西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

旗ふってきた

2017-05-28 15:16:58 | 日記

全国植樹祭で天皇・皇后両陛下が来県されており、私も沿道でお見送りをさせていただきました。

老若男女、たくさんの人がいました。

警備に当たっておられる警察官の人たちも県外から応援業務で来ておられるのですね。

丁度良い時間にいったのか、待つこと10分ほどでした。

やっぱ日本国民としては、日の丸を振らんとだめでしょ。

僕は特別な思想は持ち合わせていませんが(あえて言えば右より、いや、かなり右よりかもしれませんが)、

天皇陛下のご尊顔を拝することが出来て単純にうれしかったです。

周りの人達も、皆笑顔でうれしそうでした。

僕的には、伊勢神宮へ行って「あ~、お伊勢さんへ来れて良かった。」っていうのと似た満足感ですね。

日本弥栄(にっぽんいやさか)!

 


サムハラ神社

2017-05-28 11:20:25 | 神社 古代

3月に大阪へ行った際によりました。”サムハラ”というのは、漢字では無く神字なので、Web上では変換できません。例えば、「榊」という文字も神字。まっ、これは普通に変換できますな(笑)。サムハラ神社、正しくは下の写真のような神字になります。

大阪の街中にある小さな神社です。ご祭神は、天御中主神・高御産巣日神・神産巣日神。所謂、造化三神で、古事記の最初の方に出てこられる神様です。合気道の創始者として知られる植芝盛平翁の守護神が天之叢雲九鬼武産龍王(あめのむらくもさむはらりゅうおう)だったとか、加藤清正が自分の刀に”サムハラ”の四文字を刻んでいたとか、先の大戦時に、サムハラと書いたお守りを持っていた方は無事に生還されたとか。武神なんですかね。天御中主神様は創造神なので、万能なんでしょうね。

ここで不定期に授与(平たく言えば販売)される指輪が凄い人気で、まずは手に入らないらしい。僕が訪れた時も、有りませんでした。某物理学者が本で紹介したという話もあります。何年か前に、この物理学者さんの紀行文みたいな本を読みましたが、全く感じるところが無く、とっとと売りに出しました(笑)。うる覚えだけども、戦闘機だか銃器だかが好きと書いてあり、なんか違和感を感じたんだよな~。

サムハラ神社・奥の宮が良いらしいですが、岡山だもんな~。余程のご縁が無いと行けないだろうな。古来より、日本にはいろいろな神様が居られる。だから、良いんだよね。


まあ、何が良いとも一概には言えませんが

2017-05-14 15:46:05 | 日記

今日は、漁港のイベントで演武会でした。今年で3度目かな?毎年、好天に恵まれます。俺なんて、普段、日光を浴びるのは、犬散歩の30分ぐらいなのですが、今日は演武会と町内会の公園草取りで、5時間ぐらいは日光浴したんじゃないかな。もう、それだけで、いい感じでだるい。先ほどまで30分ほど昼寝をしたんだけど、起きた瞬間、自分が誰なのか、ここが何処なのか、何時なのか、全く把握が出来ず、ボーっとしてしまった。いつも睡眠が浅い方なので、妙に得した気分。場所も時間も自分も解らないなんて、一種の悟った瞬間みたいなもんでしょ(笑)。無我(それは辰っつあん)、いや忘我というか。

子供らが頑張っていました。女の子も、がんばっていたね。将来は、武田莉奈みたいになるのでしょうか。何気に「ワカコ酒」は結構みています。(話が飛び飛びで、すみませんな~。この時間から飲みながら書いているので・・・。)

D表は、相変わらずかっこいいなって思いました。齢50歳を越えて、自分が強くなることしか考えていない。ウン10年前、D表と俺と”寝てばっかりのHさん”と、3人しか稽古に来てない日があって、D表が、”別に俺らだけ、強くなればいいじゃん。”って。全然、道場運営とか、道場生増やそうとか考えていない(笑)。空手家やプロレスラーとか見ていると、そこそこメジャーになると大概は自分で団体作ってって感じじゃないですか。似合わないスーツを着てスポンサーを回って、でもマスゴミの前では最強の格闘家を演じなければならない。政治家にも頭下げたりとかさ。正味、心の中は、どんなバランスで成り立っているのだろうと思うよ。同情こそすれ、憧れはないな~。もう毎日、飲まんとやっとれんって感じやろ。

うちの会社なんて製造業だから、元々はエンジニアというか、モノづくりが大好きとか、数式が頭から離れないって人が入っているのだろうけど、もう”偉くなることしか考えていない人”が結構いたりする。若い頃ならともかく、俺ぐらいの歳になると憐みしか感じない。世間の評価とは関係無く好きな事に没頭できるのが、人としての幸せだと思う。まあ、何が良いとも一概には言えませんが。


どうでもいい雑感、、、というか戯言

2017-05-13 12:56:48 | 日記

今朝、郵便受けを見ると何か入っている。町内会の連絡らしい。赤太字で、【本日、緊急集会】と書かれている。何事かと思えば、町内会対抗ソフトボール大会の参加者が足りないから云々という内容。ホント、勘弁してくれって思うよ。町内会なり、ソフトボール大会に出るのも当然嫌なんだけど、その”緊急”っていう表現、もう会社でうんざりなんだよ。営業や偉い人が、何だろうと、”緊急”、”重要”、”大至急”やら、メールの頭につけて、プラス文書中にもビックリマークがいっぱい。

お前ら、一日で何回驚いてんだよ・・・。

って思うわw

ったく、この獄卒どもが。いよいよ奴隷化社会が煮詰まってきているように思う。まっ、町内会には出るけどソフトボール大会には出ません。最近は、本と遺跡と神社があればいいって感じ、人間嫌いの考古学者みたいな心情なんですわ。

さて、午前中に竹内睦泰さんの「古事記の邪馬台国」を読み終えた。前作「古事記の宇宙」同様に説得力があり、面白かった。レビューは毎度ア○ゾンに書いているのでここで書くつもりは無いです。邪馬台国そのものについては、そんなに興味は無いです。九州であろうが、近畿であろうがどちらでもいいのだが、そもそも魏志倭人伝の頃に、方位なり距離数なりをそんなに正確に把握していたのかなと思う。陳寿が日本に来て取材したわけでもないし。卑弥呼についても、それほど興味はない。だけど、もしも倭迹迹日襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)=卑弥呼であるなら、興味大有り。つうか、箸墓古墳の埋葬者に。

何年も前から1回は行ってみたいと思っていたのが、この半年程で2回も訪れさせて頂く機会に恵まれました。当然、箸墓伝説なりの多少の情報による先入感があることは否めないのですが、ここに来ると、”なんか悲しい亡くなられ方をしたんだろうな”、”皆に慕われていたんだろうな”って強く感じる。ほんでもって、頭の中で【星空のエンジェルクイーン】が鳴り出してしまう(笑)。

1000年女王 星空のエンジェルクイーン

自分が中学生だった頃に映画化されたアニメです。当時ガンガンにCMをやっていて、”1000年女王ならぬ、センデン女王”と揶揄された映画。でも、【銀河鉄道999】よりも【1000年女王】のコンセプトの方が好きです。機械の体を求めて宇宙を旅するより、人知れず人類を守っている的な方が魅かれるものがある。そりゃ、映画の様に1000年毎に女王がっていう単純なものでは無いでしょうが、箸墓の主(俺の中では120%女性)は、人々と共に生き、人々に親しまれ、人々の為に亡くなっていかれたんだろうなって思うのですわ。それを思うと、う~ん、【星空のエンジェルクイーン】なんだよな~。奈良県桜井市、取り分け檜原神社から箸墓古墳の辺りが好きなんだよな~。ロト7でも当たりゃあ、とっとと移住して山の辺の道をうろつく散歩ジジイになりたいな~って思うもの。


雄山神社

2017-05-07 11:41:35 | 神社 古代

今朝、息子を最寄りの駅へ送っていく。GW中、出社した日もありましたが、概ね好天に恵まれ良い連休だったと思う。

さて、一昨日に、息子が

『折角戻ったんだから、権現さんの所へはあいさつしとかんならんやろう。』

と言う。

『俺が運転してくんだよな?』

『・・・・・・、お願いします。』

ということで、彼の言う権現さん(雄山神社 祈願殿)へ行きました。

雄山神社は、雄山山頂の峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社からなる。後醍醐天皇の勅願所であったこともある。母が祈願殿辺りの集落出身であることから、我が家は自分が赤子の頃から、初詣等はここと決めている。息子の七五三参りも、一人でここでやって頂いた。立山開山神話については全く無知であった県外出身者の嫁が、息子を妊娠した時に白鷹の夢を見たので、彼の名前に雄山の”雄”を頂いています。

『剣岳 点の記』という映画のロケでも使われました。小さな駐車場は、県外ナンバーの車でいっぱい。祭神は伊邪那岐神、天手力雄神ですが、神仏習合の色合いが濃く、要は立山権現様でしょうね。

デカい立山杉が沢山あり、この時期は気持ちが良い。我が家は、この若宮も必ずお詣りすることにしています。

いつもは中宮祈願殿にしか行かないのですが、今回は前立社壇にも詣でました。

富山中心街の人達には、こちらの方がメジャーかもしれません。過去には、源頼朝、足利義稙らが再建しています。

摂社として、応神天皇やお稲荷さんも祀られています。お稲荷さんは宇迦之御魂神ということぐらいは愚息も頭に入っているみたいでした。もう半年もすれば全然俺より詳しくなるのでしょう。彼は正統派の学生、僕は在野のヲタでしかないので。時間があれば、或いは都市部に住んでいれば、正統派の古代史を学びたいと思うのですが、今の環境下ではなかなかねえ。今度は何時帰郷するのか判りませんが、愚息に記紀や古代史、神道について教えてもらうのが齢五十を過ぎたおっさんの密かな楽しみです。


津島神社(飛騨市)

2017-05-05 15:23:26 | 神社 古代

もう、5年以上前に高山へ向かって運転中に、ふっと目に入った神社。

”うわ~、なんて清々しい神社なんだろう。”って思ったんだけど、車は急には止まれないし、駐車場らしきものも無いし、その時は通り過ぎた。あれから何度か前を通ったんだけど、毎度通り過ぎてしまっていた。今回は前後に走っている車が無かなったので、道脇に車を停めて、ようやく参拝することが出来ました。

津島神社。たぶん村の鎮守的な神社なのだろうけど、この時期だと、すっきりとした境内と遅咲きの桜がマッチしていて、何とも言えず清々しいのです。

牛頭天王と書かれているので、御祭神がスサノオというは察しが付く。帰って調べてみると、平安時代(869年)に当地に疫病が流行った為、八坂神社からの分霊を勧請し流疫退散・病気平癒の祈願を行ったことが始まりとのこと。御祭神は建速須佐之男神、五十猛命、伊須流岐比古命。

そりゃ~、清々しい感じがして当然だわ。神話では、スサノオがクシナダ姫と出雲国須賀に来て、「吾此地に来て、我が御心すがすがし」と言って宮を建てたから、その地は須賀となり、宮は須賀神社となる。どうでもいいけど、四谷の須賀神社は、『君の名は。』で瀧くんと三葉がすれ違うシーンで出てくるので、巡礼者がいっぱいだとか。


日輪神社

2017-05-05 07:21:46 | 神社 古代

高山は好きな場所です。というか、妙に懐かしい気持ちになる。一般的に人気のある”古いまちなみ”と言われる観光地にはそんなに興味がない。悪くはないけど、本陣とか江戸時代以降のアレでしょう。僕が好きなのは丹生川町辺り。この辺に来ると、もう、懐かしくて懐かしくてって気持ちになる。中学生の頃から。(笑)そこにあるのが日輪神社。映画『あなたへ』の中で高倉健さんとたけしが食事をしたラーメン屋さんから、車で5分ぐらいの所にある。

山全体が人工のものであるという説もある。前回訪れた時は、なんか新興宗教系の人らに話しかけられたので、早々に立ち去りました。

日輪神社という名の神社は全国でもここだけだとか。急な階段を上り、更に急な道を登って行きます。

社殿は簡素です。中に入ってもいいと書かれていたので、中に入りました。幸運なことに、更に奥の神殿までの扉らも解放されており、そこでお詣りさせて頂きました。社殿の中には変わった絵や像があり、思わずシャッターを切りそうになりましたが、息子に窘められ止めました。確かに、注意書きが有ろうが無かろうが、社殿内での撮影は失礼ですよね。神社好きでいろいろな所をまわっていますが、常に心に引っ掛かっているのが、”何処まで撮って良いものか”ってことです。基本、離れて撮る、微妙に横から撮る、下から撮るという風に心がけてはいますが、まあ、シャッターを向けること自体が下品な行為ですよね。反省。

社殿の横を更に急な斜面を登っていくと太陽石と呼ばれる磐座があります。岩の上面と側面に、人工的な長方形の穴が掘られています。恐らくは有史以前のものでしょう。先に登った位山をはじめ、立山、御嶽山、槍ヶ岳、乗鞍、遠くは伊吹山等の聖山がこの太陽石を中心として16等分した延長線上にあるとか。不思議ですね。

自分自身、歴史的な興味とアニミズム的な敬謙な気持ちが混在していて、神社を訪れる度に、少年的な好奇心と聖なる対象に土足で入り込んでいる様な自己嫌悪感とで、常に微妙なんですよね。 


位山登山

2017-05-04 07:15:05 | 神社 古代

位山に登ってきました。私は2度目、息子は初めて。

飛騨一宮水無神社のご神体。

日本二百名山の一つであり、山中には謎の巨石群が点在する。古来より、天皇即位の際には、位山のイチイの木を献上する習わしとなっている。天孫降臨伝説もあり、霊山としてはあまりにも有名な山です。最近は、映画『君の名は。』で出てくる御神体は位山だという説がネット等で見られ、俺とは違う系の別部隊の方々にとっての”聖地巡礼”の地になりつつある。(笑)

飛騨一宮水無神社→一宮水無神社→宮水 なんだそうです。(笑) 映画自体は飛騨地方としているのもあります。(でも、俺的にアレは諏訪大社のご神体・守屋山だと思うけどな~。)

謎の巨石が点在します。そう言えば、エジプトにあるスフィンクスの視線の先を辿っていくと位山にぶち当たるなんて話もどこかで読んだ気がする。

こういう巨石から古木が生えている状態が、 『君の名は。』での御神体にそっくりなので、まあ、そういう話が出たんでしょうね。

巨石に陽が射して、神々しかった。写真だろうが動画だろうが、所詮は写し絵です。情報を得ることを体験と勘違いしているところが、現代の病巣だと思う。何事も、実体験してこそ生きている意味がある。

”ひとりで歩く事を教えるのが生きた学問です”と書かれている。数年前にここを一人で訪れた時は、仕事でホント孤独感いっぱいだったんで、息を切らして登って来た時にこれを見た瞬間、少しうるっときた。深い言葉です。

山頂近くの広場。木が生い茂っている場所も含めると結構広い。 『竹内文書』に出てくるヒヒイロカネで葺いた社殿ってこの辺に建っていたのかな?

登山されてる方にもそこそこすれ違いましたが、ここでは俺らだけだった。ここで拝礼をしました。位山での神秘体験的な話はよく目にしますが、僕は今回も含めてゼロ。ところが、息子が拝礼した瞬間に、それまで静かだったのが、サーって山全体で爽やかな風が吹き出し木々が揺れ、僕らがこの場を立ち去る瞬間にピタッっと風が止みました。こういうことってあるんですね。俺は連れてきただけの役割(笑)。まっ、親子で霊峰・位山に登らせて頂いただけで、感謝です。

水無神社へも寄ったのですが、57年ぶりの式年大祭が行われていて、とてもとても参拝できる状態では無かった。飛騨じゅうの神様が一同に会するそうです。

氏子さんあっての神社ですからね。

前に訪れた時は、こんな感じで広くて静かで良い神社でした。


布施神社

2017-05-01 21:10:36 | 神社 古代

もともとGWは9連休のはずだったのですが、急な受注増で4日間出勤。今日も出勤。別に当社だけではなく、必ずしも”儲かっている企業=従業員が幸せ”ということではないものね。いや寧ろ、収益の良い会社ほど、まあ、いろんなものを上手に搾取しているのだから・・・。時間、体力、モチベーション、智慧、与えた分と等量の見返りがあるのは第一次産業だけだと思ふ。我々の様な間接部門は、昔から疲れっぱなしだけども、最近は、製造の人達も皆辛そう。

工場全体が、不撓不屈・・・、不眠不休・・・、そのうち目指すは不老不死って感じやな(笑)。

さて、昨日は自宅から車で10分弱のところにある布施神社へ行ってきた。

五十猛命がご祭神。最近、五十猛に興味があり、いろいろ調べているうちに見つけました。小さな村の中の小さな神社ですが、なかなかに力を感じましたよ。

周囲は、ほんの少しの民家と田んぼばかり。ご近所の方も、ご祭神が五十猛命だってことを知らない人もいるんじゃないかな。