釣り

十数年ぶりに釣り。
自分が子供の頃、よくオヤジに連れられて釣りに行った。
楽しかった想いは、あまりなく、
かと言って、つまらなかったという記憶も薄い。
”そんなもんだ”っていう日常。

俺自身、たいして釣りに興味があるわけでもなく、
”少年の嗜みの一つ”として、知っておいたほうが良いかな
っていう意図で、息子と出かけました。

土曜日の午後は道場で自主トレと、20年前から決まっているのですが、
釣りの話を息子にしたら、
今、直ぐに行きたいという感じで、
昼飯を喰ったら、即、海へ行くことに。

投げ釣りで、キス狙いなんですが、
普通、朝、早い時間か、夕方以降ですよね。
晴天の午後１時に釣られるお魚なんていませんよ。

１時から４時まで粘って、一匹も釣れず。
現実、そんなもんです。

釣りに対する僕のイメージは、
”あきらめてしまった人”。

釣り愛好家の方には、大変、失礼なのですが、
バリバリに体を鍛えて、仕事がんばって、金稼いで、いい女と付き合って、
って思っていた20代の頃には、選択以前の趣味でした。
何時間も、ぼーっと糸垂れて、
悪いけど、信じれん、時間の無駄って思っていました。

今、40歳になって、青い海を見ながら、ぼーっとする時間。
なかなか、よい気分です。

それでも、一匹も釣れなかったのは悔しい。
今夜、とっとと寝て、明日の早朝に再トライ。
なんか、息子も乗り気なので・・・。