今日、息子が小学校を卒業。早いものです。特に秀でた才もなく誇れる出来事もありませんでしたが、6年間、無遅刻、無欠席だったことが、まあ、多少のアレですかねえ。最近は、両親揃って卒業式に出られるご家庭も多いと聞いていますが、息子が”お父さんまで来たら、気合入りすぎと言われるから・・・”と言うので、僕は卒業式には出ず、普通に出勤です。
アルバムやら文集やらを持って帰ってきたのでペラペラと見ておりますと、子供らの投票で、『将来○○○しそうな人』というコーナーがありました。『お金持ちになりそうな人』とか、『はやく結結婚しそうな人』とか、『長生きしそうな人』等。何故か、『歴史を動かしそうな人』で息子が1位になっていました。卒業した今日に知ったのですが、彼はクラス進行委員(僕らの世代で言うと学級委員長?)をやっていたそうです。ん~、かなり意外ですね。勉強もスポーツも出来ない方で、尚且つ、親の目からみるとかなりチキンな性格に写るのですが、子供同士の時は違う顔を見せているのかもしれないです。
息子は、1999年、所謂、世紀末に生まれて、中学に入学するこの時期に、日本は未曾有の危機的状態。変化の激しい時代に生まれてきたものです。今回の大地震で価値観とか正義の概念とかが急激に変わって行くかもしれませんね。必ずしも、”○○○が出来る”とか”□□□を持っている”とかが評価されたり、又、それで幸せになれるかはわからなくなりつつある様に思います。特に奇をてらった子育てはしてきませんでしたが、ニュースと歴史番組はわりに小さい頃から見させています。子供なりに、何か考えてくれればと思いますので。根がチキンなだけに、中学校生活に対する不安が人一倍強く、今も進研ゼミの中学生版を食い入る様にチェックしてます。なんとか、ついていってくれればと思っています。