昨日、今日と息子の試合。大きな大会ということで言えば昨日が高校デビュー戦というところ。
今年も団体戦はベスト8止まり。準決行けそうだったんだけどな~。
息子は、面で1本を先取したものの、終盤に取り返されて延長戦へもつれ込み、惜しくも延長戦で負けてしまった。最初の1本は、場内、”おー!?”となる鮮やかな面でした。相手は、中学の時であれば息子が秒殺されていたであろう超格上の選手。惜しい負けだったけど、漸く、舞台に立ったというところ。
人の一生で、基地外になれるネタなんて、一つか二つだと思うので、そういうものに出逢えただけでも、幸せなことだと思います。
さてさて、団体戦なので、当然、先輩の試合や、次に当たる高校の試合も見ていたんだけど、久し振りに時間を忘れて見入ってしまった。
ここ数年、常に時間が無いという感覚が付きまとっている。主に仕事が原因なんだろうけど、会社にいる時は当然、運転している時も、食事をしている時も、名所を観光している時も、常に時間を確認しながらやっている。携帯を使う様になってからは腕時計をしなくなっていたのだが、今年の春頃からまた使用するようになった。大げさな表現では無く、1時間以上、全く時間を忘れるということは無い。仕事については、常に追い立てられている気分で真剣にやってはいるけども、所詮、喰っていく為にやることというのは、のら犬がゴミを漁るようなもんで、下品なものでしかない。
うん十年前に僕が通った予備校の講師が、”人生と生活は全く相いれない真逆なもの”と言われた。当時は、よく解らんかったというか、興味も無かったが、歳を重ねる毎にその言葉を強く実感するようになりました。
最近読んだ本によると、時間というのは幻想でしか無いとのことなんだけど、なんとなく解らないでも無い。
かれこれ3時間ぐらいらかな。全く時間感覚が無かったな~。
今日は、オレ生きていたって気分ですねえ。
息子の剣道。結果や世間的な成功や賞賛は全く期待していませんが、いい夢見させてもらっています。