霧雨のイギリス・ブリストンという街です。
昨晩、強硬スケジュールでイギリス入りしたのは、ディナー・ミーティングなるものに出る為。ウチの製品を欧州で販売してくれる会社のドイツ人営業が、イギリスの某社経営者とディナーを共にしながら商談をするというもの。なんか良くわかんけど、要は美味い飯を喰いながら、タイミングを見て製品を売り込むという欧州では普通な営業戦略らしい。
高級ホテルのレストランで、PM7:00からディナーが始まる。ドイツ人、日本人、ハンガリー人、スペイン人、そしてイギリス人。普通に、アルコールを飲みながら談笑が始まる。当然、英語。”俺は昔、インドで働いていた”、”私の旦那はペルー人”、”俺はロシアで商談した時にウオッカを飲まされて潰れそ~になった”等、皆、楽しげに雑談が続く。
ぺらぺーら、はーんは~ん、ぺらぺら、オー、ベリーインタリスティング、ぐっと!
・・・ついて行けんわー。自分的には、出たく無い飲み会に出させられた気分120%です。このセレブ感いっぱいの中で私の発言で注目されたのは、
”鹿肉のステーキは超美味い。日本で肉と言えば牛か豚”の一言み。(ご丁寧に営業のIさんが、”あとチキンね”と余計な追加発言をしていたが)
鹿肉のステーキは美味かったけど、疲れー。メインディシュが終わり、デザートが来出した頃に、唐突に製品についての話が始まる。俺らは、話が進んで技術的にコアな感じなった時の説明係です。しかも、今回、俺関わりの製品については盛り上がらず、何しにイギリスまでって感じでしたね。
ただ、こういう人たちが世界経済を動かしているんだろうな~っていう空気は充分に感じました。やっぱ、英語は出来んとまさしく”話にもならん”と実感。
な~んってね(笑)
そもそも、グローバル化という名の欧米主導型の資本主義反対派の俺が、何でねー。全然、目指す方向が違いますモン。
でも、皆さん、素敵な人ばかりだったなというのは、正直な印象です。ほら、口でなんて言っていても人を見下していたり馬鹿にしている人って、わかるじゃん。今回に限らず、どの世界でも、本当に一流の人は誰に対してもリスペクトを持って平等に接しているなとは思うのですよ。
まっ、思想や仕事はおいとても、ぺらぺらぺーラは出来た方が良いとは思いますわ。