昨日、TVで『沈まぬ太陽』をやっていたのでHDにおとし、
今日、じっくりと観ました。
日本映画にしては珍しく3時間22分の長時間作品です。
全く退屈することなく最後まで鑑賞することができました。
渡辺謙さんは好きな男優の一人ですし、
上映時、サラリーマンの評価が良かったというのも何となくわかります。
ただ、悪くはないのですが・・・・・・。
惹きつけられっぱなしの3時間22分でしたが、
終わってみれば、
悪い事をしまくって出世街道まっしぐらの行天(三浦友和)の人生も、
自分も家族も犠牲にして矜持を曲げずに生きる恩地(渡辺謙)も、
また、彼らを取り巻く人達も、
なんだか空しいな~って感想のみ。
良い作品ではあると思いますが、全く共感できるものがありませんでした。
丁度、御巣鷹山の頃までが、
日本国中、会社組織とか多量生産&消費に純粋に価値を求めれる時代であったとは思いますが。