西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

キングダム

2016-11-25 22:09:06 | テレビ

ここ数年、地上波はあまり見ないし、バラエティ番組に至っては全く見ていないに近い状態。そんなんで、昨今の”強いて流行らされている情報”に対してはホント疎いのだが、今朝、たまたま時間確認にTVを付けていたとろ、巷では「キングダム」が人気とか。

「キングダム」に付いては、一時期親子で嵌りました(笑)。息子は漫画を買い揃え、私はTVで放送されていたのを、オレ基準で”熱くなれる回”をブルーレイに撮ってあります。天下の大将軍・王騎将軍が亡くなる回なんて、何度も見ましたわ。

後に始皇帝となる嬴政はじめ、李信も、蒙恬等も実在の人物。当然、史実とは違う部分は多々あるけども、充分に想像力が掻き立てられます。因みに李信の子孫が、詩人・李白らしい。更に、ジャッキー・チェンが「THE MYTH/神話という映画の中で演じた蒙毅も実在の将軍で、蒙恬の弟である。

そんなんで、今日、久しぶりに撮ってあった「キングダム」を観たけども、やっぱいいわ。TVが第2シリーズで終わってしまったんだけど、続編をやってくれないかな~。


2016-11-18 21:24:35 | 日記

犬を飼いだしてから8年半、ずっと5時半起きでした。年末年始もお盆も、一年中。犬にとっては、日曜日とかという人間が決めたモンは関係無いですから。雪が降った日、出張の日は更に早く起きなきゃいけない。

 

ところが、今年は熊のニュースが多い為、先月から6時起きに変更。この時期は6時でも暗いのに、5時半だと真っ暗なので、流石に怖い。犬も自分も熊と闘える戦闘能力は無い。因みに、以前に”高齢の空手家が熊を撃退”というニュースを見たが、良く読むと御本人も怪我をされているとか。自分が怪我してりゃ撃退じゃないでしょ。的確に急所に重い蹴りを叩き込んだとかじゃなくて、無我夢中で暴れたイメージしか沸かんな。(笑)

ウチの地域でも熊のニュースはいっぱい目にしたんだけど、あの”駆除”という表現にどうしても違和感を感じます。動物愛護家を気取るつもりは無いし、”人間と熊との共存を”とか重いネタを考えれる程に賢くもないけど、

”駆除”はないだろうよ。人間、何様って思う。

精々”退治”まででしょ。そう言えば、昔、「リメインズ 美しき勇者たち」という映画があったですね。大正時代の実話を題材にした作品だったらしいけど、真田広之がカッコ良かったという記憶しかなく、ストーリーが思い出せない。

今日の朝は、放射冷却で今年一番の寒さだったらしい。6時と言っても、夜明け前。犬を連れて散歩をしている途中から陽が登ってくる感じです。毎朝、起きる瞬間は眠い、だるい、面倒いという気持ちでいっぱいなんだけど、散歩をしている瞬間は気持ちが良い。人に会うことも少なく、人間嫌いの僕とすれば、貴重な自分だけの時間です。(あっ、犬は一緒かっ。)


月、雑感

2016-11-14 20:59:33 | 神社 古代

今日はスーパームーンということだったが、生憎の曇り空で月は見えない。スーパームーンでヒーリングだとか、癒されるだとかいう記事を目にするが、月って人間にとって”いい者”なのか”わる者”なのかっていうのは、昔からふと考えることがある。例えば太陽は、古今東西で太陽信仰の地域は多く、確実に”いい者”扱いじゃん。

満月の日に犯罪が増加するとか、地震が起きやすいとか、潮の満ち引きだとか、女性の体調だとか、月の影響は意外に大きい。人間の体内時計は25時間であるけども、それが何故だか解っていない。月は何万年前までは存在せず、その頃の地球の自転は25時間周期だったという説もある。

月を”悪いモン”として扱っているので思いつくのは、デービット・アイクの「ムーン・マトリクス」。欧米ではそこそこ知れた都市伝説系。宇宙人まで話が進むとかなり胡散臭いが、欧米の黒歴史的な真実は含まれていると思う。全10巻だけど、第1巻と第6巻だけ読めばほぼほぼ内容は掴める。

古事記を読み始めて最初に違和感を覚えるのが、三貴神の中で月読命だけが天照大神や素戔嗚尊に比べて叙述が極端に少ないこと。殆ど登場しない。月読命をご祭神とした神社も殆ど無い。天照大神が太陽神というのは、日本人なら大概知っていることなんだろうけど、8世紀の時代背景から、持統天皇が太陽神・天照大神であり、天孫降臨は、持統天皇が孫の珂瑠皇子を天皇(文武天皇)にしたことの正当性を示すことを目的として記紀が編纂されたという説は割とポピュラーな話。素戔嗚尊は、人気者のヒーロー。んで、月読命は?月読命に関する書物ってのも、殆ど無くて、自分が読んだのは「ツクヨミ 秘された神:戸矢学著」だけ。これは解り易くて面白かった。天照大神が持統天皇であれば、月読命は天武天皇という解釈。天武天皇、好きだな。頭の悪い子が、三国志と言えば劉備と関羽、幕末と言えば坂本竜馬というのと同レベルの浅はかさで、僕は天武天皇と物部氏が好きだ。この場合、月読命というか月は”いいモン”。

一般的に持統天皇と天武天皇の夫婦仲はとても良くて、天武天皇の意志を持統天皇が継いだとされるが、持統天皇は天智天皇の娘であり、本当は天智系という見方をすれば全然、話が違ってくる。最近、嵌っている関裕二氏の説ですわ。じゃ、天智を神輿として担いだ中臣氏とは?古代史は、知れば知るほど天武天皇と物部氏に興味が湧いてくるのですよ。僕、負け戦的ストーリー、敗軍の将大好きだもん。

”無限ツクヨミ!”って技だったか幻術だったかが「NARUTO」で出てくるけど、”月のとらえ方を含めて、「NARUTO」の作者はかなりこの世の真実を知っている”と、最近、会社の某さんに、”オカルティック・ステート・オブ・くろさん”と呼ばれている俺は思う(笑)。

伊勢神宮・別宮の月読宮。内宮に近いのだけど、僕が訪れた時は一組の参拝者のみだった。僕は、こういう静かな場所が好きだけど。


二人で歩く その3

2016-11-05 20:04:23 | 神社 古代

守屋山へ。事前に場所だけは確認していたのですが、それ以外はあまり考えていなかった。自分の中では、飛騨・位山くらいのイメージでした。登山の知識も皆無だし。車で行けるところまで行って、駐車場で車を止める。見れば、いろんな都府県からの車が7.8台あり、山に入れば誰か居るだろうぐらいの気分。車を降りた瞬間に、2グループが下山されて来たのですが・・・。

息子が、

「ねえ、オヤジ、みんなガチ装備じゃねえ?」

と言う。確かに、全員、登山靴にリュック、それっぽい服装にストックみたいなものを持っていらっしゃる。僕は、朝、犬の散歩してきた格好のまま来てますし、息子は更にラフな服装。

俺ら、完全に浮いとる。ちゃんとした山に紛れ込んだ舐めた観光客って感じや。」

全く、その通り。寧ろ、息子と二人だったので、”舐めた観光客”程度で見られるけど、僕一人だと”死に場所を探している疲れたサラリーマン”に見られなくも無い。いやいやこれは大変と思いつつ、登山道と書いてある所から登り出す。いきなり急斜面じゃん。(たぶん、他に楽な迂回路はあったみたいですが。)

20分弱程(正直、あまり覚えていない)歩いて、キャンプ場に着く。そこに守屋山登山道入口と書いてある。

”ここからあとちょっと”という思いで見上げると、ええーっ!むちゃ急斜面が続いている。ここから本番ですか!山を舐めていたわ。それでも、紙垂があるのを見て、妙にやる気が出る二人です。おおっ、ここからが聖域だ!

それにしても想像したより道が急なのですよ。これまでの自分の数少ない登山経験の中で、地元のT山登山を含めて疲れたとか息切れしたって経験が無かったので、正直、舐めてました。”藤波呼吸”でも全然対応できず、これが息切れということかと実感。息子は、20メートル程先へ行っては待っていてくれる。”先に行っていいよ”と言うのだけど、”山ではぐれたり、動けなくなったら大変だから”と妙に冷静。行きも帰りも道に迷う瞬間があったのだけど、100%息子の判断が正しかった。体力、判断力共に劣化した自分自身が情け無いのと、彼の成長に、 ”ああ、オレ、いつ死んでも、もうええわ”っていう嬉しさと。

それにしても、息が乱れながらも、山を歩いている時の気持ち良さよ。数少ない登山経験の中でいつも感じるのは、山全体が生き物ということ。見られているような、でも、歓迎されているような感覚がする。登山、良いわ。途中、数グループとすれ違う。お互いに”こんにちは”と言う。女性や年配の方はにこやかなのだが、そこそこの男性は、俺らを見て”山、舐めんなよ!”って視線を向ける。少しだけ言い訳すれば、俺らはレジャー目的じゃなくて、聖地巡礼なのだから、軽装で苦労してこその登山なのですよ。

息も切れ切れに山頂に着く。1631.2m。山頂に陽が射し、心地ち良い風が流れる。狭い山頂には俺ら二人だけ。最高の気分。ありがとう。

諏訪湖が一望できる。日本のど真ん中に湖があり、そこを一望できる山。やっぱり聖山です。息子が、

「昔の人は、頭が良かったんだね。」

と言うから、

「今の人間は頭しか使わんけど、昔の人は頭と体を使って考えたからやろ。」

と、それっぽいことを言うオレ。

山頂にある物部守屋大連大神(もののべのもりやおおむらじおおかみ)の祠。物部守屋が丁未の乱で敗北する以前から、この地は守屋山だったと思うので、これは後付だろうとは思うのですが、それでも良いのです。この山の、この地の神に、ここへ息子と二人で来れた事に感謝。

俺がその気になりやすい性格なのを差っ引いても、神気を感じぜずにはいられません。

さて、気持ちよく下山した後、ちょっと下の峠の喫茶店へ。この喫茶店のバルコニーから諏訪平野が一望でき、無料で入れる。俺らは、腹も空いていたので、サンドウィッチとジュースを注文してバルコニー側の最高の席をゲット。体を休めながら、諏訪平野を一望のはずなのですが・・・、

無料でバルコニーに入った一組の夫婦が、俺らの眼前で写真撮りまくりなのですわ。折角の風景が台無し。カネはらえ~(笑)。他の方は、2、3分で出て行かれるのですが、この二人ときたら延々と。

「おい、空気読めえ~。」

と、息子も腹を押さえながら笑いを噛み殺す状態。僕らも30分程ゆっくりと過ごしたにも関わらず、自分らが出ても、このお二人、まだ写真を撮ってましたからねえ。いったい、何処を目指していらっしゃるのやら。

僕も外に出て何枚か撮りましたが、所詮、写真じゃあ、雰囲気は伝わりませんね。

息子は、来年から県外の大学へ進学するので、当分は二人での旅は無いでしょう。今回、こういう機会を持てたこと、晴天に恵まれたこと、山で息子の成長を実感できたこと、諏訪の神さんと息子に感謝です。


二人で歩く その2

2016-11-04 21:38:46 | 神社 古代

諏訪大社 上社・前宮です。僕は、四社の中で、ここが一番好きです。

今回を含めて、本宮3回、前宮2回、春宮2回、秋宮1回の参拝となりますが、やっぱ前宮が最も良い。ここが、諏訪信仰発祥の地と言われています。側を流れる小川や周囲の山を含めて、ここに居ると凄く懐かしい気持ちになれる。

御柱も自然に溶け込んで建っている。

前に来た時は、「御柱」の側に立った瞬間に一斉に蛙が泣き出し(たのだと思う?)、ちょっと不思議な感じだった。いや、蛙か何か解らんけど、セミの季節では無かったと思うが、一斉にシャンシャンシャンシャンって音が鳴り出し、駐車場近くの信号の所まで聞こえ続けたのです。鈴虫の鳴き声にも似ていたような?周りにいた数人の参拝者の方たちは全く無表情だったので、俺も無表情でっ。(笑)嫌な感じは全く無かったし。今は、晴天の青空に赤みがかった木々の葉っぱが映えていました。

「十間廊」です。長さが十間あるところから、この名になったのですが、知る人ぞ知る建物。「御頭祭」等の神事は、古来よりこの「十間廊」で行われました。その「御頭祭」が、創世記22章に出てくるイサクの物語と同じ内容の神事であるとか。また、「十間廊」がユダヤで神事を行う「幕屋」という建物にクリソツだとか、前宮の狛犬には珍しく角が生えている(撮ってこんかったあ~!)から、ユニコーンを表しているとか。まあ、諏訪、御頭祭、ユダヤ、十間廊辺りでぐぐれば、いっぱい出てきますわ。

ロマンがあって良いと思うし、自分も一時日ユ同祖論には嵌りましたけどね。もしそうであれば、アシュケナジーでは無く、スファラディであって欲しいですね。

そういった古代のロマン関係無しに、前宮は好きです。自然と共にあった頃の日本民族の匂いがするのですよ。さて、いよいよご神体である守屋山へ。

ここ数年、神社へ来られる人の大半は、お辞儀をしてから鳥居を潜られるように見えます。単純に良いことだと思います。来たく無い人は来なきゃいいんだし。なんて言うか、境内での仕草で、個人で来られたか団体さんで来られたか直ぐに解りますねえ。


二人で歩く その1

2016-11-03 21:23:36 | 神社 古代

最近、息子が諏訪大社へ行きたいと言う。彼が中2の時に連れていったことがあるのだが、あまり覚えていないらしい。まあ、そんなもんでしょ。彼も既に希望の大学に合格して、親的に入学金も払い込んであるのだが、高校の方針で補修やら模試やらは受け続けなければならず、土日が全て埋まっている。自分も、なんとなく土曜日は仕事しているし。そんなんで、”もう今日しかない!”っつうことで、二人で諏訪の地を目指しました。

四社(諏訪大社は、諏訪湖側に、上社・本宮、前宮、下社・春宮、秋宮と四社あります)を巡っても時間があることだろうし、守屋山も登っちゃえということで、今朝、二人で出発。

これが息子と二人で行く最後の旅になるかもしれません。

さてさて、諏訪大社。というか諏訪の地。ここは調べれば調べる程、興味深い地。諏訪大社のご祭神は建御名方神。所謂、国譲り神話で、武甕槌神と闘って負けて、出雲の地から諏訪まで逃げてきたとされます。神話は神話として、実際には稲作文化をこの地へ伝えた方という説もあり。ただ、一般的に縄文から弥生期にかけて大陸から稲作文化が伝わり、西の方から日本全土へ広がっていったイメージがありますが、長野周辺には伝わらず、そこを避けて東へ伝わったことが解っているらしい。要は、稲作文化を最後まで拒否した地らしいです。更に、建御名方神以前に、ミシャグチ神という土着の神を信仰しており、諏訪大社のご神体は守屋山。更に、この地で行われた神事が、旧約聖書の神事にそっくりで、”イサクのなんとか”というらしいが、そこで出てくる聖山がモリヤ山だとか。失われた10支族がぁ~みたいな話にまで飛躍してしまう。更に更に、古代、蘇我氏に宗教戦争で負けた物部守屋まで絡んだ話もあり、興味は尽きません。

そんなんで、オヤジの興味は尽きないのですが、息子は全然純粋な信仰心からです。彼は、来年より某大学の神道学科に進み、正統派神職を目指します。一部知人から、”オヤジが感化したな。洗脳しただろ。”と言われますが、120%、それはありません。そもそも、神職は、そういう家の子が代々継ぐものだと思っていたし、大学で階位を取って”就職”(正しくは奉職)するものだとは全く知らなかったので。神職に成りたくて、その為の進路を自分で探してきたのです。

まあ、影響は与えたとは思うけど。

なんで、守屋山、登りたかったんです、俺も息子も。

その前に、諏訪大社へ。まずは下社・秋宮。

ここは初めて。春に、春宮、本宮、前宮と参拝したので、僕は四社まいり達成です。今日は七五三のご家族が多かった。家族連れが多い場所だと、必ず”写真撮ってください”を頼まれますね。今日もでした。若い頃は、自分のこういう”なめられ感”が嫌で嫌でしかたが無かったのですが、最近は、まあ、いいかって感じですわ。

上社・本宮。息子は、ここでようやく以前に来たことを思い出す。次は、上社・前宮へ・・・、なのですが山登りでクタクタで、もう眠くて駄目ですわ~。ホントは、守屋山登山をメインでと思って書き始めたのですが、もう、無理。いずれ、その2、その3として書きます。  たぶん。

ともかく、結論は、山、なめんなよ!って感じ。疲れた~。


獣(けもの)は喰わずに寝る

2016-11-02 22:08:44 | 日記

ウチの愛犬が5日前より、全く喰わなくなった。4、5日前は水さえも全く飲まなかった。発情期の雌犬は、数日間喰わないというのは聞いたことがあるが、ウチのは雄だし。

御年8歳9ヶ月。2週間ほど前から、ちょっと様子が変だった。いよいよ腎臓辺りが悪くなってきたのかと心配になり、3日前の日曜日に病院へ連れていった。結果、腎臓も肝臓も、その他、血液検査は問題なし。体脂肪も少なく、年齢に合わず筋肉質だとか。胃だけ、荒れているという診断。まずは一安心ながら、血液検査と点滴で18,000円。保健入ってないから、高いわ~。

2日前から水だけは飲むようになった。何故だか散歩だけは行くのだが、それ以外は、どんより眼で見つめてくるか、寝ているか。目の前で、大好きな焼き鳥を喰ってみせても全く興味を示さず。何も喰わずに、ただただ寝ているだけ。

今晩、ようやくいつもの1/3ぐらいの量(ドックフード)を食す。目の雰囲気が、以前の状態に戻っている。まずは、良かった。まだまだ、長生きしてもらわねば。

調子の悪い時は、喰わずに眠り続ける。たぶん、人間もそうできる環境であれば病気になんてならないんだろうな。