ロッキー・ザ・ファイナル

シリーズ6作目。ファイナルです。
ムービープラスチャンネルでやっていたので、なんとなく観ました。

意外に良かったです。

ロッキー、特に好きでも無く、影響を受けたわけでもないのだけど、
まあ、僕は、その世代なので、そこそこ観ています。
1作目は、まあまあ。2作目は感動。3作目、4作目は時間の無駄。
5作目は、あまりの悪評で、観ていません。

さて、【ロッキー・ザ・ファイナル】。
まだ、やるんかよ！
という気持ちから観はじめました。
おそらく、ほとんどの人がそうであるように、尊敬というよりは、寧ろ、嘲笑に近い感情。

映画の内容も、ほぼ、そんな感じです。
引退して数１０年の元チャンプであるロッキーが、
エキジビジョンながら、現役のヘビー級チャンピオンに挑むというストーリー。
世間の嘲り、息子の反発を受けながらも、
馬鹿みたいに、走り出す還暦男。
生卵飲んで、ウェイト・トレーニングしまくりです。
死別した妻エイドリアンへの思いを断ち切れないものの、
しっかりと別の女性に恋しております。

単純です。嘘っぽいです。

ただ、そういう部分では、第1作目からが同じなんで、
そこそこ体をいじめた経験がある人なら、解っていただけるんじゃないかと。

ロッキーが息子に言います。
自分が認められないこと、弱いことを、
世間とか、その辺を歩いている知らない奴のせいにするな！

（正確なセリフは覚えていません。ハートが伝わりゃあ、いいのです。）
自分がやりたいと思ってがんばっていれば、周りの評価なんてどうでもいい。
この”ザ・ファイナル”からは、そんなメッセージが受け取られます。

俺、ロッキーシリーズ、1作目、2作目、そしてこの6作目で
前半部に漂う孤独感が何とも好きなんですよ。
誰でも（俺だけか）、喰っていく為に、周りに合わせて生きている。
本当に大切な人（&モノ）、心を許せる人って少ない。
ロッキーの朴訥とした、あきらめた様な喋りを聞くと、何故か安心して、
この映画を見入ってしまう。
後半部の試合のシーンは、どうでもいい。
勝とうが負けようが、何度でも立ち上がるとか、そんなことは、あまり興味が無い。
もう、つまらなくて、孤独で、どうでもいいやって日常の中から、
何かのきっかけで、闘いに向けて鍛え出すシーン。
ロッキーシリーズは、この数分のシーンの為だけにあると思っています。

流石に、次は無いとは思いますが、
歳とっても、鍛えて恋して戦って、良い良いです。

それ、どういう係ですか？

昨日から、息子も学校。
今日から、また、三連休ではあるが。

子供らは、毎学期、それぞれ”○○係”というのが割り振られている。
俺が子供の頃は、出来る子が何でも掛け持ちだったけど、
今は、その辺、ガキ相手に、学校も気を使いすぎの感もあるが。
ホント、テレビをつける係まであるんだよね。
さて、3学期、息子は”盛り上げ係”。

それ、何をするの？

行事やなんかの時、盛り上げればいいらしい。
先月、クラスでTVに出た時も、一応、ピンでしゃべらせてもらっていたので、
まあ、普段、うるさいらしい。

彼の年齢が上がるに従って、本人の好きな様にさせている。
休日も別々が多くなってきている。

チャ○○ジ（通信教育）は、全然、やらないので先月、やめた。
学校が楽しくて、最近は強くなることに全く興味が沸かないらしいので、
空手も全然、やっていない。

親に合わせず、本人の好きな方向で成長してもらいたいもんです。

漸く詣でる

謹賀新年。

年末年始は大雪。
自宅の除雪作業で大変。

さて、元旦。
例年通り、僕が赤子の頃から参拝させてもらっている神社へ。
ここは母の里で、山深いところにある。
道路は轍ができてガタガタ。
どの道を通っても渋滞。降りしきる雪。
神社の近くまで行ったのだけども、勇気ある撤退。
住んでいる所の神社を家族で参拝し、初詣とした。

2日、3日は嫁さんの実家で、飲んで寝て過ごす。

本日、改めて、僕一人で山の神社を詣でる。
踏みしめられた雪で足元は50センチぐらい高くなっている。
晴天の空。雪で覆われた境内。気持ち良い。
早朝ということもあって、歩くのは俺一人。
お守り、縁起物の所で、宮司さんが退屈そうにしている。
全然、その気は無かったのだが、
『あの～、急に言って、今、御祓いってしていただけます？』
と口に出てしまった。
宮司さん、笑顔でご了承。
厄年も終わっており、元より大願など全く持てないここ数年。
『じゃあ、”身体健康”ということでお願いします。』
いつも、お正月だと込み合って煩い中、5～10組ずつまとめて流される。
今回は、静かな中、神様と一対一。
”身体健康”と共に、コソっともう一つお願い。

良き年でありますように。