『黄金のファラオと大ピラミッド展』を見てきました。20年ほど前に新婚旅行でエジプトへ行ったので、懐かしさもあって。その時はカイロ博物館へも行ったんだけど、観るモンがいっぱいあり過ぎてスゲーって思った記憶しかないです。なんか、諸星ダンにそっくりの石造があったような?
こういう古代の遺物を観るのは、大好きです。どれだけ観ていても、飽きない。ネット等で、興味あるものはそこそこ調べれる時代ではありますが、機会があればモノホンを観るのが一番。実物の大きさとか、細かい色合いとかは写真では感じ取れないから。
休日だったこともあってか、人がいっぱいでした。展示物の説明をじっくりと読んで、静かにゆっくりと回られている方が多かった。一昔前は、しゃべりまくっている煩い軍団が必ず居たもんだが、最近は二極化というか、そういう人たちは来ないのでしょう。良いことです。
オシリスやイリス、ホルスとか、昔よりはあちらの神話に対する知識も増えたのだけど、それでも全然、少ない。そういう知識があれば、もっと楽しめたのでしょう。ピラミッドを奴隷が造った説は今は無く、ピラミッド建設に携われることは誉だったようです。ピラミッドに付いては、時代が進むに連れて劣化して行くのが昔から不思議です。もっともらしい説明がされてはいましたが、例えば前方後円墳から方墳に移行していくのは蘇我氏が云々(でんでんではないぞ)という理由があるけども、ピラミッドの場合、正味なところ、時代と共に技術力が退化しただけなのでは?そもそも、クフ王のピラミッドとされるものが本当にクフ王の墓なのかも怪しい説もあるし。
あの時代の平民は、パンとビールがあれば満足だったとか。これとは文明も時代も異なりますが、モーゼの頃はパンとワイン。自分も、ビールと米があればそれで良いです。(笑)車だったので、ビールは飲めませんでしたが、ファラオカレーというのを食しました。
エジプトからイスラエル、旧シュメールの地方をゆっくりと回ってみたい。治安も超悪いし、それよりも金も時間もない。この辺り全部は無理でも、もう一度エジプトを見て回ることが出来たら、俺の人生、勝ちだと思っています。