今日、愚息は中学の卒業式。最近は、卒業式に出られる父親も結構いらっしゃるみたいだが、俺は普通に出勤。息子が保育園から小学校の時は殆どの行事に出だけども、”この年代の男の子的に、父親が来るのってどうよ?”って思いもあるし、中学の卒業式ぐらいで大騒ぎもしたくないし。
本人的には、充実した3年間だった様子。保育園から小学校まで、全くと言って良いことがなかった。特に小学校は、全く報われることが無かった。本人曰く、
「小学校の頃は何の夢も目標もなく、一日も早く出たかった。」
とのことで、今でも小学校の側を通るのでさえ嫌なんだそうな。
中学では、剣道を始めたお蔭で、師匠や先輩・後輩にも恵まれ、親以外の大人に初めて認めてもらうことを体験し、ホント、実り多い3年間。頑張ってたら見ていてくれる人は必ずいるということを実感できただけでも、恵まれていたと思う。因みに、小学校の時とは打って変わって学校の先生にも受けが良かったようで。
まあ、頑張ってたなと思うのは、剣道だけなんだけども。でも、”だけ”で全然良いと思うよ。
ここだけの話、剣道を始めた日から今日まで、何があっても毎日寝る前に素振りを続けたことは、誉めてあげてもいいと思う。ホント1日も欠かさず。試合で負けた日も、高校受験の前日も当日も。受験勉強追い込みの時期に、夜中の1時頃に竹刀を振っているのを見た時はアホかという思いと、なんか俺の息子として誰かに自慢したい気持ちと・・・、まあ、あの踏み込む音が煩くて”頼む、寝かしてくれ!”って気落ちと。
継続は力なりですわ。強くなるぞ。
因みに、あの大嫌いだった小学校も含めて、今日まで、9年間に渡って、遅刻・早退・欠席がゼロというのも何気にgood。
目立たない頑張りは、数年後に報われると信じたい。
中学卒業、おめでとう。