西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

編集が酷過ぎ

2015-07-31 23:20:27 | 映画

TVで「永遠の0」をやっていたので見た。

基本、戦争はあってはならないものだと思う。まあ、明確な思想も無いけどな。

ただ、僕の祖父は戦争で亡くなっており、

自分が子供の頃、祖母から戦中の体験や抱いた思いなんかを聞いてたもんだから、

これ系のものは、まあまあ見てしまう方。

岡田君は良かったのだが、話的には期待したものとは違ってて、

染谷くんと井上さんについては、なんだか良くわからんというか、全然共感できんかった。

それにしても、日テレの編集が酷過ぎ。

始まる前に、”あと○分○○秒”と画面左上に出た時点で、もう不愉快なんだけど、

CM多過ぎ、ストーリー無視で、ぶった切る、ぶった切る。

何が、ノーカット、日本中が感動だよ。

あれじゃあ、どんな良い作品を流しても興覚めだわ。

最後の最後、岡田くんが特攻で突っ込んで顔がアップになっていったと思ったら、

突如「アイアンマン3」の次回予告。

センスが無さすぎるのか、ワザとなのか、もう、おいおいってっ感じ。

”おじいちゃん達が命を懸けて守った日本、今はアメリカの属国です!”

という結論なのでしょうか。


力(リキ)

2015-07-30 22:32:31 | 

「真説・長州力 1951-2015:田崎健太著」を読んだ。485ページのノンフィクション長編作品。とはいうものの、「木村政彦はなぜ・・・」のようなページ2段の細かい文字のやつじゃないので、3日で読み終えた。ちょっと寝不足。

暴露本では無いので、プヲタなボク的には、中学時代からオリンピック出場までを除けば大体知っている内容。著者は、長期に渡って長州に取材をすると共に、彼に関するいろいろな人の証言をとっている。アゴと鬼嫁の旦那からの証言は取れなかったようだが。(2人とも、どちらかと言えば嫌いなんで、どうでも良い。)

プロレス関係の人は、常に我を強く見せたがる、金にならないかを考えている的な癖があり、浜口パパやカーン、保永辺りを除けば、虚実入り混じっている感じの証言も多々。その辺は、往年のプオタ感でそこそこ真実は嗅ぎ分けながら読む。大きな驚きは無い。谷津や大仁田等、大概が想像通りの受け答え。

長州力という人は、自分が10代~20代、ホント夢中になったレスラー。今は、滑舌の悪いキャラで小銭を稼いでいらしゃる様だが、全盛の頃、漲るパワーというかオーラは凄かった。例の”切れちゃいないよ”の試合は、ドームまで観にいったんだが、やっぱ、アレが僕の生観戦では一番興奮した大会だった。観戦後、ドームから水道橋駅までの道すがら、知らないにいちゃんと肩組んで、”長州!長州!”って叫んで歩いた。いい時代だったわ。

長州力の隆盛と衰退、その時々の彼の思いが丹念に書かれている。何度も引き合いに出して悪いけど、「木村政彦はなぜ・・・」は、著者の柔道愛が強くて、ちょっと贔屓ぎみなのだが、「真説・長州力」の著者は長州ファンでもプヲタでもない分、淡々と書かれていて良い。読み進めていく中で、素の吉田光雄の部分と、長州力をやっている部分の違いがなんとなく感じられてくる。まあ、それも、ほぼ想像通りなんだけど。

大体がほぼ想像通りの内容だが、ボク的にはそれが満足。長州力の良い部分、悪い部分も、事実、他者の証言を通して丁寧に書かれている。自分を少しでも高く売ろうする長州、金で動く長州力、頑固で人の言うことを聞く耳持たない長州、そういうの全部アリですよ。プロレスラーだもん。裸一貫で金稼いでいるんだもの。全日四天王も好きだっただけど、限られた環境で会社の為に全力を尽くしてみたいな感じで、好きではあるが熱く成りきれなかった。プロレスみて、”さあ、会社行って仕事、がんばろうかっ。”じゃあ、なんか違うでしょ(笑)。全盛期の長州力を見てた時は、何事も控えめな私でも、”よ~し、オレも一発!”って思いになれたもの。

昭和から平成、長州力の人生と世の中の移り変わりって似てて重なる感がある。同時に、自分のここ20数年を振り帰ってみたりして、もう数年ぶりに”よ~し、オレも!”とちょっと思った(笑)。

自分が想像していた長州力が書かれている。マル。往年のプロレスファンにはお奨め。(アゴ、鬼嫁旦那のファンを除く。)


月9

2015-07-20 22:13:00 | テレビ

何年ぶり、いや、何10年ぶりぐらいで月9を見たよ。

福士 蒼汰? 全然、興味ないですな~。

今更、好きだ嫌いだ、くっ付いた別れた等、おっさん的には200%興味無く、

ドラマ見ながらどう盛り上がって良いのかわからんのですが、

この「恋仲」のロケで使われた高校が息子の通う高校だったので、

学校のシーン見たさだけで、見ましたよ。

1回目は、高校、結構、出てましたね。

田舎の古い校舎を上手く撮るもんだな~と、素直に関心しました。

いや~、そこそこ興味持って見る場合は、結構、批判的な思いも沸いたりするのですが、

正味、ふ~んって感じしか無いな。

こういう、ベタというか恋愛の王道みたいなドラマを見ると、

自分では無くて息子に置き換えて見てしまうというか、

いつの間にか、保護者気分でしか見れなくなったね。

2回目以降は、田舎のシーンは少なくなるんだと思うけど、

付き合い気分で、次も見ようかなーって。

 

 


台風

2015-07-17 23:24:57 | 日記

今週こそは出張が無いと思っていたのだが、昨日、突然ユーザーに呼びつけられて、

今日も名古屋へ出張。

午後3時からの打ち合わせだったが、台風11号の影響が心配され、7時過ぎの新幹線で出発。

幸か不幸か、丁度新幹線が開通した頃から出張漬けの日々が始まったものの、

駅が自宅から車で10分のところにある為、なんつ~か、そういうもんかなーっと思う。

さて、台風の影響か別要因か、米原駅で停電が発生した為に乗っていた電車が敦賀で運休となり、

降ろされてしまった。

遅れ遅れで京都経由で名古屋に着いたのが1時過ぎ。

早くに出ておいて良かった。

帰りは、遅延になった新幹線がまだ金沢で停車しており、

乗れるはずのない便に乗ることができて、予定より1時間半ぐらい早く帰宅できた。

台風の影響で、運休、遅延が相次ぎ、皆さん、指定席なんて意味のない状態。

米原等の乗継点となる駅は、

人々がごちゃごちゃで(人の多い少ないでは無くベクトルがバラバラというか)、

カオスな雰囲気ムンムンでしたわ。

たぶん、これからこういう体験が増えるんだと思う。

天災、人災、お金の使い方等々、瞬間々々の自分の判断が大切になってくると思う。

因みに打ち合わせの方は、名古屋で東京本社の設計の方とテレビ会議。

そんなんなら、東京で打ち合わせすりゃあ、良かったのに・・・。