久し振りに早く帰れたので(と言っても世間様からみれば遅いのだか)、仕事帰りに息子を拾って帰宅。
そこそこのレベルの子は、部活の後、更に連盟の稽古に出て一般の大人との稽古。
帰宅はいつも9時半ぐらい。風呂入って、ジャンプ読んで寝るだけ。
中学から始めた組では、唯一、有段者で、連盟稽古に参加させてもらっている。
他は、皆、スポ少からの剣道経験者なので、実際、付いていくだけで精一杯。
でも、楽しいみたい。
車の中で、
「お前、午後の授業中なんて、もう、剣道のことしか考えてないやろう。」
というと、
「んっ・・・・・・・・・・・・、正直、当たり。」
と笑う。
面白くも無いことで結果を出すのがサラリーマンの使命ではあるが、
全く結果の出せない事が面白くて仕方が無い息子がうらやましい。
まあ、金の為でもなく、他人の評価を得る為でもなく、
世間的には全く価値の無い事に夢中になれる事が、人として至上の幸福だとは思う。