夏休みらしく

昨日は、朝から息子と海水浴。
ここ数年はプールばかりだったので、海は久しぶりですね。
真面目に泳いだりはせず、浮き輪なんかで遊んで、
楽しく過ごしました。

息子は、今日からスイミング・スクールです。
泳ぎは、そっちでがんばってください。
朝から”ドキドキする～”と言っています。
初体験や、緊張する出来事は、時々あった方がよいぞ。

午後は２時間ほどトレーニング。
最近の量を考えると、
なんの解決にもなっていないのですが。

夏は肉。
夜は焼肉。
体を動かした後の焼肉は美味いっす。
夏休みということでにも肉をサービス。
目をクルクルにしてパクついていました。

肉の味を覚えてしまったのか、
今朝、ドッグフードに口をつけようともしない。

自由研究は

子供らは、明日から夏休みですね。
うらやましいな。
小学４年のうちの子も、
”何の特徴もない通信簿”をもらってきました。
親も先生も、注目のネタは、
”いつまで欠席ゼロが続くか？”
だけですからね。
１年生から一日も休んでいないのです。
４年ではウチの子１人。
５年生に、そんなのがもう１人いる。
ここ１、２年が勝負だな。
自慢のネタが、他の親御さんと方向が違っている。あははっ。

さて、今夜は満月ということで、
夜は息子と通信教育の付録でついていた天体望遠鏡で月の観察。
（今宵は綺麗な満月ですよ。）
２人で、あーだ、こーだ言いながら月を見ていると、
向かいのアパートのお兄さんが通りかかり、話しかけてきた。
誰か住んでいるのは知っていたんだけど、
顔を見るのも初めて、話すのも初めて。
しっかりとした口調で、好感の持てる青年です。
聞けば、オレと同じ大学の理工学部を２年前に卒業し、
地元のラジオ局で働いているらしい。
天体が好きなんだそうです。
話が弾んで、
『坊や、明日から夏休みだよな。天体望遠鏡、貸してあげるよ。』
ということで、えらい本格的なヤツをお借りすることになりました。
息子は大喜び
夏休みの自由研究ネタは決まりですね。

ウチの息子は、グズでヘタレでなんですけど、
要所々々で素敵な出会いがあります。
そういう点では恵まれていますね。

空手でも天体観察でもいい。
人とほんのちょっと変わった経験を積んで、何かを感じて欲しいものです。

それにしても、望遠鏡を貸してくれた彼。
仕事が面白いのか、もうすぐパパになるからなのか、
とてもキラキラ感が出ていました。
最近、こういう前向きな人には、あまり接することが無かったもんで、
新鮮でした。

おっさんらも、明日から三連休の方も多いはず。
良い夏を迎えたいものです。

そーなんだけどさ

【夢をかなえるゾウ】読んだ。
ここ数年の不景気や、社会全体を覆う閉塞感の中で、
”変わりたい、変えたい！”と思っている方は沢山いらっしゃると思う。
自分もずっ～と、そう思っている。
だから、売れるんだよね。この種の本。

【夢ゾウ】の内容自体は、
書店やコンビニで見かける多種多様な”成功本”に書いてある内容と
被る部分が多い。
ただ、関西弁のゾウを通して語られると妙に納得してしまう。
ガネーシャの課題に対して、
”はいはい、聞いたことあるよ、わかっているよ”
と思いつつも、最後まで楽しく明るい気持ちで読めました。
胡散臭いスピリチュアル本で、
”便所掃除を行えば金持ちになれる”なんて言われるよりは、
すんなりと便所掃除をしたい気分になる。

エンディングでのガネーシャの言葉。
これも、最近、自分が感じつつあることと合致していて、
"人として生きるということはそういうことなんだよな”
と思い直す。
（や～、家族を持つと特にそー思うよ。）

でも、変わりたい。
ガネーシャの課題。
その幾つかは、この本を読む以前に実際にやってみている。
確かに、その時、その日は一歩進めた気分になるのだが、
その行為は継続できても、モチベーションは維持できないのが現実。
”悟るのは簡単だが、悟り続けるのは困難”
とアニマル浜口も言っていたよ～な気がする。

皆、本当は解かっているんだよ。
自分は何がやりたいか、自分には何が足りないか。
何を行えば、逆に何を捨てれば、その場所に近づくことができるか。


足りないのは、手段・手法じゃなくて、
馬鹿になれる勇気。
少なくともオレの場合は。

【夢ゾウ】、面白くて良い本だった。
だけど
”本当に自分を変えれる人は、
一冊の本で影響を受ける様な柔な人間じゃない。”

と思う。

自分のヘタレ具合を自嘲しながら楽しむ感じで、
丁度良い本なのでは。