ん?甲斐 ⇒ 武田!

(いまどきは、心から信頼しあえる主従関係なんて少ないのだろうな。)

山本勘助が武田晴信(信玄)に仕えたのは40代半ばとも50代前半とも言われ、

そこから第4次川中島までの短い間を、この人は濃く濃く生きることになる。

惹かれるな、山本勘助。今年は、勘助の墓参りだな。

『天地人』の時は、米沢まで直江兼続の墓参りに行っており、

嫁さんは、”この人は、旅行といえば、侍の墓参りばっかり!”とあきれている。


風林火山

2012-02-09 23:16:02 | テレビ

今更、5年前の大河ドラマに嵌っている。

『風林火山』。先月から、毎日、時代劇チャンネルで。

先週までは、夜11時からの放送を見ていたのだが、

最近は待ちきれず午前11時からの放送を録画しておいて、

帰宅後、夕食を頂きながら、即、『風林火山』。

放送当初、興味はあったのだが、なんせ、上杉謙信がGacktと聞いて、

全く見る気が失せて一度も見なかった。

いやいや、面白い。内野聖陽さんは、元々好きな役者さんだし。

山本勘助は存在そのものがフィクション(実在した説もあるが)らしいのだが、

まあ、こういう大河の楽しみ方もあるのかなと。

勘助は諸国を放浪し、武田信玄に仕えたのは40代とも50代とも言われている。

川中島で討死するまでの短い間が、この人のピークなんだよね。

実在の有無は置いといても、歴史上の主要人物じゃない人の人生がこんなに魅力的とは。

雪が解けたら、諏訪、伊那方面、今年はまわってみたい。

(伊那は、仕事でよく行くんだけども。)

そうそう、平清盛。

なんか乗れない。毎週、HDDに溜まっていってる。


SAMURAI SPIRIT

2012-01-18 23:07:40 | テレビ

1月2日に、BSで『SAMURAI SPIRIT』という番組をやっていた。

ニコラス・ぺタスが日本の様々な武道を体験していくというもの。

2008年からNHKが海外向けに放送していた番組で、レポートの仕方がディスカバリーチャンネルに似ている。

剣道、弓道、居合道、合気道、古武道、相撲、柔道、空手と一挙に8時間だったのだが、

親戚まわりもあり、録画も含めて剣道、居合道、古武道、空手の4種類をみた。

昨日、TVをつけると、今週、再放送をやっていて、弓道も見ることが出来た。

各武道の達人が登場されるのだが、

自分が10代の頃は、90%鵜呑みにしていたであろうし、

20代の頃であれば、”んなわけねーよ。力がなきゃどーしよもないよ”っと思ったであろう。

40代のこの歳になると、

”ぺタス、合わせているな~”と感じる部分が多々なのだが、まあまあ興味深く見れるようになった。

各武道につき、各達人の言葉につき、1つ、2つ、参考になる、心に響くものがある。

1つの番組で、1つでも得られるものがあればめっけもんでしょう。

ただ騒いでいるだけを通り越して、タレントの売らんかな根性丸見えの番組ばかりのなかでは、良質の作品だと思う。

因みに、『剣道』の部は、2009年イタリア・ミラノ国際スポーツ映像祭で奨励賞を受賞、

『弓道』の部は2010年ドイツワールドメディアフェスティバルで金賞を受賞したそうである。


明治の人は強かったんだと思う

2011-12-25 13:36:59 | テレビ

今日は、『坂の上の雲』の最終回。3年越しの大作ドラマ。年末にこのドラマを観ると、ストーリーを思い出すと共に、1年前の自分を思い出してしまう。丁度2年前から、開発した新製品の量産化ネタが持ち上がり、2年前も、1年前も、そして今年も、仕事はギリギリの気分でやっている感が続いている。最終回への期待よりも、もう3年というか、今年も何とか人並みの正月を迎えれそうという安堵感の方が強い。

ただ、本来、仕事なんてそんなもんというか、明日への保証なんて無いのが当然で、戦後数10年間の高度成長期の幻想をいつまで持ってんだよと思う。俺のじいさんはキコリで、嫁さんのじいさんは京都で探偵(笑)をやっていた。キコリだったじいさんは、更に若い頃は、北海道や軽井沢で人力車を引いていたらしい。一つの会社で定年まで勤め上げましたというのは、それはそれで立派なことなんだろうけど、ドラマ性には乏しい人生だ。『坂の上の雲』は、別に戦争賛美でも無いし、回顧主義的なもんでのないだろう。軍人さんじゃなくても、明治の人達は強かったんだろうと思う。

”国家が悪い”、”政治が悪”い、”会社が悪い”なんて言っている連中は、結局のところ、気持ちが国や企業に依存しきっているのだろう。まっ、大きなことも出来ないが、来年も何とかやっていけるでしょう。


この人なら

2010-03-01 23:25:38 | テレビ
月曜から会社だと思うと嫌で嫌で、
昨日は7時半に寝てしまった。
起きている気力も無く10時間熟睡。

子供かよ!って感じ。

そんなんで、先程、録画してあった【龍馬伝】を見た。
これは、史実とは全く別モノの福山龍馬話として、毎週、楽しんでいる。
今年は、龍馬さん、いろんな番組や本でいじられている。
グラバーのスパイだったとか、無類の女好きだったとか。
御本人は、気にもなさらないでしょうが。
デカイ方だもの。

反しては、俺は小さい。
ホント、毎日、いつも、そう思う。
龍馬なら、こんな小さいこと気にもしないだろう。
龍馬なら、この仕事もあの仕事も上手くこなせるだろう。
龍馬なら、あの人に堂々と交渉するだろう。
龍馬なら、・・・・・・

龍馬なら
半日で、こんな会社、辞めているよな