文武両道

昨日、今日と高校の春季大会。月に1～2回の県外遠征が当たり前の息子。県内の大会は各自現地集合ということで、送迎をしました。入部2週間なんで、当然、雑務＆応援なんだけど、本人的には中学から知っている各校の先輩に遇えて、高校生の試合を見れて充実の2日間となったようです。

大会会場が、高速道路を使って片道50分、国道を使って60分という我が家からは中途半端な場所。昨日は、現地で試合を見たり、車の中で本を読んだりして過ごしたのですが、今日は家で仕事もしたかったので、朝、彼を置いてきて、夕方、迎えに行きました。車の運転は苦にならない方だし、日曜日とは言え、計画的に時間から時間で動いた方が意外にしゃきっとします。

息子は、今、漸く宿題に手を付けている。夕食時に、ふと呟く。

「”文武両道”と”二兎を追う云々”って矛盾してねぇ～。」

今から宿題を始めれば、また12時近くになるので、彼なりに思う所があるのだろうけど・・・。

”文武両道”を謳う高校は沢山あるけど、大概、一流であればあるだけ、”文”の担当者と”武”の担当者は別人なんだよね。都市部の有名私立高校にありがちな・・・・・・。それって全然、文武両道とは違う。寧ろ偏った人間の・・・。息子の属する高校は特に進学校でもないし、彼の剣道のレベルは、本人が大好きなだけでアレなんだけど、一人の人間が”文”にも”武”にも精進することに意味があるわけで。

因みに、この国は相反するいろいろな考え方を包括しているから良いのだ。”文武両道”と”二兎を追う云々”、両方正しい。極端な二元論こそ、どうよって感じ。善悪と正邪は異なる。ん～、なんつうか、そういうことなのよ。

けっこう、キツそう

息子が、昨日から部活に参加している。入学式の翌日に、剣道部の顧問から出席する様に言われたとのこと。けっこう、キツそう。休憩は殆ど無く、3時間、ぶっ続け。稽古は当然、中学とは段違いに厳しく感じたらしい。それでも、正式な入部届けを出すまでは、皆でセーブしているとも？部活が終わってから乗れる電車が8時台。先輩は、速攻、自転車で最寄の駅まで行くのでギリギリ7時台の電車に乗れるそうなのだが、１年は掃除や後片付けで確実に遅くなる。少なくとも1年の間は、帰宅は9時ぐらいになる。

家庭学習なんてやれないね～なんて思っていたのだが、先輩から、

「部活をガンガンやって、宿題や予習やったら12時ぐらいになるけど、その位の体力をつけないと高校生活はできんぞ。」

と言われたとかで、まあ、至極もっともなご意見だと思う。

駄目なヤツは時間があっても駄目。やるヤツは環境が揃ってなくてもやる。大概の人には、”小人、閑居して不善を成す。”という諺が当てはまる。この高校の剣道部に入るのを目標としてやりたくもない受験勉強をやってきたのだがら、今のつらさは本望でしょう。先程までソファーで寝ていたが、ピクピクと痙攣していた。余程、疲れたのだろう。日曜日も、朝から稽古です。一人っ子なので、どうしても弱い部分が感じられ、3年間でビッシ、ビッシ鍛えられ、自己練磨して、実り多い高校生活にしてもらいたいものです。

これは、本文とは何の関連も無い。私は、△△通、□□ー、○○○ン　と家電大手を回り、技術打ち合わせ。いやいや疲れた。国技館のやきとりらしい。ビールと合う。美味し。